5CG
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[[宝石鉱山/Gemstone Mine]]、[[真鍮の都/City of Brass]]、[[知られざる楽園/Undiscovered Paradise]]などの[[特殊地形]]に加え、[[エルフ]]、[[極楽鳥/Birds of Paradise]]と[[クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger]]によってマナを供給する。多くのキーカードが[[ビジョンズ]]初出。 | [[宝石鉱山/Gemstone Mine]]、[[真鍮の都/City of Brass]]、[[知られざる楽園/Undiscovered Paradise]]などの[[特殊地形]]に加え、[[エルフ]]、[[極楽鳥/Birds of Paradise]]と[[クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger]]によってマナを供給する。多くのキーカードが[[ビジョンズ]]初出。 | ||
− | 赤の[[火力]]、黒の[[除去]]、青の[[カウンター]]、白の[[解呪/Disenchant]]で弱点を補うところは[[5CB]]と共通だが、こちらは[[ハルマゲドン/Armageddon]]か[[冬の宝珠/Winter Orb]]で[[マナ拘束]] | + | 赤の[[火力]]、黒の[[除去]]、青の[[カウンター]]、白の[[解呪/Disenchant]]で弱点を補うところは[[5CB]]と共通だが、こちらは[[ハルマゲドン/Armageddon]]か[[冬の宝珠/Winter Orb]]で[[マナ拘束]]するのが特徴。フィニッシャーには[[マロー/Maro]]や[[ルアゴイフ/Lhurgoyf]]、[[デレロー/Derelor]]などが使われた。[[多色]]でありながら20枚を切る土地でも十分回っていた。 |
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**1997年全米選手権フロリダ地区大会 優勝 | **1997年全米選手権フロリダ地区大会 優勝 | ||
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*5CGの原型と言われていて、このデッキがネットで配布されたため、さまざまなバージョンが生まれた。 | *5CGの原型と言われていて、このデッキがネットで配布されたため、さまざまなバージョンが生まれた。 | ||
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− | [[貿易風ライダー/Tradewind Rider]]の登場で、貿易風ライダーと[[ハルマゲドン/Armageddon]]で[[ロック]]するマナ・オーバーロード型が流行り、[[The Finals97|Finals]] | + | [[貿易風ライダー/Tradewind Rider]]の登場で、貿易風ライダーと[[ハルマゲドン/Armageddon]]で[[ロック]]するマナ・オーバーロード型が流行り、[[The Finals97|Finals]]の上位を占めた。初期型とは動きがガラリと変わって、[[コントロール]]デッキになっている。 |
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*同じく5CGの名を冠したデッキに[[スリヴァー5CG]]があったが中身は全くの別物。 | *同じく5CGの名を冠したデッキに[[スリヴァー5CG]]があったが中身は全くの別物。 | ||
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*備考 | *備考 | ||
**[[The Finals97]] 優勝 | **[[The Finals97]] 優勝 | ||
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*デッキ提供者の[[松尾悟郎]]もほぼ同じデッキを使用しベスト4に入った。 | *デッキ提供者の[[松尾悟郎]]もほぼ同じデッキを使用しベスト4に入った。 | ||
− | *1枚挿しのカードが多いが[[シルバーバレット]] | + | *1枚挿しのカードが多いが[[シルバーバレット]]戦略とは無関係である。それだけ5CGのチューニングが難しいことを物語っている。 |
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==参考== | ==参考== | ||
*[[デッキ集]] | *[[デッキ集]] |
2008年5月10日 (土) 13:29時点における版
5CGは、五色緑(5 Color Green)、もしくは五色緑単(5 Color mono Green)の略。緑のカードにより多色のマナを揃え、各色の優秀な呪文をプレイできるようにした、汎用性の高いデッキ。特にサイドボードの多色化による弱点の少なさが売り物。
目次 |
概要
クリーチャー — エルフ(Elf) レインジャー(Ranger)
あなたがコントロールする森(Forest)1つをオーナーの手札に戻す:クリーチャー1体を対象とし、それをアンタップする。毎ターン1回のみ起動できる。
1/1土地
(T):好きな色1色のマナ1点を加える。あなたの次のアンタップ・ステップに、あなたがあなたのパーマネントをアンタップするに際し、知られざる楽園をオーナーの手札に戻す。
元々はアイスエイジ・ブロック〜ミラージュ・ブロック期のスタンダードにおいて誕生したデッキだが、テンペスト環境への移行に際し、使えなくなるカードがほとんどないことから全世界で流行した。
ただし各色の優秀な呪文を取り揃えた結果、解呪/Disenchantなどの対処カードが各1-3枚と乏しく、また、カード・アドバンテージを取りにくい構成となっている。
農芸師ギルドの魔道士/Granger Guildmageやクウィリーオン・レインジャー/Quirion Rangerなどのタフネス1のクリーチャーに序盤を頼っているので、バーンや神の怒り/Wrath of Godに滅法弱い。
スタンダード(アライアンス+ミラージュ・ブロック期)
宝石鉱山/Gemstone Mine、真鍮の都/City of Brass、知られざる楽園/Undiscovered Paradiseなどの特殊地形に加え、エルフ、極楽鳥/Birds of Paradiseとクウィリーオン・レインジャー/Quirion Rangerによってマナを供給する。多くのキーカードがビジョンズ初出。
赤の火力、黒の除去、青のカウンター、白の解呪/Disenchantで弱点を補うところは5CBと共通だが、こちらはハルマゲドン/Armageddonか冬の宝珠/Winter Orbでマナ拘束するのが特徴。フィニッシャーにはマロー/Maroやルアゴイフ/Lhurgoyf、デレロー/Derelorなどが使われた。多色でありながら20枚を切る土地でも十分回っていた。
サンプルレシピ
メインデッキ | サイドボード | ||
---|---|---|---|
クリーチャー (26) | 1 | 解呪/Disenchant | |
4 | 農芸師ギルドの魔道士/Granger Guildmage | 2 | 憂鬱/Gloom |
4 | 極楽鳥/Birds of Paradise | 2 | 恐怖/Terror |
4 | クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger | 2 | サイムーン/Simoon |
4 | リバー・ボア/River Boa | 4 | 紅蓮破/Pyroblast |
1 | カルー・ミーアキャット/Karoo Meerkat | 4 | 水流破/Hydroblast |
4 | 疾風のデルヴィッシュ/Whirling Dervish | ||
2 | ジョルレイルのケンタウルス/Jolrael's Centaur | ||
3 | マロー/Maro | ||
呪文 (18) | |||
4 | 火葬/Incinerate | ||
2 | 恐怖/Terror | ||
4 | Arcane Denial | ||
2 | 解呪/Disenchant | ||
1 | ハルマゲドン/Armageddon | ||
2 | 茨の鎧/Armor of Thorns | ||
3 | 冬の宝珠/Winter Orb | ||
土地 (16) | |||
9 | 森/Forest | ||
3 | 真鍮の都/City of Brass | ||
4 | 知られざる楽園/Undiscovered Paradise |
- ウェザーライトの前なので宝石鉱山/Gemstone Mineは入っていない。
- 5CGの原型と言われていて、このデッキがネットで配布されたため、さまざまなバージョンが生まれた。
スタンダード(ミラージュ・ブロック+テンペスト期)
貿易風ライダー/Tradewind Riderの登場で、貿易風ライダーとハルマゲドン/Armageddonでロックするマナ・オーバーロード型が流行り、Finalsの上位を占めた。初期型とは動きがガラリと変わって、コントロールデッキになっている。
- 同じく5CGの名を冠したデッキにスリヴァー5CGがあったが中身は全くの別物。
サンプルレシピ(マナ・オーバーロード型)
- 備考
- The Finals97 優勝
- 使用者:塚本俊樹
- フォーマット:スタンダード(第5版+ミラージュ・ブロック+テンペスト)