逆説の領域/Paradox Zone

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*モチーフは[[Wikipedia:ja:バナッハ=タルスキーのパラドックス|バナッハ=タルスキの逆説]]だろう。「球を特定の方法で分割して再構成すると、同体積の球2つにできる(さらには、いかなる有限の大きさの物体にも再構成できる)」という直観的には理解し難い定理(パラドックス)であり、[[トークン]]の[[サイズ]]が倍々になりながら増える能力で表現されている。{{Gatherer|id=518460}}でも、一体のフラクタルが分解・再構成されながらもう一体のフラクタルを生む様子が描かれている。
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:統率者2021]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:統率者2021]] - [[レア]]

2021年5月15日 (土) 02:39時点における最新版


Paradox Zone / 逆説の領域 (4)(緑)
エンチャント

逆説の領域は成長(growth)カウンター1個が置かれた状態で戦場に出る。
あなたの終了ステップの開始時に、逆説の領域の上に置かれている成長カウンターの個数を2倍にする。その後、緑青の0/0のフラクタル(Fractal)・クリーチャー・トークン1体を生成する。それの上に+1/+1カウンターX個を置く。Xは、逆説の領域の上に置かれている成長カウンターの個数に等しい。


終了ステップフラクタルトークン生成するエンチャント。生成されるトークンのサイズターン毎に倍に成長していく。

2/2→4/4→8/8→……と、3回目の終了ステップを迎える頃にはフィニッシャー級のサイズのフラクタルを生んでくれる。過去の軍勢の集結/Assemble the Legion捕食者の優位/Predatory Advantage等と比較しても頭一つ抜けたパワフルさである。

カウンターとトークンを併用するカードの例に漏れず倍増の季節/Doubling Seasonとの相性は抜群であり、戦場に出る時に成長カウンターが2つ乗り終了ステップで成長カウンターを4つ追加、生成されるトークンは倍の2体、さらに+1/+1カウンターを置く段でも倍付けされるため12/12が2体生成されることになる。次のターンには36/36が2体生成され、統率者戦の多めのライフも気にならないほどのパワーとなる。

  • モチーフはバナッハ=タルスキの逆説だろう。「球を特定の方法で分割して再構成すると、同体積の球2つにできる(さらには、いかなる有限の大きさの物体にも再構成できる)」という直観的には理解し難い定理(パラドックス)であり、トークンサイズが倍々になりながら増える能力で表現されている。イラストでも、一体のフラクタルが分解・再構成されながらもう一体のフラクタルを生む様子が描かれている。

[編集] 参考

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