ホムンクルス
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初出は[[未来予知]]の[[結ばれた奪い取り/Bonded Fetch]]。後に[[イリュージョン]]だった[[こそこそするホムンクルス/Sneaky Homunculus]]と[[かすんだホムンクルス/Hazy Homunculus]]も[[クリーチャー・タイプ#ローウィン時の大再編|クリーチャー・タイプ大再編]]で仲間になり、さらに[[コンフラックス]]で新たに[[宮廷のホムンクルス/Court Homunculus]]が加わった。以降も少しずつ数を増やしている。 | 初出は[[未来予知]]の[[結ばれた奪い取り/Bonded Fetch]]。後に[[イリュージョン]]だった[[こそこそするホムンクルス/Sneaky Homunculus]]と[[かすんだホムンクルス/Hazy Homunculus]]も[[クリーチャー・タイプ#ローウィン時の大再編|クリーチャー・タイプ大再編]]で仲間になり、さらに[[コンフラックス]]で新たに[[宮廷のホムンクルス/Court Homunculus]]が加わった。以降も少しずつ数を増やしている。 | ||
− | [[ | + | [[多色]]を含めば[[黒]]以外の各[[色]]と[[無色]]に存在するが、大半は[[青]]の[[小型クリーチャー]]である。[[マスクス・ブロック]]のホムンクルスはいずれも[[回避能力]]持ちだが、以降のホムンクルスは特に共通した[[能力]]を持たない。 |
− | ホムンクルス・[[トークン]]を[[生成]]する[[カード]]としては、[[くぐつの妖術師/Puppet Conjurer]]、[[縫い師の見習い/Stitcher's Apprentice]]が存在する。また、[[ | + | ホムンクルス・[[トークン]]を[[生成]]する[[カード]]としては、[[くぐつの妖術師/Puppet Conjurer]]、[[縫い師の見習い/Stitcher's Apprentice]]が存在する。また、[[アン・カード]]の[[どっちの手にクローン機/Handy Dandy Clone Machine]]も存在する。 |
ホムンクルスに変化させるカードとして[[ケンクのアーティフィサー/Kenku Artificer]]が存在する。 | ホムンクルスに変化させるカードとして[[ケンクのアーティフィサー/Kenku Artificer]]が存在する。 | ||
− | [[伝説の]]ホムンクルスは[[ | + | [[伝説の]]ホムンクルスは[[サンダー・ジャンクションの無法者]]現在4体存在する([http://whisper.wisdom-guild.net/search.php?supertype%5B%5D=legendary&subtype%5B%5D=Homunculus 「伝説の(Legendary)・ホムンクルス(Homunculus)」でWHISPER検索])。 |
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[[Wikipedia:ja:ホムンクルス|ホムンクルス]]とは錬金術によって生み出された人工生命体のことである。ゲーテのファウストなどを始めとして、錬金術をテーマにした創作物ではほとんどの場合登場するメジャーな存在である。 | [[Wikipedia:ja:ホムンクルス|ホムンクルス]]とは錬金術によって生み出された人工生命体のことである。ゲーテのファウストなどを始めとして、錬金術をテーマにした創作物ではほとんどの場合登場するメジャーな存在である。 | ||
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[[フレイバー・テキスト]]や[[背景世界/ストーリー用語|背景ストーリー]]に登場する名付きのホムンクルスには、[[ゲラルフ・セカーニ/Geralf Cecani|ゲラルフ/Geralf]]の助手である[[オグロール/Oglor]]や[[アゾリウス評議会/The Azorius Senate]]に仕える[[フブルスプ/Fblthp]]などがいる。 | [[フレイバー・テキスト]]や[[背景世界/ストーリー用語|背景ストーリー]]に登場する名付きのホムンクルスには、[[ゲラルフ・セカーニ/Geralf Cecani|ゲラルフ/Geralf]]の助手である[[オグロール/Oglor]]や[[アゾリウス評議会/The Azorius Senate]]に仕える[[フブルスプ/Fblthp]]などがいる。 | ||
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*ホムンクルスは外気に触れると死ぬためフラスコの中でしか生きられないとされることが多いが、これは創作物により扱いの違いが見られる。マジックにおけるホムンクルスは外気に触れても平気なのは間違いないだろう。もっとも、フラスコの外に出たら死ぬようでは[[クリーチャー]]として使い物にならないだろうから当然と言えば当然だろうか。 | *ホムンクルスは外気に触れると死ぬためフラスコの中でしか生きられないとされることが多いが、これは創作物により扱いの違いが見られる。マジックにおけるホムンクルスは外気に触れても平気なのは間違いないだろう。もっとも、フラスコの外に出たら死ぬようでは[[クリーチャー]]として使い物にならないだろうから当然と言えば当然だろうか。 | ||
**培養槽の外では生きられない脆弱な人工生命体という点では、マジック世界に存在するクリーチャー・タイプだと[[細菌]]が上記のホムンクルスのイメージに近い。 | **培養槽の外では生きられない脆弱な人工生命体という点では、マジック世界に存在するクリーチャー・タイプだと[[細菌]]が上記のホムンクルスのイメージに近い。 | ||
+ | *フブルスプの登場以降、[[知恵の目、ゼンドスプルト/Zndrsplt, Eye of Wisdom|ゼンドスプルト/Zndrsplt]]や[[嘲笑うホムンクルス/Jeering Homunculus|ミクルスド/Mklthd]]、[[またたかぬ観察者/Unblinking Observer|イェゼルクピク/Yzlkpk]]など、子音(と半母音)のみの名前のキャラクターが増えている(詳しくは[[フブルスプ/Fblthp#その他|フブルスプのその他]]を参照)。 | ||
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+ | [[エスパー/Esper]]の[[断片/Shard]]では、[[エーテリウム/Etherium]]により補強された人工生命体として登場し、青白い肌をした人間の幼児のような姿をしている({{Gatherer|id=398274}})。他の次元と同じく、ウィザードや特権階級の召使いとして使役される。 | ||
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+ | ホムンクルスにも意識や意思はあるが、創り出した者の要求を断るほど強くはない。様々な用途で使役されるが、多くは事務員・書記官・急使・あるいは変わり種の従者として働く。小さいおもちゃの[[ヴィダルケン/Vedalken]]を思わせる外見のため、ホムンクルスの近くにいるヴィダルケンは愉快でない心持ちになる<ref>[[A Planeswalker's Guide to Alara]] P58</ref>。 | ||
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+ | カプショ海/Kapsho沿岸に住むホムンクルス・ズービット/Zurbitの物語が公式記事の1つにある<ref>[https://magic.wizards.com/en/news/feature/zurbits-day-2013-07-31 Zurbit's Day]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/M14/0004407/ ズービットの日]([[2014年]]1月31日 [[Adam Lee]]著)</ref>。 | ||
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==参考== | ==参考== |
2024年11月16日 (土) 13:40時点における最新版
ホムンクルス/Homunculusは、クリーチャー・タイプの1つ。
クリーチャー — ホムンクルス(Homunculus) イリュージョン(Illusion)
こそこそするホムンクルスはパワーが2以上のクリーチャーをブロックできず、パワーが2以上のクリーチャーによってはブロックされない。
1/1アーティファクト クリーチャー — ホムンクルス(Homunculus)
宮廷のホムンクルスは、あなたが他にアーティファクトをコントロールしているかぎり+1/+1の修整を受ける。
1/1伝説のクリーチャー — ホムンクルス(Homunculus)
迷い子、フブルスプが戦場に出たとき、カードを1枚引く。これがあなたのライブラリーから戦場に出たか、あなたのライブラリーから唱えられていたなら、代わりにカードを2枚引く。
迷い子、フブルスプが呪文の対象になったとき、迷い子、フブルスプをオーナーのライブラリーに加えて切り直す。
初出は未来予知の結ばれた奪い取り/Bonded Fetch。後にイリュージョンだったこそこそするホムンクルス/Sneaky Homunculusとかすんだホムンクルス/Hazy Homunculusもクリーチャー・タイプ大再編で仲間になり、さらにコンフラックスで新たに宮廷のホムンクルス/Court Homunculusが加わった。以降も少しずつ数を増やしている。
多色を含めば黒以外の各色と無色に存在するが、大半は青の小型クリーチャーである。マスクス・ブロックのホムンクルスはいずれも回避能力持ちだが、以降のホムンクルスは特に共通した能力を持たない。
ホムンクルス・トークンを生成するカードとしては、くぐつの妖術師/Puppet Conjurer、縫い師の見習い/Stitcher's Apprenticeが存在する。また、アン・カードのどっちの手にクローン機/Handy Dandy Clone Machineも存在する。
ホムンクルスに変化させるカードとしてケンクのアーティフィサー/Kenku Artificerが存在する。
伝説のホムンクルスはサンダー・ジャンクションの無法者現在4体存在する(「伝説の(Legendary)・ホムンクルス(Homunculus)」でWHISPER検索)。
目次 |
[編集] ストーリー
ホムンクルスとは錬金術によって生み出された人工生命体のことである。ゲーテのファウストなどを始めとして、錬金術をテーマにした創作物ではほとんどの場合登場するメジャーな存在である。
マジック:ザ・ギャザリングにおけるホムンクルスの多くは人間/Humanの膝丈ほどの身長で大きな単眼という外見的特長を持っており(イラスト)、使い魔のようにウィザードに使役されていることが多い。
フレイバー・テキストや背景ストーリーに登場する名付きのホムンクルスには、ゲラルフ/Geralfの助手であるオグロール/Oglorやアゾリウス評議会/The Azorius Senateに仕えるフブルスプ/Fblthpなどがいる。
- ホムンクルスは外気に触れると死ぬためフラスコの中でしか生きられないとされることが多いが、これは創作物により扱いの違いが見られる。マジックにおけるホムンクルスは外気に触れても平気なのは間違いないだろう。もっとも、フラスコの外に出たら死ぬようではクリーチャーとして使い物にならないだろうから当然と言えば当然だろうか。
- 培養槽の外では生きられない脆弱な人工生命体という点では、マジック世界に存在するクリーチャー・タイプだと細菌が上記のホムンクルスのイメージに近い。
- フブルスプの登場以降、ゼンドスプルト/Zndrspltやミクルスド/Mklthd、イェゼルクピク/Yzlkpkなど、子音(と半母音)のみの名前のキャラクターが増えている(詳しくはフブルスプのその他を参照)。
[編集] アラーラ/Alara
エスパー/Esperの断片/Shardでは、エーテリウム/Etheriumにより補強された人工生命体として登場し、青白い肌をした人間の幼児のような姿をしている(イラスト)。他の次元と同じく、ウィザードや特権階級の召使いとして使役される。
ホムンクルスにも意識や意思はあるが、創り出した者の要求を断るほど強くはない。様々な用途で使役されるが、多くは事務員・書記官・急使・あるいは変わり種の従者として働く。小さいおもちゃのヴィダルケン/Vedalkenを思わせる外見のため、ホムンクルスの近くにいるヴィダルケンは愉快でない心持ちになる[1]。
[編集] フィオーラ/Fiora
嘲笑うホムンクルス/Jeering Homunculusが存在する。
[編集] イニストラード/Innistrad
オグロール/Oglorをはじめとする何体かが確認できる。
[編集] ケイレム/Kylem
使役されるものではなく、人間/Humanやエルフ/Elf等と同列の主要種族として登場。高度な知性を持ち、手話による意志疎通が行える。
[編集] メルカディア/Mercadia
マスクス・ブロックのカードとしてこそこそするホムンクルス/Sneaky Homunculusとかすんだホムンクルス/Hazy Homunculusが存在する。
[編集] ラヴニカ/Ravnica
フブルスプ/Fblthpをはじめとする何体かが確認できる。
[編集] シャンダラー/Shandalar
カプショ海/Kapsho沿岸に住むホムンクルス・ズービット/Zurbitの物語が公式記事の1つにある[2]。
[編集] 出典
- ↑ A Planeswalker's Guide to Alara P58
- ↑ Zurbit's Day/ズービットの日(2014年1月31日 Adam Lee著)