融合

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(FAQの訳に従って一度は「融合された分割呪文」としましたが、CRの訳では「融合した分割呪文」となっているため、そちらに戻します。)
22行: 22行:
 
ドラゴンの迷路では、それぞれの半分が[[単色]]で、合わせると各[[ギルド/Guild]]の[[色]]となる「単色+単色」の融合分割カード10枚と、片方が[[ラヴニカへの回帰]]で登場したギルドの色で、もう片方が[[ギルド門侵犯]]で登場したギルドの色となる「2色+2色」の融合分割カード5枚が登場した。
 
ドラゴンの迷路では、それぞれの半分が[[単色]]で、合わせると各[[ギルド/Guild]]の[[色]]となる「単色+単色」の融合分割カード10枚と、片方が[[ラヴニカへの回帰]]で登場したギルドの色で、もう片方が[[ギルド門侵犯]]で登場したギルドの色となる「2色+2色」の融合分割カード5枚が登場した。
  
*日本語版の[[注釈文]]はやや分かりにくいが、特に[[誤訳/名訳|誤訳]]というわけではない。「片方の半分」は「右側か左側のさらに半分」ではなく「右側か左側のうちの片方」という意味であり、「両方の半分」は「右側と左側の両方」という意味である。
+
*日本語版の[[注釈文]]はやや分かりにくいが、特に[[誤訳/名訳|誤訳]]というわけではない。「片方の半分」は「右側か左側のさらに半分」ではなく「右側か左側のうちの片方」という意味であり、「両方の半分」は「右側と左側の両方」という意味である。「半分」を「分割されている一方のカード」と考えるとわかりやすい。
 
*大きな[[コスト]]を[[支払う|支払えば]]2つの効果を得られるという点で、[[双呪]]に似ている。
 
*大きな[[コスト]]を[[支払う|支払えば]]2つの効果を得られるという点で、[[双呪]]に似ている。
  

2014年3月23日 (日) 13:15時点における版

融合/Fuse
種別 常在型能力
登場セット ドラゴンの迷路
CR CR:702.102

融合(ゆうごう)/Fuse は、ドラゴンの迷路で登場したキーワード能力分割カードが持つ、それが手札にある時に働く常在型能力である。


Toil / 労苦 (2)(黒)
ソーサリー

プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを2枚引き、2点のライフを失う。
融合(あなたはこのカードの片方の半分または両方の半分をあなたの手札から唱えてもよい。)

Trouble / 苦難 (2)(赤)
ソーサリー

プレイヤー1人を対象とする。苦難はそのプレイヤーに、そのプレイヤーの手札にあるカードの枚数に等しい点数のダメージを与える。
融合(あなたはこのカードの片方の半分または両方の半分をあなたの手札から唱えてもよい。)


定義

融合/Fuse を持つ分割カードをあなたが手札から唱える場合、あなたはその片方ではなく両方を唱えることを選んでもよい。そうした場合、それは融合した分割呪文/fused split spellとなる。この選択は、融合を持つ分割カードをスタックに置く前に行われる。

融合した分割呪文は点数で見たマナ・コストを除き、特性をそれぞれ2つ併せ持つ。その点数で見たマナ・コストは、両方の点数で見たマナ・コストを足した数となる。

融合した分割呪文の解決は、その左側の半分のルール文章から行う。

解説

分割カードの2つの呪文を1つにして唱える能力。多くの融合分割カードは2つの効果シナジーを形成するようになっており、融合で唱えることで高い効果を得られる。

ドラゴンの迷路では、それぞれの半分が単色で、合わせると各ギルド/Guildとなる「単色+単色」の融合分割カード10枚と、片方がラヴニカへの回帰で登場したギルドの色で、もう片方がギルド門侵犯で登場したギルドの色となる「2色+2色」の融合分割カード5枚が登場した。

  • 日本語版の注釈文はやや分かりにくいが、特に誤訳というわけではない。「片方の半分」は「右側か左側のさらに半分」ではなく「右側か左側のうちの片方」という意味であり、「両方の半分」は「右側と左側の両方」という意味である。「半分」を「分割されている一方のカード」と考えるとわかりやすい。
  • 大きなコスト支払えば2つの効果を得られるという点で、双呪に似ている。

ルール

  • 「融合を持つ分割カードを唱える時のルール」および「スタック上の融合した分割呪文に関するルール」以外のルールに関しては分割カードを参照。
  • 手札以外からでは、融合した分割呪文として唱えることはできない。
  • 融合した分割呪文の支払うべき総コストは、両方のマナ・コストを合わせたものとなる。
    • これは代替コストではない。手札からマナ・コストを支払うことなく唱える効果で、融合した分割呪文を唱えてもよい。
  • 融合した分割呪文の右側と左側がそれぞれ対象を取る場合、それらの対象は同じものを選んでもよい。
  • スタック上の融合した分割呪文は、各特性を2つずつ持つだけの1つの呪文である。右側と左側がそれぞれ別の呪文としてスタックに存在するわけではない。
  • それぞれの半分が単色で、かつ右側と左側の色が異なる場合、融合した分割呪文は2つの色を持つことになるため、多色の呪文となる。
  • 融合を持つ分割カードを唱える時に、そのどちらか片方のカード名の呪文を唱えることが禁止されていた場合、それを融合した分割呪文として唱えることはできない。禁止されていない一方のみを唱えることはできる。

参考

引用:総合ルール 20231117.0

MOBILE