サイバの暗号術師/Saiba Cryptomancer

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[[瞬速]]で[[インスタント・タイミング]]で登場し、[[賛助]][[呪禁]]と[[+1/+1カウンター]]を付与する、生きた[[蛇皮のヴェール/Snakeskin Veil]]とでも言うべき[[クリーチャー]]。
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[[賛助]]による[[呪禁]]と[[+1/+1カウンター]]の付与に加え[[瞬速]]を持つ[[ムーンフォーク]][[忍者]]。
  
[[瞬速]][[呪禁]]を持つ[[軽い|軽量]]クリーチャーというだけで独自性は高い。[[ソーサリー]][[全体除去]][[打ち消し]]でも介入しづらく、[[戦闘]]以外で対処する手段は非常に限られる。2[[マナ]]1/2と[[P/T]]は最低限ながら、[[オーラ]]などの強化先として適性が高い。
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[[効果]][[蛇皮のヴェール/Snakeskin Veil]]との単純比較では[[]]になった分1[[マナ]]重いが、こちらは呪禁付きの[[クリーチャー]]がついてくる。[[チャンプブロック]][[生け贄]]での利用に加え、現在の[[スタンダード]]においては[[絶望招来/Invoke Despair]]や[[シェオルドレッド/Sheoldred]]のような[[布告]][[除去]]への耐性としても機能するのは優位な点。ただし[[ギックスの命令/Gix's Command]]に対しては防ぎきれない場合がある点に注意したい。
  
{{未評価|機械兵団の進軍}}
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[[除去]]の回避に使えるのはもちろん、本体の呪禁は永続的であるのも特徴。2マナという軽さと瞬速から[[ソーサリー]]の[[全体除去]]や[[打ち消し]]でも介入しづらく、[[戦闘]]以外で対処する手段は非常に限られる。そのため自身を賛助しながら[[呪禁オーラ]]のように運用するのも視野に入るだろう。
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また、賛助後もパーマネントとして戦場に残るため、[[バウンス]]や[[明滅]]により再利用できるのも特色である。他のクリーチャーの攻撃に混ざり、[[忍術]]による回収を狙うのもよいだろう。
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[[リミテッド]]では[[召集]]のタネや[[最期の一花/Final Flourish]]の[[キッカー]]としてクリーチャーがつく価値がさらに上がり、[[ボムレア]]に加え[[多元宇宙の伝説]]や[[バトル]]の[[変身]]後のクリーチャーなど保護したい[[フィニッシャー]]には事欠かないのも非常に大きい。[[羽づくろう勇者/Preening Champion]]と並ぶ青の召集の核であり、[[コモン]]でありながら環境の一角を担う[[カード]]となっている。
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*性質を問わず条件やターン制限も無い、呪禁持ちの2マナ以下のクリーチャーは2014年の[[バサーラ塔の弓兵/Bassara Tower Archer]]まで遡り、近年では極めて希少。また[[機械兵団の進軍:決戦の後に]]の[[アーボーグの掃除屋/Urborg Scavengers]]に呪禁を与えられる[[カード]]でもある。
  
 
==参考==
 
==参考==
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*[[サイバ未来派/The Saiba Futurists]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[カード個別評価:機械兵団の進軍]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:機械兵団の進軍]] - [[コモン]]

2023年5月27日 (土) 23:04時点における最新版


Saiba Cryptomancer / サイバの暗号術師 (1)(青)
クリーチャー — ムーンフォーク(Moonfolk) 忍者(Ninja)

瞬速
賛助1(このクリーチャーが戦場に出たとき、クリーチャー1体を対象とする。それの上に+1/+1カウンター1個を置く。それがこれでないクリーチャーなら、ターン終了時まで、それは以下の能力を得る。)
呪禁

0/1

賛助による呪禁+1/+1カウンターの付与に加え瞬速を持つムーンフォーク忍者

効果蛇皮のヴェール/Snakeskin Veilとの単純比較ではになった分1マナ重いが、こちらは呪禁付きのクリーチャーがついてくる。チャンプブロック生け贄での利用に加え、現在のスタンダードにおいては絶望招来/Invoke Despairシェオルドレッド/Sheoldredのような布告除去への耐性としても機能するのは優位な点。ただしギックスの命令/Gix's Commandに対しては防ぎきれない場合がある点に注意したい。

除去の回避に使えるのはもちろん、本体の呪禁は永続的であるのも特徴。2マナという軽さと瞬速からソーサリー全体除去打ち消しでも介入しづらく、戦闘以外で対処する手段は非常に限られる。そのため自身を賛助しながら呪禁オーラのように運用するのも視野に入るだろう。

また、賛助後もパーマネントとして戦場に残るため、バウンス明滅により再利用できるのも特色である。他のクリーチャーの攻撃に混ざり、忍術による回収を狙うのもよいだろう。

リミテッドでは召集のタネや最期の一花/Final Flourishキッカーとしてクリーチャーがつく価値がさらに上がり、ボムレアに加え多元宇宙の伝説バトル変身後のクリーチャーなど保護したいフィニッシャーには事欠かないのも非常に大きい。羽づくろう勇者/Preening Championと並ぶ青の召集の核であり、コモンでありながら環境の一角を担うカードとなっている。

[編集] 参考

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