人間 (デッキ)
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**[[Magic Online]] Modern [[PTQ]] 4位 / モダン (2017年11月12日)([http://mtg-jp.com/reading/iwashowdeck/0029932/ 参考]) | **[[Magic Online]] Modern [[PTQ]] 4位 / モダン (2017年11月12日)([http://mtg-jp.com/reading/iwashowdeck/0029932/ 参考]) |
2018年7月1日 (日) 20:23時点における版
人間(Humans)は、人間を主体とした部族デッキの総称。人間ビートダウン(Human Aggro)とも。
目次 |
概要
人間のクリーチャー・タイプが登場して以降、後からオラクル変更されたものも含めて非常に多くの人間クリーチャーが存在しているが、人間を参照する部族カードはほとんど作られることがなかった。そのため、部族シナジーを意識した形のデッキはほとんど作られることがなかった。
しかし、イニストラードで主要種族の一つとして取り上げられ、部族カードもいくつか作られたことで姿を現すようになった。
- 単にクリーチャー・タイプを統一するという意味での部族デッキ自体は、イニストラード以前も作られることもあった。トライバル・ウォーズにおいては有力な選択肢の一つ。
戦乱のゼンディカー・ブロック+イニストラードを覆う影ブロック+カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック期
アモンケット参入後は、督励と永遠の見守り/Always Watchingのシナジーを活かした白ウィニー系のデッキが登場した。新戦力の名誉ある門長/Honored Crop-Captainの存在から、赤白2色で組まれることが多い。
クリーチャー — 人間(Human) 戦士(Warrior)
栄光半ばの修練者が攻撃するに際し、あなたはこれを督励してもよい。そうしたとき、ターン終了時まで、これは+1/+3の修整を受けるとともに絆魂を得る。(督励されたクリーチャーは、あなたの次のアンタップ・ステップにアンタップしない。)
3/1スレイベンの検査官/Thraben Inspectorや探検隊の特使/Expedition Envoyなどの軽い人間を次々並べ、サリアの副官/Thalia's Lieutenantや永遠の見守り/Always Watchingで全体強化して戦う。中でも栄光半ばの修練者/Glory-Bound Initiateは、永遠の見守りの警戒付与によりデメリットなしで督励能力を使用することができる。
サンプルレシピ
- 備考
- StarCityGames.com Atlanta Open Weekend ベスト4 (参考)
- 使用者:Zach Stern
- フォーマット
- 赤白のタイプ。サイドボードの栄光をもたらすもの/Glorybringerも永遠の見守りとのシナジーを持つ。
戦乱のゼンディカー・ブロック+イニストラードを覆う影ブロック+カラデシュ・ブロック期
アクロスの英雄、キテオン/Kytheon, Hero of Akrosや白蘭の騎士/Knight of the White Orchidなどのローテーション落ちにより白ウィニー系のデッキを組むのは難しくなってしまったが、カラデシュから優秀な赤の人間を獲得したことにより、均等赤白2色の形で環境に残り続けている。
クリーチャー — 人間(Human) 工匠(Artificer)
あなたがアーティファクトをコントロールしているかぎり、発明者の見習いは+1/+1の修整を受ける。
1/2クリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier)
スレイベンの検査官が戦場に出たとき、調査を行う。(手掛かり(Clue)トークン1つを生成する。それは、「(2),このアーティファクトを生け贄に捧げる:カード1枚を引く。」を持つアーティファクトである。)
1/2スレイベンの検査官/Thraben Inspectorや町のゴシップ屋/Town Gossipmongerなどの軽い人間を並べてサリアの副官/Thalia's Lieutenantで全体強化する基本戦略は前環境と同じ。序盤の展開力は落ちたものの、密輸人の回転翼機/Smuggler's Copter、ピア・ナラー/Pia Nalaar、ハンウィアー守備隊/Hanweir Garrisonなどの存在により、中盤以降は息切れしづらくなった。
密輸人の回転翼機や各種アーティファクト・トークンとのシナジーから、発明者の見習い/Inventor's Apprenticeも採用される。
サンプルレシピ
- 備考
- プロツアー「カラデシュ」 第86位、スタンダード部門7-3 (参考/参考)
- 使用者:Mattia De Colle
- フォーマット
RW Humans [2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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タルキール龍紀伝+マジック・オリジン+戦乱のゼンディカー・ブロック+イニストラードを覆う影ブロック期
イニストラードを覆う影でサリアの副官/Thalia's Lieutenantが登場したことにより、人間を中心とする白ウィニー系のデッキが再び環境に姿を現すようになった。
クリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier)
サリアの副官が戦場に出たとき、あなたがコントロールする他の各人間(Human)の上に+1/+1カウンターをそれぞれ1個置く。
他の人間が1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、サリアの副官の上に+1/+1カウンターをそれぞれ1個置く。
スレイベンの検査官/Thraben Inspector、アクロスの英雄、キテオン/Kytheon, Hero of Akros、白蘭の騎士/Knight of the White Orchidなどの軽い人間を次々に展開し、サリアの副官や永遠の見守り/Always Watchingで全体強化して速やかに対戦相手のライフを削り切るのが基本戦略。除去としては主に石の宣告/Declaration in Stoneが使われる。
デッキカラーのバリエーションとしては以下のようなものがある。
- 白単
- 白単人間(Mono-White Humans)と呼ばれる白単色のタイプ。土地を切り詰め、1マナ域のクリーチャーを大量に採用した前のめりな構成になることが多い。
- 当初は土地を平地/Plainsだけにした純粋な白単色のものが主流だったが、やがてメインデッキに戦場の鍛冶場/Battlefield Forgeを4枚積みしておき、サイドボードから鋭い突端/Needle Spiresを投入するものが多くなった。
- 白青
- 白青人間(WU Humans)と呼ばれる白単タッチ青のタイプ。反射魔道士/Reflector Mageや打ち消し呪文(主にサイドボード)などが採用される。
- 白黒
- 白黒人間(WB Humans)と呼ばれる白単タッチ黒のタイプ。苦渋の破棄/Anguished Unmakingや乱脈な気孔/Shambling Ventなどが採用される。
- 白赤
- 白赤人間(WR Humans)と呼ばれる白単タッチ赤のタイプ。鋭い突端に加え、ケラル砦の修道院長/Abbot of Keral Keepや無謀な奇襲隊/Reckless Bushwhackerが採用される。
- 白緑
- 白緑人間(WG Humans)と呼ばれる白単タッチ緑のタイプ。不屈の追跡者/Tireless Trackerやドロモカの命令/Dromoka's Commandなどが採用される。
- 緑白青
- バント人間(Bant Humans)と呼ばれる緑白青のタイプ。同環境のバント・カンパニーの亜種と言える。
- 1マナ域を多用する他のタイプとは異なり、デッキの中心となるのは反射魔道士や不屈の追跡者などの2~3マナ域のクリーチャーである。集合した中隊/Collected Companyとオジュタイの命令/Ojutai's Commandによりクリーチャーをインスタント・タイミングで展開できるため奇襲性が高く、ラムホルトの平和主義者/Lambholt Pacifistや薄暮見の徴募兵/Duskwatch Recruiterといった狼男も変身させやすい。
- 渡辺雄也がグランプリ東京16で初日全勝(最終成績は第10位)の結果を残したことで注目され、メタの一角となった。
白単
- 備考
- グランプリトロント16 ベスト8 (参考)
- 使用者:Bradley Robinson
- フォーマット
Mono-White Humans [3] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 白単色のタイプ。
白青
- 備考
- プロツアー「イニストラードを覆う影」 第21位、スタンダード部門8-2 (参考/参考)
- 使用者:Michael Majors
- フォーマット
WU Humans [4] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 白単タッチ青のタイプ。
白黒
- 備考
- フォーマット
WB Humans [5] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 白単タッチ黒のタイプ。
白赤
- 備考
- グランプリミネアポリス16 準優勝 (参考)
- 使用者:高尾翔太
- フォーマット
WR Humans [6] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 白単タッチ赤のタイプ。
白緑
- 備考
- StarCityGames.com Standard Open Baltimore ベスト8 (参考)
- 使用者:Dwayne Graham
- フォーマット
WG Humans [7] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 白単タッチ緑のタイプ。
緑白青
- 備考
- 世界選手権16 優勝 (参考)
- 使用者:Brian Braun-Duin
- フォーマット
Bant Humans [8] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 緑白青のタイプ。
ラヴニカへの回帰ブロック+テーロス・ブロック期
人間を主要部族とするイニストラード・ブロックはローテーション落ちしてしまったが、基本セット2014のザスリッドの屍術師/Xathrid Necromancerは健在であり、これを用いたデッキが環境の一角を占めている。
クリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier)
プロテクション(多色)
対戦相手が多色の呪文を1つ唱えるたび、あなたは1点のライフを得る。
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
ザスリッドの屍術師かあなたがコントロールする他の人間(Human)クリーチャーが1体死亡するたび、黒の2/2のゾンビ(Zombie)・クリーチャー・トークンを1体タップ状態で生成する。
2/2万神殿の兵士/Soldier of the Pantheonや放逐する僧侶/Banisher Priestなどの白の人間を中心としたものが主流。白タッチ黒のウィニータイプと、白青黒のミッドレンジタイプの2つが特に大きな活躍を見せている。また、苛まれし英雄/Tormented Heroやモーギスの匪賊/Mogis's Marauderなどの黒の人間を中心とした黒赤のタイプも結果を残している。
詳細は白ウィニー/スタンダード/ラヴニカへの回帰ブロック+テーロス・ブロック期、白青黒ビートダウン、黒赤ビートダウンを参照。
イニストラード・ブロック+ラヴニカへの回帰ブロック期
ローテーションによりミラディンの十字軍/Mirran Crusader、清浄の名誉/Honor of the Pureなどの強力なパーツを失ったものの、教区の勇者/Champion of the Parishを中心とする基本構造は健在であり、引き続き活躍する。
クリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier)
他の人間(Human)があなたのコントロール下で戦場に出るたび、教区の勇者の上に+1/+1カウンターを1個置く。
1/1クリーチャー — 人間(Human) 騎士(Knight)
結魂(このクリーチャーか他のまだ組になっていないクリーチャーが戦場に出たとき、あなたはそれらを組にしてもよい。それらのクリーチャーは、あなたがその両方をコントロールし続けているかぎり組である。)
銀刃の聖騎士が他のクリーチャーと組になっているかぎり、両方のクリーチャーは二段攻撃を持つ。
デッキのバリエーションは以下のように様々。採用されるクリーチャーも教区の勇者以外は多種多様で、人間でないクリーチャーが用いられることも多い。
- 白青
- 白青人間(WU Humans)と呼ばれる白タッチ青のタイプ。スタンダード前環境の初期に活躍した白青人間の後継に当たる。
- 白のクリーチャーが中心で、特に銀刃の聖騎士/Silverblade Paladinと荘厳な大天使/Sublime Archangelが組み合わさった時の高い爆発力で知られる。青を足す最大の動機は前環境と同じく聖トラフトの霊/Geist of Saint Traftであるが、ラヴニカへの回帰で登場したリーヴの空騎士/Lyev Skyknightを使えるようになることも大きい。
- ローテーション直後に台頭するも、メタの変遷に伴い衰退した。
- 緑白
- 緑白人間(GW Humans)と呼ばれる緑白のタイプ。主にイニストラード・ブロック構築で活躍していた緑白人間の発展形。
- アヴァシンの巡礼者/Avacyn's Pilgrimのマナ加速からクリーチャーを並べてアヴァブルックの町長/Mayor of Avabruckで全体強化し、怨恨/Rancorで回避能力持ちや二段攻撃持ちなど要所要所を単体強化しながら戦う。
- 白青型と並び、環境初期における人間デッキの主流となっていたが、ギルド門侵犯参入後は数を減らしている。
- 赤緑白
- ナヤ人間(Naya Humans)と呼ばれる赤緑白のタイプ。当初は高原の狩りの達人/Huntmaster of the Fellsや修復の天使/Restoration Angelを用いるミッドレンジの形で組まれていた。
- ギルド門侵犯参入後にはNaya Blitzと呼ばれる極端に低マナ域に寄せたタイプが登場した。詳細はNaya Blitzを参照。
- 白黒赤
- ギルド門侵犯参入後に登場した、The Aristocratsと呼ばれる白黒赤のタイプ。様々なシナジーを取り入れた構成が特徴。
- 時期によって形に違いがあり、人間の部族カードを用いないThe Aristocrats: Act 2と呼ばれるバージョンも存在する。詳細はThe Aristocratsを参照。
- 白黒
- 基本セット2014参入後に登場した白黒のタイプ。ザスリッドの屍術師/Xathrid Necromancerを搭載し、町民の結集/Gather the Townsfolkや未練ある魂/Lingering Soulsなどでトークン戦術を取る。
またビートダウンタイプとは異なった形のものとして、人間リアニメイト(Human Reanimator)と呼ばれる栄光の目覚めの天使/Angel of Glory's Riseを活用したリアニメイト型のデッキも存在する。詳細は人間リアニメイトを参照。
白青
- 備考
- グランプリボーフム12 第12位 (参考)
- 使用者:Jonas Wienand
- フォーマット
WU Humans [9] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 白タッチ青のタイプ。
緑白
- 備考
- グランプリチャールストン12 ベスト4 (参考)
- 使用者:Peter Kelly
- フォーマット
GW Humans [10] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 緑白のタイプ。
白黒
- 備考
- グランプリカルガリー13 27位、初日9-0 (参考)
- 使用者:Travis Towns
- フォーマット
WB-Humans [11] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 白黒のタイプ。
イニストラード・ブロック構築
イニストラード・ブロック構築でも活躍するアーキタイプである。白赤または白緑の構成が主流。
クリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier)
他の人間(Human)があなたのコントロール下で戦場に出るたび、教区の勇者の上に+1/+1カウンターを1個置く。
1/1土地
魂の洞窟が戦場に出るに際し、クリーチャー・タイプを1つ選ぶ。
(T):(◇)を加える。
(T):好きな色1色のマナ1点を加える。このマナは、その選ばれたタイプのクリーチャー呪文を唱えるためにしか支払えず、その呪文は打ち消されない。
動きはスタンダードと同様のウィニー型で、大量のクリーチャーとトークンからのビートダウンで相手を圧殺する。教区の勇者/Champion of the Parishに始まる展開力は環境随一。またクリーチャー・タイプを統一することで、強力な基本でない土地である魂の洞窟/Cavern of Soulsを最大限に活用できるのも魅力だといえる。
白赤のデッキは、除去として火力を採用できるのみならず最後の一押しとして地獄乗り/Hellriderを選べるという利点もあるため、スピードに特に優れている。
白緑のものは、マナ・クリーチャーのアヴァシンの巡礼者/Avacyn's Pilgrimや、全体強化手段としてアヴァブルックの町長/Mayor of Avabruckを採用できるというメリットがある。
白緑
- 備考
- プロツアー「アヴァシンの帰還」 ベスト8 (参考/参考)
- 使用者:Denniz Rachid
- フォーマット
WG Humans [12] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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白赤
- 備考
- グランプリアナハイム12 準優勝 (参考)
- 使用者:Paul Rietzl
- フォーマット
WR Humans [13] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- こちらは白赤のデッキ。
ミラディンの傷跡ブロック+イニストラード・ブロック期
イニストラード登場直後より、白ウィニータイプのものが活躍している。
クリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier)
他の人間(Human)があなたのコントロール下で戦場に出るたび、教区の勇者の上に+1/+1カウンターを1個置く。
1/1クリーチャーは白の人間が中心。宿命の旅人/Doomed Travelerや先兵の精鋭/Elite Vanguardなどの軽量人間からスタートし、ミラディンの十字軍/Mirran Crusaderや刃砦の英雄/Hero of Bladeholdなどの強力な人間へと繋げていくことで、教区の勇者/Champion of the Parishを成長させながら数を並べ、清浄の名誉/Honor of the Pureの全体強化によって押し切る。
青をタッチして聖トラフトの霊/Geist of Saint Traftやムーアランドの憑依地/Moorland Hauntを用いるタイプが主流である。様々な面から除去に強く、加えて爆発力もある強力なビートダウンデッキとして、メタゲームの一角を担っている。特にミラディンの十字軍or聖トラフトの霊+天使の運命/Angelic Destinyの組み合わせはコンボとも呼べるほどの威力。
アヴァシンの巡礼者/Avacyn's Pilgrimやアヴァブルックの町長/Mayor of Avabruckを用いた緑白タイプも少数存在する。また闇の隆盛参入後は白黒のものも登場した。詳細は白黒トークン参照。
アヴァシンの帰還で魂の洞窟/Cavern of Soulsが参入し、マナ基盤が安定したことで白赤タイプも登場した。稲妻のやっかいもの/Lightning Maulerや嵐血の狂戦士/Stormblood Berserkerなどでクロックを重視した構成になる。汎用対策カードである士気溢れる徴集兵/Zealous Conscriptsの存在も大きい。
- 忘却の輪/Oblivion Ring、悪鬼の狩人/Fiend Hunter、レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warderといった多数のナイトメア系除去により、ミラーマッチでは複雑な連鎖関係を組み上げてしまうことも。
サンプルレシピ
WU Humans [14] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- タッチ青のタイプ。カウンター不採用型で、青マナを用いるのは聖トラフトの霊/Geist of Saint Traftとムーアランドの憑依地/Moorland Hauntのみ。
モダン
モダン環境にも存在する。特に環境で見られるようになったのは、イニストラードを覆う影以降。
土地
手付かずの領土が戦場に出るに際し、クリーチャー・タイプ1つを選ぶ。
(T):(◇)を加える。
(T):好きな色1色のマナ1点を加える。このマナは、その選ばれたタイプのクリーチャー呪文を唱えるためにのみ使用できる。
クリーチャー — 人間(Human) 海賊(Pirate)
飛行
帆凧の掠め盗りが戦場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札を公開する。あなたはその中からクリーチャーでも土地でもないカード1枚を選ぶ。帆凧の掠め盗りが戦場を離れるまで、そのカードを追放する。
優秀なウィニークリーチャー擁する白を基礎カラーとする、多色型のビートダウンデッキ。魂の洞窟/Cavern of Soulsを始めとする優秀な多色地形の存在とカラーパイ補強の観点から、主に3色以上で組まれ、使用クリーチャーの選出によっては4色・5色にも跨る。
序盤の教区の勇者/Champion of the Parishから展開を順次繋げていく事で、点と面の双方で大きなクロックを生み出し押し切るのが基本戦略。また、スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thrabenや翻弄する魔道士/Meddling Mageといった撹乱アグロの要素も積極的に取り入れられる。
フォーマットリーガルな部族カード枚数こそ圧倒的だが、概要で触れた通り、部族シナジーの整備が後発組だった事で、制定から長らくマイナーなデッキタイプであり続けた。部族戦略の中核となるカードの絶対数に乏しいため、一例として復活の声/Voice of Resurgenceや漁る軟泥/Scavenging Oozeといった人間以外のパワーカードによって撹乱要素を強化したヘイトベアー、より展開力に優れた白黒トークンなどに比べると、デッキパワーの面でクリーチャー・タイプを統一する旨味の少なさに悩まされていた事情がある。
イニストラードを覆う影において、単体強化と全体強化の基本戦略に噛み合うサリアの副官/Thalia's Lieutenantを獲得した事でデッキの安定性が向上。ここに至るまでに登場していた反射魔道士/Reflector Mageやカマキリの乗り手/Mantis Riderなどの優秀な人間を集合した中隊/Collected Companyで取りまとめた、カンパニー型が環境に姿を現すようになる。
イクサランでは新たなマナ基盤として手付かずの領土/Unclaimed Territory、干渉やコンボの妨害役兼アタッカーとして使える帆凧の掠め盗り/Kitesail Freebooterを獲得し、大きく強化された。これ以降は霊気の薬瓶/Aether Vialを採用したバイアル型に主流が移り変わっている。
イニストラードを覆う影以前
白赤
ソウルシスターズに人間の部族要素を組み込んだノリンシスターズという亜種が存在する。
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 戦士(Warrior)
プレイヤー1人が呪文を唱えるか、クリーチャー1体が攻撃したとき、二の足踏みのノリンを追放する。次の終了ステップの開始時に、それをオーナーのコントロール下で戦場に戻す。
2/1詳細はソウルシスターズを参照。
白緑
PosMonAut 白緑ビートダウン [15] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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白青黒赤緑
MELTIIN 多色ビートダウン/Multi Color Aggro [16] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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イニストラードを覆う影以降
白青緑
- 備考
- グランプリバーミンガム17 ベスト8(参考)
- 使用者:Ivan De Castro Sanchez
- フォーマット
「ヒューマン・ナイトフォール」 [17] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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緑白青黒
- 備考
- グランプリラスベガス17 第19位 (参考)
- 使用者:Ray Gordon
- フォーマット
RAY GORDON 人間ビートダウン [18] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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白青黒赤緑
zaelphur 人間ビートダウン [19] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 中隊を用いない、Zoo系統のアグロ。
イクサラン以降
薬瓶型
- 備考
- グランプリフェニックス18 優勝 (参考)
- 使用者:Steve Locke
- フォーマット
5C Humans [20] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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非薬瓶型
PietroSas - 「5色人間」 [21] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 霊気の薬瓶を用いない、クリーチャー偏重型。