波動機リアニメイト
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*[[メインデッキ]]60枚中なんと49枚が[[サイクリング]]カード。 | *[[メインデッキ]]60枚中なんと49枚が[[サイクリング]]カード。 | ||
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*[[サイドボード]]にはさまざまなカードが入っているが、[[青]]対策が若干多め。 | *[[サイドボード]]にはさまざまなカードが入っているが、[[青]]対策が若干多め。 | ||
*[[再入植/Repopulate]]は[[ミラーマッチ]]の場合を含む[[生ける屍/Living Death]]対策だろうか(当時は[[スタック]]ルール導入前)。 | *[[再入植/Repopulate]]は[[ミラーマッチ]]の場合を含む[[生ける屍/Living Death]]対策だろうか(当時は[[スタック]]ルール導入前)。 | ||
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2013年4月13日 (土) 15:30時点における最新版
波動機リアニメイト(Fluctuator Reanimate)は、ウルザ・ブロック発祥のコンボデッキ。波動機/Fluctuatorにより、サイクリング持ちのクリーチャーを大量に墓地に送ると同時にキーカードを引き入れる。その後、生ける屍/Living Deathを唱え、墓地のクリーチャーを展開し勝負を決める。別名サイクリングデス(Cycling Death)。
Living Death / 生ける屍 (3)(黒)(黒)
ソーサリー
ソーサリー
各プレイヤーは、自分の墓地にあるすべてのクリーチャー・カードを追放する。その後自分がコントロールするすべてのクリーチャーを生け贄に捧げる。その後自分がこれにより追放したすべてのカードを戦場に出す。
ウルザ・ブロックのサイクリングはすべて起動コストが不特定2マナなので、波動機をコントロールしていると、0マナでライブラリーを掘り進めることができた。サイクリングカードが大量に入っているため波動機を引き当てやすく、また波動機そのものが軽いため、安定性や速度の点でも優良。
サイクリングの元々のコンセプトが崩れるような意味もあり、当時のスタンダードで波動機は禁止カードになった。
- エクステンデッドでは生ける屍の代わりに惨劇の記憶/Haunting Miseryを使う。こちらの方が軽く、また1ターン待たなくて済む分使い勝手がよい。このタイプをサイクリング・ツアーと呼ぶ。
[編集] サンプルレシピ
メインデッキ (60) | サイドボード | ||
---|---|---|---|
クリーチャー (21) | 2 | フェアリーの大群/Cloud of Faeries | |
2 | フェアリーの大群/Cloud of Faeries | 1 | 優雅の信奉者/Disciple of Grace |
3 | 法の信奉者/Disciple of Law | 1 | 法の信奉者/Disciple of Law |
4 | ふくれたヒキガエル/Bloated Toad | 4 | 防御の光網/Defense Grid |
4 | 闇番のエルフ/Darkwatch Elves | 2 | 再入植/Repopulate |
4 | ペンドレルのドレイク/Pendrell Drake | 2 | 排除/Clear |
4 | 砂州の大海蛇/Sandbar Serpent | 1 | スクラップ/Scrap |
呪文 (15) | 2 | 沸騰/Boil | |
2 | 水蓮の花びら/Lotus Petal | ||
4 | 波動機/Fluctuator | ||
2 | 生ける屍/Living Death | ||
3 | 暗黒の儀式/Dark Ritual | ||
2 | 排除/Clear | ||
2 | スクラップ/Scrap | ||
土地 (24) | |||
4 | 漂う牧草地/Drifting Meadow | ||
4 | 離れ島/Remote Isle | ||
4 | 汚染されたぬかるみ/Polluted Mire | ||
4 | 滑りやすいカルスト/Slippery Karst | ||
4 | 薄煙の火口/Smoldering Crater | ||
4 | 枯渇地帯/Blasted Landscape |
- メインデッキ60枚中なんと49枚がサイクリングカード。
- 土地は当時のサイクリングランドがフル投入されており、基本土地は1枚も入っていない。
- サイドボードにはさまざまなカードが入っているが、青対策が若干多め。
- 再入植/Repopulateはミラーマッチの場合を含む生ける屍/Living Death対策だろうか(当時はスタックルール導入前)。