シヴ山のドラゴン/Shivan Dragon

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===収録状況===
 
===収録状況===
*リミテッド・エディションから[[基本セット2010]]までは[[第6版]]以外で収録されるという、ほぼ[[皆勤賞]]な状況だった。しばらく不在期間があったが、[[基本セット2014]]では[[セラの天使/Serra Angel]]、[[センギアの吸血鬼/Sengir Vampire]]らの往年の名カードと名を連ねて久々の復帰を果たす。
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*リミテッド・エディションから[[基本セット2010]]までは[[第6版]]以外で収録されるという、ほぼ[[皆勤賞]]な状況だった。しばらく不在期間があったが、[[基本セット2014]]では[[セラの天使/Serra Angel]]、[[センギアの吸血鬼/Sengir Vampire]]らの往年の名カードと名を連ねて久々の復帰を果たす。基本セット廃止後も[[ウェルカム・デッキ]]限定カードとして[[スタンダード]]には在籍し続けていた。[[基本セット2019]]では、[[プレインズウォーカーデッキ]]限定[[レア]]唯一の再録カードとして[[龍魂、サルカン/Sarkhan, Dragonsoul (プレインズウォーカーデッキ)]]に収録されている。
*[[From the Vault:Dragons]]に{{Gatherer|id=178025|新規イラスト}}で収録された。
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*リミテッド・エディションの時からほぼ皆勤賞なだけあって、[[マジック・オリジン]]現在まで計14回という高頻度での収録回数を誇る。上記のFrom the Vault:Dragons、ビートダウンギフトボックス、[[イニストラードを覆う影#ウェルカム・デッキ限定カード|ウェルカム・デッキ2016]][[アモンケット#ウェルカム・デッキ限定カード|ウェルカム・デッキ2017]]、そして紙媒体ではないが[[Masters Edition 4]]、これらも含めれば実に19もの[[セット]]に顔を出していることになる。
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**登場回数こそ多いが、[[イラスト]]や[[フレイバー・テキスト]]の変更が少なく、{{Gatherer|id=222|リミテッド・エディション~第5版}}、{{Gatherer|id=25688|第7版以降}}、{{Gatherer|id=178025|From the Vault:Dragons}}の3パターンしか存在しない。「看板カード」として、むやみにイメージを変更しないようにしているのであろう。
 
**登場回数こそ多いが、[[イラスト]]や[[フレイバー・テキスト]]の変更が少なく、{{Gatherer|id=222|リミテッド・エディション~第5版}}、{{Gatherer|id=25688|第7版以降}}、{{Gatherer|id=178025|From the Vault:Dragons}}の3パターンしか存在しない。「看板カード」として、むやみにイメージを変更しないようにしているのであろう。
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*[[From the Vault:Dragons]]に{{Gatherer|id=178025|新規イラスト}}で収録された。
 
*また他にも、[[デュエル・マスターズ]]を連載している[[月刊コロコロコミック]]に[[プロモーション・カード]]として付録になったことがある。[[月刊GOTTA付録カード]]と同様、[[裏面]]が他の[[カード]]と違うために[[認定大会]]では使用不可能。
 
*また他にも、[[デュエル・マスターズ]]を連載している[[月刊コロコロコミック]]に[[プロモーション・カード]]として付録になったことがある。[[月刊GOTTA付録カード]]と同様、[[裏面]]が他の[[カード]]と違うために[[認定大会]]では使用不可能。
  

2018年7月7日 (土) 20:13時点における版


Shivan Dragon / シヴ山のドラゴン (4)(赤)(赤)
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)

飛行(このクリーチャーは飛行や到達を持たないクリーチャーによってはブロックされない。)
(赤):ターン終了時まで、シヴ山のドラゴンは+1/+0の修整を受ける。

5/5

を代表する大型クリーチャーにして、黎明期のリミテッド・エディション時代からマジック:ザ・ギャザリングドラゴンを代表する存在。

圧倒的な巨体を持ち、空を飛び炎を吐く。いかにもドラゴンらしいイメージで作られたカードである。潤沢な赤マナがあれば、一気に勝負を決めてしまう力を秘めている。

構築ではややカードパワー不足とされ、あまり使われることは無いが、プロツアーハリウッド08などではサイドボードに投入された実績を持つ。

逸話

最初期から存在するため、マジックの看板種族であるドラゴンの中でも代表格として扱われ、海外では人気が高いカードである。基本セットやその他商品での再録回数だけでなく、メディアミックスでの登場も非常に多い。

カード名

  • Richard Garfield氏はバングラデシュやネパールにも住んでいたこともあって近辺の文化に精通しており、独自の単語(ウルザ/Urzaミシュラ/Mishraなど)についてはヒンディー語のニュアンスを意識していた。Shivanはヒンズー教の破壊神シヴァを意識したものである。特に日本語版が登場する以前、その破壊力を踏まえて上記シヴァを連想するプレイヤーが少なからずいた(そのため、「シヴ山」という訳語にがっかりした者もまた少なくない)。
  • 他のカードでは「Shivan」を「シヴの」と訳しているが、このカードでは「シヴ山の」となっている。
    • シヴ/Shivは大陸の名前であって、山の名前ではないので、厳密に言えば誤訳となる。ただし、このカードが初めて日本語訳された時点ではまだ背景ストーリーにおけるシヴの設定が詳細に固まっていなかったため、後に齟齬が出ても仕方がない部分がある。それに、シヴにある山のことをシヴ山と呼ぶという可能性もまだ残っている。
    • シヴの詳細が明らかになり、定訳も「シヴの」に定着した後に、シヴ山のウンパス/Shivan Wumpusシヴ山の隕石/Shivan Meteorが登場した。訳の分け方の法則はよくわからない。

収録状況

他媒体作品への出演

ストーリー

シヴ山のドラゴン/Shivan Dragonは、その名が示す通りシヴ/Shivの山々に息づくドラゴンたち、およびシヴ大陸で生まれ育ったドラゴンたちのことである。シヴ大陸は、ドミナリア/Dominariaの他の様々な大陸に比べると小さな部類に入る火山島ではあるが、ドミナリアいち赤マナの活動が活発な地域である(イラスト)。このシヴ大陸には人間ギトゥ/Ghitu族を始め、ゴブリンヴィーアシーノフェニックスなどの、豊富な赤マナの恩恵を受けた粗暴で荒々しいクリーチャーたちが生息している。そういった暴力的なクリーチャーたちですら及ばぬ力強さを持つ存在にして、シヴ大陸の食物連鎖の頂点に立つのがシヴの山々の主、赤マナの祝福を最もその身に受けて生まれた種族、それがシヴ山のドラゴン/Shivan Dragonたちだ。

まぎれもなくシヴの山々の主である。
(出典:第7版以降)
なるほど、ドラゴンというのは概して残酷な生き物だが、中でもシヴ山のドラゴンは、他人の苦しみに格別の喜びを見いだすものらしい。猫が鼠で遊ぶように、とどめを刺す前に獲物をもてあそぶことが珍しくないのだ。
(出典:リミテッド・エディション~第5版)

第5版までのフレイバー・テキストには、シヴ山のドラゴンたちがまるで残虐非道な存在のように描かれている。しかし、シヴ山のドラゴンたち全てがそうだというワケでは決してない。知的な者もちゃんとおり、人語を介する者や、法や規則を理解できる識者もいる。また、仲間のため、そして自らの使命とドミナリアの未来のために、その身を殉じた気高き魂、ドラゴンとしての立派な誇りを持つものたちもいる。アカデミー/Academy時代のウルザ/Urzaに協力した雌のシヴ山のドラゴン、ゲーリデアリガズ/Gherridarigaaz。彼女の息子のラミデアリガズ/Rhammidarigaaz(点火するものデアリガズ/Darigaaz, the Igniter)。そして伝説のピット・ファイター/Pit Fighter Legends刃の翼ロリックス/Rorix Bladewingなどがそうだ。

参考

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