侵略の代償/Toll of the Invasion
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2019年7月7日 (日) 15:59時点における版
ソーサリー
対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札を公開する。あなたはその中から土地でないカード1枚を選ぶ。そのプレイヤーはそのカードを捨てる。
ゾンビ動員1を行う。(あなたがコントロールしている軍団(Army)1体の上に+1/+1カウンター1個を置く。それはゾンビ(Zombie)でもある。あなたが軍団をコントロールしていないなら、その前に、黒の0/0のゾンビ・軍団クリーチャー・トークン1体を生成する。)
強要/Coercionの亜種で、土地を落とせない代わりに動員がついている。
手札破壊呪文の弱点である、戦場に影響を与えないことによるテンポロスや、ブロッカーの不在を動員で補うことができるため、3マナを超える手札破壊呪文としては痒いところに手が届く良デザインのカード。通常の手札破壊と違い、対戦相手に手札が無くてもとりあえず動員のために唱えることができるため、完全に腐ることがないのも嬉しい。
強迫/Duressでは落とせないクリーチャーが落とせる汎用性は魅力的で、特に永遠神のような戦場では対処できない危険なものを狙って落としに行けるのが強み。相手にクリーチャーが少なく抜去/Divestを採用しづらい、かといって強迫では落とせない危険なクリーチャーもいる、というような環境では力になるだろう。
近い効果で競合するカードとしては、泥棒ネズミ/Burglar Ratと思考消去/Thought Erasureが挙げられる。泥棒ネズミは1マナ軽いが選択権は相手にあり、思考消去も1マナ軽いものの多色カードゆえ色拘束が厳しい。差別化はされているので、どれを使うかはデッキ次第であろう。
リミテッドでは相手のハンド・アドバンテージを奪いながら自分のボード・アドバンテージを稼げるカードは強力であり、主力級のカードである。