蔵の開放/Open the Vaults

提供：MTG Wiki

2014年9月21日 (日) 23:30時点における版

すべての墓地のアーティファクト及びエンチャントすべてをリアニメイトするソーサリー。補充/Replenish＋再利用の咆哮/Roar of Reclamationと言ったところ。

6マナは重いが、意図的に墓地を肥やしておけばその力は絶大なものとなる。 対戦相手のカードもそのコントロール下で戦場に戻ってしまうが、普通はエンチャントやアーティファクトを多用するデッキは少ないため、対戦相手ばかり利益を得るということはそうそうないだろう。しかるべきデッキで使えば、差し引きでも十分なアドバンテージが見込めるし、さらにはこれ一発で勝負を決めうるコンボが成立するカードを戦場に揃えることすらできるだろう。

スタンダードでは、時の篩/Time Sieveとのコンボデッキが開発された。→時の篩

モダンでは、クラーク族の鉄工所/Krark-Clan Ironworksとのコンボデッキが存在している。→アイアンワークス

• アーティファクト・クリーチャーも戻されるため、通常のリアニメイトと同様の動きも可能。
  • 同時期のスタンダードに存在するアラーラの断片ブロックでは、アーティファクトがテーマの１つに据えられている。構築の幅が広がるのはよいが、対戦相手の使用カードにも注意が必要だろう。
• この方法でオーラを戻す場合、戻す効果を実行する段階で適切なエンチャント先が存在しなければ、そのオーラは墓地に留まる。
  • パーマネントにつくオーラを戻す場合、同時に戦場に戻されるカードにつけることはできない。
  • 被覆や呪禁を持つパーマネントにも、それがオーラのエンチャント先として適切であれば、オーラをつけることができる。唱えられる以外の方法で戦場に出るオーラは対象をとらないためである。詳しくはエンチャントを参照。

• 補充/Replenishよりは重いが、再利用の咆哮/Roar of Reclamationよりは軽い。前者は強すぎてスタンダードから旧エクステンデッドまで補充が溢れかえってしまったが、後者はそれほど使われなかったため、多少バランス調整したのであろう。

参考

• カード個別評価：基本セット2010 - レア