マンガラの祝福/Mangara's Blessing
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(整理) |
|||
(1人の利用者による、間の1版が非表示) | |||
10行: | 10行: | ||
[[アイスエイジ・ブロック]]~[[テンペスト・ブロック]]の[[スタンダード]]では、[[第4版]]が退場するまでの[[惑乱の死霊/Hypnotic Specter]]以外に有力な手札破壊がほとんどなかったことが、これが使われなかった最大の原因であろう(手札がこれのみなら惑乱の死霊を完封できるとはいえ、主流でない手札破壊対策に[[スロット]]を割く余裕はない)。 | [[アイスエイジ・ブロック]]~[[テンペスト・ブロック]]の[[スタンダード]]では、[[第4版]]が退場するまでの[[惑乱の死霊/Hypnotic Specter]]以外に有力な手札破壊がほとんどなかったことが、これが使われなかった最大の原因であろう(手札がこれのみなら惑乱の死霊を完封できるとはいえ、主流でない手札破壊対策に[[スロット]]を割く余裕はない)。 | ||
− | [[エクステンデッド]]では環境制定時から惑乱の死霊が[[禁止カード]]に設定されており、[[Hymn to Tourach]]対策としては[[ボードコントロール]]能力の高い[[呪われた巻物/Cursed Scroll]]の方が重宝された。 | + | [[エクステンデッド]]では環境制定時から惑乱の死霊が[[禁止カード]]に設定されており、[[トーラックへの賛歌/Hymn to Tourach]]対策としては[[ボードコントロール]]能力の高い[[呪われた巻物/Cursed Scroll]]の方が重宝された。 |
その後[[ウルザズ・サーガ]]で登場した[[強迫/Duress]]が手札破壊の主流になるとますます立場がなくなってしまった。 | その後[[ウルザズ・サーガ]]で登場した[[強迫/Duress]]が手札破壊の主流になるとますます立場がなくなってしまった。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[マンガラ/Mangara]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | *[[マンガラ/Mangara]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | ||
+ | *[[手札破壊対策カード]] | ||
*[[カード個別評価:ミラージュ]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:ミラージュ]] - [[アンコモン]] |
2016年5月28日 (土) 23:24時点における最新版
Mangara's Blessing / マンガラの祝福 (2)(白)
インスタント
インスタント
あなたは5点のライフを得る。
対戦相手がコントロールする呪文や能力によって、あなたがマンガラの祝福を捨てさせられたとき、あなたは2点のライフを得るとともに、次の終了ステップの開始時にあなたの墓地にあるマンガラの祝福をあなたの手札に戻す。
手札破壊対策カード。捨てさせられても自動的に回収されるために実質的に捨てさせられることがない上に、わずかながらライフ回復までできてしまう。「こちらが選んで捨てられる」タイプの手札破壊に対しては劇的な効果といえる。
対戦相手に手札破壊がなくても、5ライフ回復呪文として使えるので、とりあえずは無駄にならないのも悪くない。
ただ、ライフ回復自体があまりデッキに採用されないため、これもあまり使われなかった(赤のゲリラ戦術/Guerrilla Tacticsと異なり、直接的な除去・勝利につながらないのはつらい)。
- 墓地から手札に戻す効果は、あくまで「相手によって捨てさせられた、このカード1枚」だけにのみ起きる。自分から捨てたものは回収できないし、墓地にある同名カードを一緒に戻すということもできない。
- 逆に戻す効果自体は強制なので、条件を満たせば戻したくなくても戻ってしまう。
[編集] 利用
アイスエイジ・ブロック~テンペスト・ブロックのスタンダードでは、第4版が退場するまでの惑乱の死霊/Hypnotic Specter以外に有力な手札破壊がほとんどなかったことが、これが使われなかった最大の原因であろう(手札がこれのみなら惑乱の死霊を完封できるとはいえ、主流でない手札破壊対策にスロットを割く余裕はない)。
エクステンデッドでは環境制定時から惑乱の死霊が禁止カードに設定されており、トーラックへの賛歌/Hymn to Tourach対策としてはボードコントロール能力の高い呪われた巻物/Cursed Scrollの方が重宝された。
その後ウルザズ・サーガで登場した強迫/Duressが手札破壊の主流になるとますます立場がなくなってしまった。