ヨーティアの兵/Yotian Soldier

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[[警戒]]を持った高[[タフネス]]の[[アーティファクト・クリーチャー]]。
 
[[警戒]]を持った高[[タフネス]]の[[アーティファクト・クリーチャー]]。
  
[[パワー]]は低いが、警戒を持つので[[攻撃]]しておいても[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]要員は減らない。アーティファクト・クリーチャーとしては悪くない[[コスト・パフォーマンス]]
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[[パワー]]は低いが、警戒を持つので[[攻撃]]しておいても[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]要員は減らない。アーティファクト・クリーチャーとしての[[コスト・パフォーマンス]][[アンティキティー]]初出時の基準では非常によく、のちに[[再録]]された[[ミラディン]]の基準でも決して悪くはない。
  
[[ミラディン・ブロック]]における[[リミテッド]]では基本[[カード]]とされる。パワーの低さも、[[環境]]に多数存在する[[装備品]]で補うことができた。特に[[ヴァルショクの篭手/Vulshok Gauntlets]]との組み合わせは素晴らしい。
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[[構築]]での採用にも耐える性能であり、例えば[[Mark Rosewater]]は当時の記憶として「(自力で3/3の[[ブロッカー]]になれる)[[ミシュラの工廠/Mishra's Factory]]への解答だった」「[[フォールン・エンパイア]][[Order of the Ebon Hand]]や[[Order of Leitbur]]に強く、よく採用されていた」と述べている<ref>[https://media.wizards.com/2020/podcasts/magic/drivetowork791_antiquitiespart2_Uswo87Ss.mp3 Drive to Work #791 – Antiquities, Part 2](ポッドキャスト [[2020年]]11月13日)</ref>。[[第4版]][[再録]]時にも[[恐怖/Terror]]が効かずに[[稲妻/Lightning Bolt]]に耐え、[[プロテクション]]持ちの[[騎士]]対策としても優秀な点を買われて用いられることも多かった。もっともミラディン再録時にはパワー不足のため見向きもされなかった。
  
[[構築]]では、[[第4版]][[再録]]時は[[恐怖/Terror]]が効かずに[[稲妻/Lightning Bolt]]に耐え、[[プロテクション]]持ちの[[騎士]]対策としても優秀な点を買われて用いられることも多かったが、ミラディン再録時にはパワー不足のため見向きもされなかった。
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[[ミラディン・ブロック]]における[[リミテッド]]では基本[[カード]]とされる。パワーの低さも、[[環境]]に多数存在する[[装備品]]で補うことができた。特に[[ヴァルショクの篭手/Vulshok Gauntlets]]との組み合わせは素晴らしい。
  
*のちの[[エクソダス]]で、同じ[[点数で見たマナ・コスト]]と性能を持つ[[白]]の[[常備軍/Standing Troops]]が登場した。
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*のちの[[エクソダス]]で、同じ[[マナ総量]]と性能を持つ[[白]]の[[常備軍/Standing Troops]]が登場した。
*[[第5版]]では「アーティファクト・クリーチャーとしては低コスト」という理由で収録されなかった(Taming the Flames([[Duelist]]誌17号の記事))。
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*[[第5版]]では「アーティファクト・クリーチャーとしては低コスト」という理由で収録されなかった<ref>Taming the Flames([[Duelist]]誌17号の記事)</ref>。
*[[ヨーティア/Yotia]]という地名は、[[兄弟戦争]]の際にその舞台の一つとなった国([[ウルザ/Urza]]の項目を参照)。なぜ、その名前が異なる[[次元/Plane]]である金属世界[[ミラディン/Mirrodin]]に出てくるのか、という疑問が生まれるが、その答えは[[フレイバー・テキスト]]に書いてある。{{フレイバーテキスト|詩人は他の世界の物語の一節を夢見る。工匠は他の次元のアーティファクトの青写真を夢見る。}}
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*[[ヨーティア/Yotia]]という地名は、[[兄弟戦争/Brothers' War]]の際にその舞台の一つとなった国([[ウルザ/Urza]]の項目を参照)。なぜ、その名前が異なる[[次元/Plane]]である金属世界[[ミラディン/Mirrodin]]に出てくるのか、という疑問が生まれるが、その答えは[[フレイバー・テキスト]]に書いてある<ref>{{Wayback|20110426125935|url=http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/arcana/674|title=Yotian Soldiers}}(Arcana [[2011年]]3月24日 [[Monty Ashley]]著)</ref>。{{フレイバーテキスト|詩人は他の世界の物語の一節を夢見る。工匠は他の次元のアーティファクトの青写真を夢見る。}}
 
:*元々、Yotiaはおもちゃ(toy)の[[アナグラム]]"yot"に国をあらわす"-ia"を加えたもの。つまり「おもちゃの兵隊」の意味だった。
 
:*元々、Yotiaはおもちゃ(toy)の[[アナグラム]]"yot"に国をあらわす"-ia"を加えたもの。つまり「おもちゃの兵隊」の意味だった。
 
*ミラディンでの再録時に[[兵士]]の[[クリーチャー・タイプ]]を獲得した。
 
*ミラディンでの再録時に[[兵士]]の[[クリーチャー・タイプ]]を獲得した。
  
 
==参考==
 
==参考==
*[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/arcana/674 Yotian Soldiers] ([[WotC]]、英語)
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<references />
 
*[[ヨーティア/Yotia]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[ヨーティア/Yotia]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[カード個別評価:ミラディン]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:ミラディン]] - [[コモン]]

2024年11月17日 (日) 14:21時点における最新版


Yotian Soldier / ヨーティアの兵 (3)
アーティファクト クリーチャー — 兵士(Soldier)

警戒

1/4

警戒を持った高タフネスアーティファクト・クリーチャー

パワーは低いが、警戒を持つので攻撃しておいてもブロック要員は減らない。アーティファクト・クリーチャーとしてのコスト・パフォーマンスアンティキティー初出時の基準では非常によく、のちに再録されたミラディンの基準でも決して悪くはない。

構築での採用にも耐える性能であり、例えばMark Rosewaterは当時の記憶として「(自力で3/3のブロッカーになれる)ミシュラの工廠/Mishra's Factoryへの解答だった」「フォールン・エンパイアOrder of the Ebon HandOrder of Leitburに強く、よく採用されていた」と述べている[1]第4版再録時にも恐怖/Terrorが効かずに稲妻/Lightning Boltに耐え、プロテクション持ちの騎士対策としても優秀な点を買われて用いられることも多かった。もっともミラディン再録時にはパワー不足のため見向きもされなかった。

ミラディン・ブロックにおけるリミテッドでは基本カードとされる。パワーの低さも、環境に多数存在する装備品で補うことができた。特にヴァルショクの篭手/Vulshok Gauntletsとの組み合わせは素晴らしい。

  • 元々、Yotiaはおもちゃ(toy)のアナグラム"yot"に国をあらわす"-ia"を加えたもの。つまり「おもちゃの兵隊」の意味だった。

[編集] 参考

  1. Drive to Work #791 – Antiquities, Part 2(ポッドキャスト 2020年11月13日)
  2. Taming the Flames(Duelist誌17号の記事)
  3. Yotian Soldiers - Wayback Machine(2011年4月26日アーカイブ分)(Arcana 2011年3月24日 Monty Ashley著)
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