身を焦がす怒り/Blind Fury
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+ | *[[Magic Online]]で[[ミラージュ]]がサポートされる[[2005年]]10月より、[[オラクル]]が変更されて「[[戦闘ダメージ・ステップ]]より前にしか[[唱える|唱え]]られない」というタイミング制限がつけられていた。しかし[[2014年]]1月にこの制限が取り除かれた。 | ||
+ | **2005年当時の[[総合ルール|ルール]]では[[戦闘ダメージ]]の[[割り振る|割り振り]]が[[スタック]]に置かれていたのがオラクル変更の原因。戦闘ダメージを割り振った後に唱えることで、トランプルを失わせる効果が意味をなさなかった。戦闘ダメージの割り振りルールの変更によりこの問題が解消されたため、元に戻されることになった。 | ||
+ | *クリーチャー同士を直接殴り合わせるかのような[[赤]]のカードは各種あるが、これの「トランプルを失わせる能力」は赤に似つかわしいものではない。しかしこの一文が無ければ、当時のルールでは2倍にした後のダメージがプレイヤーに抜けてしまうので、クリーチャー同士のみ大ダメージを与え合う、というコンセプトから外れてしまうのである。 | ||
+ | **[[神々の軍勢]]で、トランプルを失わせる赤のカードである[[攻撃の元型/Archetype of Aggression]]が登場している。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
− | *[[ | + | *[[カード個別評価:ミラージュ]] - [[アンコモン]] |
2014年2月9日 (日) 22:22時点における最新版
Blind Fury / 身を焦がす怒り (2)(赤)(赤)
インスタント
インスタント
すべてのクリーチャーは、ターン終了時までトランプルを失う。
このターン、クリーチャーが戦闘ダメージをクリーチャーに与える場合、代わりにそれはそのクリーチャーに2倍のダメージを与える。
クリーチャーへの戦闘ダメージを倍にするインスタント。ブロックした方も、ブロックされた方もただでは済まないだろう。
ブロックするクリーチャーを自分で選べる、防御側のときに使う方が有効に使える。トランプルも失うので、ブロックさえできれば、プレイヤーにダメージは通らない。
面白い効果ではあるがダブルシンボルの4マナは重過ぎる。これを入れるくらいなら、火力呪文の1枚でも入れて除去を行ったほうが良いだろう。
あえて使うとすれば、小型クリーチャーの(できればパワー2を越えるくらいの)クリーチャーを多用するようなウィニー系デッキでの中盤以降用の武器、といったところだろうか。どうせブロックされれば死んでしまうようなクリーチャーたちも、これを使えば並みのブロッカーとは相打ちになってくれるだろう。
- Magic Onlineでミラージュがサポートされる2005年10月より、オラクルが変更されて「戦闘ダメージ・ステップより前にしか唱えられない」というタイミング制限がつけられていた。しかし2014年1月にこの制限が取り除かれた。
- クリーチャー同士を直接殴り合わせるかのような赤のカードは各種あるが、これの「トランプルを失わせる能力」は赤に似つかわしいものではない。しかしこの一文が無ければ、当時のルールでは2倍にした後のダメージがプレイヤーに抜けてしまうので、クリーチャー同士のみ大ダメージを与え合う、というコンセプトから外れてしまうのである。
- 神々の軍勢で、トランプルを失わせる赤のカードである攻撃の元型/Archetype of Aggressionが登場している。