燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows

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2012年8月22日 (水) 14:51時点における版


Grove of the Burnwillows / 燃え柳の木立ち
土地

(T):(◇)を加える。
(T):(赤)か(緑)を加える。各対戦相手は1点のライフを得る。


未来予知2色地形サイクル赤緑。逆カープルーザンの森/Karplusan Forestである。

対戦相手ライフを与えるというデメリットに置き換わったことで、スーサイド要素を物としない速攻デッキより、手堅くリードを守って追い詰めていくコントロールデッキで使いやすくなった。そもそもライフを削ることを勝ち手段としていないデッキならばデメリットは無いに等しい。

ただ「ステロイド・カラー」とも呼ばれる赤緑にとって、あまり向いていない効果であることは確か。もちろん、この効果で系の土地だったらオーバーパワーであるし、強力なことは強力なので、それなりにバランスの取れたカードだと思われる。

実際に、安定性を重視することで結果的にダメージ効率が良くなるという考え方から、あまり火力に頼らないタイプのビートダウンでは4枚積みされる事も多い。

対戦相手がライフを得ることを阻止するカードと併用すると良いのはもちろんのことだが、手札テンポも失わず色事故まで回避してくれる継続的ライフ押し付けカードと言うのは非常に珍しく、ライフゲインを逆に自分のメリットにしてしまうカードと併用するのも極めて有効。例えば同ブロックカヴーの捕食者/Kavu Predatorと組み合わせれば、特別なことをせずともライフを押し付けられるため、早い段階から成長させることができる。→赤緑プレデター

ゼンディカー参入後のエクステンデッドでは罰する火/Punishing Fire回収に使われた。マナ能力なので打ち消されない上にほぼどんな時でも起動して対戦相手にライフを押し付けることができ、これがアンタップしていれば刹那持ちの根絶/Extirpate唱えられた場合ですら、この能力を起動して回収可能と非常に相性がよい。モダンでも同様のコンボが猛威を振るったが、その結果、相方の罰する火を禁止に追い込んでしまった。

  • ただしこちらの回収に対応して使われた墓地対策までは回避できない点に注意。これの能力自体はマナ能力なので対応できないが、罰する火の誘発型能力には対応可能だからである。
    • ただし、燃え柳の木立ちを二つコントロールしていると状況は変わってくる。向こうが墓地対策を2回使用しない限り罰する火を回収できるようになる。このことが更に罰する火を取り除きにくくし、コンボを凶悪にしている。
  • 燃えるような葉をつけているイラストが実に美しい。これに限らず、このサイクルはどれも幻想的な風景のイラストとして仕上げられている。

関連カード

サイクル

未来予知タイムシフト友好色土地サイクル。サイクルであるが、能力がいずれも異なる。

ストーリー

燃え柳/Burnwillowは、魔法の炎で燃える葉を持つ柳の一種。その美しさが際立つのは、燃えさしの芽(the ember-buds)が開く春の頃。この炎が燃え柳自身を焼き尽くすことはない。

  • 日本語版フレイバー・テキストでは「ember-buds」を「燃えさしの」と訳しているがこれは誤り。が開いて咲くのは「」であり、「若葉(the new leaves)」ではない。

登場

参考

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