アウグスティン四世大判事/Grand Arbiter Augustin IV
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− | [[アゾリウス評議会/The Azorius Senate|アゾリウス評議会]] | + | [[アゾリウス評議会/The Azorius Senate|アゾリウス評議会]]の盲目の大判事。[[あなた|自分]]の[[呪文]]を[[軽い|軽く]]、[[対戦相手]]の呪文を[[重い|重く]]する。 |
− | [[真珠の大メダル/Pearl Medallion]]+[[サファイアの大メダル/Sapphire Medallion]] | + | [[真珠の大メダル/Pearl Medallion]]+[[サファイアの大メダル/Sapphire Medallion]]+対戦相手だけ[[抵抗の宝球/Sphere of Resistance]]という3つの[[能力]]が一まとめ。[[伝説のクリーチャー]]のため複数並べられず、4[[マナ]]2/3と[[P/T]]も平凡だが、それを考慮しても十分に高性能である。[[土地]]2枚分以上の[[テンポ・アドバンテージ]]を稼ぐ計算で、[[戦場に出る|戦場に出た]]瞬間にも大幅に、その後もジワジワと[[アドバンテージ]]を拡大して行く。 |
− | ただ、前述の[[アーティファクト]]群と違って[[クリーチャー]]であるため、[[神の怒り/Wrath of God]]と併用する場合にちょっとした[[ | + | ただ、前述の[[アーティファクト]]群と違って[[クリーチャー]]であるため、[[青白コントロール]]などのデッキには必須と言えるほどの頻度で採用される[[神の怒り/Wrath of God]]と併用する場合にちょっとした[[ディスシナジー]]がある。とは言えそのディスシナジーも[[プレイング]]でカバーできる範囲であり、青白コントロールと相性がよいのはこのカードも同じ。[[神の怒り/Wrath of God]]による[[リセット]]の後の[[戦場]]を支配するための[[カード]]として、(当然、神の怒りも目一杯採用された)典型的な青白コントロールに採用された実績がある。 |
− | + | [[統率者戦]]においては非常に「悪名高い」カード。全ての対戦相手への課税能力と自分だけが呪文を連発できることから非常に[[ヘイト]]を買いやすい。[[多人数戦]]においてはいくらこちらの呪文が軽くなるといっても複数の対戦相手に対応することになるためアドバンテージを失う結果となってしまい、真っ先に[[敗北]]することもしばしば。このようなことから、統率者戦初心者にヘイトの概念を説明するカードとしてよく用いられる。 | |
− | *[[青]]と[[白]] | + | *[[青]]と[[白]]を含む[[多色カード]]は二重に恩恵を受け、[[コスト]]が(2)軽くなる。これは、[[文章欄]]の各段落は独立した能力だからである。[[嵐景学院の使い魔/Stormscape Familiar|使い魔]]との表記の違いに注意。 |
*[[絵描きの召使い/Painter's Servant]]がいれば、さながら[[エーテリウムの彫刻家/Etherium Sculptor]]のように[[無色]][[アーティファクト]]のコストも減らせる。 | *[[絵描きの召使い/Painter's Servant]]がいれば、さながら[[エーテリウムの彫刻家/Etherium Sculptor]]のように[[無色]][[アーティファクト]]のコストも減らせる。 | ||
+ | *[[ダブルマスターズ2022]]の[[ボーダーレス]]版{{Gatherer|id=573266}}は[[魂誓いの陪審/Soulsworn Jury]]({{Gatherer|id=123451}})の構図を少し変えたような形になっている。 | ||
+ | *「[[Wikipedia:ja:Fallout シリーズ|Fallout]]」との[[ユニバースビヨンド]]での[[別名]]は'''Vault Boy, Cap Collector'''。 | ||
==関連カード== | ==関連カード== | ||
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==参考== | ==参考== | ||
*[[アゾリウス評議会/The Azorius Senate]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | *[[アゾリウス評議会/The Azorius Senate]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | ||
+ | *[[コスト減少カード]] | ||
+ | *[[コスト増加カード]] | ||
*[[カード個別評価:ディセンション]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:ディセンション]] - [[レア]] | ||
+ | *[[カード個別評価:ダブルマスターズ2022]] - [[レア]] | ||
+ | *[[カード個別評価:Modern Masters]] - [[レア]] | ||
+ | *[[Secret Lair Drop Series/2024年#Secret Lair x Fallout®: Vault Boy|Secret Lair Drop Series: Secret Lair x Fallout®: Vault Boy]] |
2024年4月10日 (水) 13:46時点における最新版
伝説のクリーチャー — 人間(Human) アドバイザー(Advisor)
あなたが唱える白の呪文は、それを唱えるためのコストが(1)少なくなる。
あなたが唱える青の呪文は、それを唱えるためのコストが(1)少なくなる。
対戦相手が唱える呪文は、それを唱えるためのコストが(1)多くなる。
アゾリウス評議会の盲目の大判事。自分の呪文を軽く、対戦相手の呪文を重くする。
真珠の大メダル/Pearl Medallion+サファイアの大メダル/Sapphire Medallion+対戦相手だけ抵抗の宝球/Sphere of Resistanceという3つの能力が一まとめ。伝説のクリーチャーのため複数並べられず、4マナ2/3とP/Tも平凡だが、それを考慮しても十分に高性能である。土地2枚分以上のテンポ・アドバンテージを稼ぐ計算で、戦場に出た瞬間にも大幅に、その後もジワジワとアドバンテージを拡大して行く。
ただ、前述のアーティファクト群と違ってクリーチャーであるため、青白コントロールなどのデッキには必須と言えるほどの頻度で採用される神の怒り/Wrath of Godと併用する場合にちょっとしたディスシナジーがある。とは言えそのディスシナジーもプレイングでカバーできる範囲であり、青白コントロールと相性がよいのはこのカードも同じ。神の怒り/Wrath of Godによるリセットの後の戦場を支配するためのカードとして、(当然、神の怒りも目一杯採用された)典型的な青白コントロールに採用された実績がある。
統率者戦においては非常に「悪名高い」カード。全ての対戦相手への課税能力と自分だけが呪文を連発できることから非常にヘイトを買いやすい。多人数戦においてはいくらこちらの呪文が軽くなるといっても複数の対戦相手に対応することになるためアドバンテージを失う結果となってしまい、真っ先に敗北することもしばしば。このようなことから、統率者戦初心者にヘイトの概念を説明するカードとしてよく用いられる。
- 青と白を含む多色カードは二重に恩恵を受け、コストが(2)軽くなる。これは、文章欄の各段落は独立した能力だからである。使い魔との表記の違いに注意。
- 絵描きの召使い/Painter's Servantがいれば、さながらエーテリウムの彫刻家/Etherium Sculptorのように無色アーティファクトのコストも減らせる。
- ダブルマスターズ2022のボーダーレス版イラストは魂誓いの陪審/Soulsworn Jury(イラスト)の構図を少し変えたような形になっている。
- 「Fallout」とのユニバースビヨンドでの別名はVault Boy, Cap Collector。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
ラヴニカ・ブロックの、ギルドの色のマナを1つずつ含む伝説のクリーチャーのサイクル。ギルドの持つ2つの色を参照する能力を持つ。
子分(Henchmen)、ギルドの勇者(Guild Champion)、Guild Lieutenantなどのサイクル名で呼ばれ、ギルドの補佐的な役割の人物が多い。中にはギルド指導者もいる。
- ウォジェクの古参兵、アグルス・コス/Agrus Kos, Wojek Veteran
- トルシミール・ウルフブラッド/Tolsimir Wolfblood
- ゴルガリの女王、サヴラ/Savra, Queen of the Golgari
- ディミーアの脳外科医、シアクー/Circu, Dimir Lobotomist
- アウグスティン四世大判事/Grand Arbiter Augustin IV
- 血の魔女リゾルダ/Lyzolda, the Blood Witch
- シミックの幻想家、モミール・ヴィグ/Momir Vig, Simic Visionary