損魂魔道士/Soul-Scar Mage
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
9行: | 9行: | ||
[[ドミナリア]]参入後は、[[ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler]]の[[ETB]][[能力]]との相性の良さ、[[対戦相手]]の鎖回しに耐えられる[[タフネス]]2が買われ、[[スライ#カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019期|赤単アグロ]]や[[黒赤ビートダウン#カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019期|赤黒アグロ]]の1マナ域の定番となった。 | [[ドミナリア]]参入後は、[[ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler]]の[[ETB]][[能力]]との相性の良さ、[[対戦相手]]の鎖回しに耐えられる[[タフネス]]2が買われ、[[スライ#カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019期|赤単アグロ]]や[[黒赤ビートダウン#カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019期|赤黒アグロ]]の1マナ域の定番となった。 | ||
+ | ==ルール== | ||
*[[置換効果]]の適用順は影響を受ける[[プレイヤー]]か[[オブジェクト]]の[[コントローラー]]が選ぶ。ダメージの[[軽減]][[効果]]があった場合、対戦相手はダメージを軽減してから-1/-1カウンターに変換することを選べる。 | *[[置換効果]]の適用順は影響を受ける[[プレイヤー]]か[[オブジェクト]]の[[コントローラー]]が選ぶ。ダメージの[[軽減]][[効果]]があった場合、対戦相手はダメージを軽減してから-1/-1カウンターに変換することを選べる。 | ||
*[[萎縮]]や[[感染]]とは違い、ダメージ自体が置換されることに注意。 | *[[萎縮]]や[[感染]]とは違い、ダメージ自体が置換されることに注意。 | ||
+ | **[[朱地洞の族長、トーブラン/Torbran, Thane of Red Fell]]のようなダメージを置換する効果は、損魂魔道士の効果を先に適用するともう適用されない。 | ||
**[[追放]]効果付きの火力と併用する際は注意が必要。[[焼夷流/Incendiary Flow]]などの「ダメージを与えたかどうか」を参照する火力では[[対象]]を追放できなくなってしまう。一方、[[マグマのしぶき/Magma Spray]]などは「ダメージを与えたかどうか」を参照していないので、問題なく追放できる。 | **[[追放]]効果付きの火力と併用する際は注意が必要。[[焼夷流/Incendiary Flow]]などの「ダメージを与えたかどうか」を参照する火力では[[対象]]を追放できなくなってしまう。一方、[[マグマのしぶき/Magma Spray]]などは「ダメージを与えたかどうか」を参照していないので、問題なく追放できる。 | ||
**「ダメージを与え(られ)る」という[[イベント]]が存在しなくなるため、[[スズメバチの巣/Hornet Nest]]や[[激昂]]は[[誘発]]しなくなる。 | **「ダメージを与え(られ)る」という[[イベント]]が存在しなくなるため、[[スズメバチの巣/Hornet Nest]]や[[激昂]]は[[誘発]]しなくなる。 |
2022年9月4日 (日) 14:40時点における版
Soul-Scar Mage / 損魂魔道士 (赤)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
果敢
あなたがコントロールする発生源が対戦相手がコントロールするクリーチャーに戦闘ダメージでないダメージを与えるなら、代わりにその点数に等しい数の-1/-1カウンターをそのクリーチャーの上に置く。
戦闘以外のダメージを-1/-1カウンターに変換するウィザード。果敢も持つため、軽い火力呪文と相性が良い。
能力は稲妻/Lightning Boltが穿刺破/Puncture Blastになるようなもので、基本的にダメージより-1/-1カウンターの方が有用であるためほぼメリットとして働く。単体で見ても速攻がない僧院の速槍/Monastery Swiftspearであり、バーンのような非クリーチャー呪文多めの赤系高速デッキでの活躍が期待される。
登場時点のスタンダードでは、ラムナプ・レッドや赤黒アグロに採用される場合がある。ミラーマッチでエンドカードとなる熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Ferventに対処可能な点が買われている。
ドミナリア参入後は、ゴブリンの鎖回し/Goblin ChainwhirlerのETB能力との相性の良さ、対戦相手の鎖回しに耐えられるタフネス2が買われ、赤単アグロや赤黒アグロの1マナ域の定番となった。
ルール
- 置換効果の適用順は影響を受けるプレイヤーかオブジェクトのコントローラーが選ぶ。ダメージの軽減効果があった場合、対戦相手はダメージを軽減してから-1/-1カウンターに変換することを選べる。
- 萎縮や感染とは違い、ダメージ自体が置換されることに注意。
- 朱地洞の族長、トーブラン/Torbran, Thane of Red Fellのようなダメージを置換する効果は、損魂魔道士の効果を先に適用するともう適用されない。
- 追放効果付きの火力と併用する際は注意が必要。焼夷流/Incendiary Flowなどの「ダメージを与えたかどうか」を参照する火力では対象を追放できなくなってしまう。一方、マグマのしぶき/Magma Sprayなどは「ダメージを与えたかどうか」を参照していないので、問題なく追放できる。
- 「ダメージを与え(られ)る」というイベントが存在しなくなるため、スズメバチの巣/Hornet Nestや激昂は誘発しなくなる。
- 絆魂は戦闘以外で機能しなくなる。スタンダードではファイアソングとサンスピーカー/Firesong and Sunspeakerとの相互作用が生じる。
- 厳粛/Solemnityを置かれると、非戦闘ダメージがすべて0になる友情コンボとなってしまう。
- ダメージの発生源が損魂魔道士のコントローラーのコントロール下でさえあれば、そのダメージを発生させた呪文や能力のコントローラーがそのプレイヤーでなくてもよい。
- たとえば損魂魔道士をコントロールしているときに対戦相手が格闘を仕掛けてきたなら、対戦相手のクリーチャーへのダメージは-1/-1カウンターとなる。