袖の下/Bribery

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
63行: 63行:
 
*[[月の賢者の養子、ナシ/Nashi, Moon Sage's Scion]] ‐ (1)(黒)(黒)3/2[[忍術]](3)(黒)クリーチャーのサボタージュ能力。あなたも含め各プレイヤーのライブラリーの上1枚を追放し、その内1枚をこのターンプレイしてよい。ただしそのマナ総量分[[ライフロス]]。([[神河:輝ける世界]])
 
*[[月の賢者の養子、ナシ/Nashi, Moon Sage's Scion]] ‐ (1)(黒)(黒)3/2[[忍術]](3)(黒)クリーチャーのサボタージュ能力。あなたも含め各プレイヤーのライブラリーの上1枚を追放し、その内1枚をこのターンプレイしてよい。ただしそのマナ総量分[[ライフロス]]。([[神河:輝ける世界]])
 
*[[ンガスロッド船長/Captain N'ghathrod]] - (3)(青)(黒)3/6クリーチャー。あなたの[[終了ステップ]]に、ライブラリーから墓地にこのターン置かれたクリーチャーかアーティファクト1つを戦場に出す。(統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い)
 
*[[ンガスロッド船長/Captain N'ghathrod]] - (3)(青)(黒)3/6クリーチャー。あなたの[[終了ステップ]]に、ライブラリーから墓地にこのターン置かれたクリーチャーかアーティファクト1つを戦場に出す。(統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い)
 +
*[[ヨーグモスの法務官、ギックス/Gix, Yawgmoth Praetor]] - (1)(黒)(黒)3/3クリーチャー。起動コスト(4)(黒)(黒)(黒)で手札をX枚捨てて起動し、対象の対戦相手1人のライブラリーの上X枚を追放して全てプレイしてよい。([[兄弟戦争]])
 
==参考==
 
==参考==
 
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/card-day-november-2003-2003-11-03 Card of the Day 2003/11/21]([http://abomination.jp/empire/Misc/CotD/CD200311.shtml 邦訳])
 
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/card-day-november-2003-2003-11-03 Card of the Day 2003/11/21]([http://abomination.jp/empire/Misc/CotD/CD200311.shtml 邦訳])

2023年1月28日 (土) 05:54時点における版


Bribery / 袖の下 (3)(青)(青)
ソーサリー

対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーから、クリーチャー・カード1枚を探し、それをあなたのコントロール下で戦場に出す。その後そのプレイヤーはライブラリーを切り直す。


対戦相手ライブラリーから直接クリーチャーを奪う、変則的なコントロール奪取呪文

支配魔法/Control Magicなどが実質的に除去も兼ねているのに比べて、ライブラリーから直接奪っても敵陣の状態に影響を与えることができず、カード・アドバンテージ面での得にはならない点が大きなネック。しかし逆に、対戦相手がクリーチャーを唱えるまで待つことなくこちらのペースで確実に奪いに行ける点、戦場に出ると厄介なクリーチャーに未然に対処できる点は強みである。特に支配魔法では奪うことができないプロテクション被覆呪禁などを持つクリーチャーに対処できる点が心強い。支配魔法が受け身で防御的なのに対し、アグレッシブな効果と言える。例えば相手がパーミッションであるなら、打ち消しの体勢が整う前に早々に撃ってフィニッシャーを奪いに行く事ができる。

5マナと少々重いものの、ある意味「5マナでフィニッシャーを唱えた」ようなものなので、妥当なマナ・コストだろう。特にマナ加速ないしマナ・コストの踏み倒しを前提とした「出たら勝ち」級のクリーチャー、例えばダークスティールの巨像/Darksteel Colossusなどを奪えれば笑いが止まらないほどの大幅なアドバンテージとなる。もっとも逆に、ウィニーなどが相手だと5マナに値しないようなクリーチャーばかりということも多く、効くか否かが対戦相手のデッキ、ひいては環境メタゲームによってはっきり分かれるカードと言える。

実際スタンダードにおいても活躍に波がある。メルカディアン・マスクス初出時は不実/Treacheryという強力なライバルがいたこともあって、評価が低かった。第8版再録時は夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Starなどの狙い目のフィニッシャーが活躍していたため、青系コントロールのサイドボードにしばしば採用された。

モダンでも、12post引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn等の逆利用を狙ってしばしば投入された。このカードの対策として子守り大トカゲ/Brooding Saurianが用いられることもあったほど。しかし現在は雲上の座/Cloudpostの禁止も含めた環境の変化により採用は稀である。青黒ライブラリーアウトがエムラクールに対処するためにサイドボードに用意することが稀にある。

2004年9月20日よりプリズマティック禁止カードに指定された。

ルール

関連カード

対戦相手がオーナーであるカードをライブラリーから奪ってマナ・コストを支払うことなく唱えるまたは、戦場に出すカード。墓地から奪うものはリアニメイトの項を、手札から奪うものは心盗み/Psychic Theftの項を、戦場から直接奪うものは支配魔法/Control Magicの項を、奪ったカードをマナ・コストを支払って唱えるものは豪華の王、ゴンティ/Gonti, Lord of Luxuryの項を参照。

参考

MOBILE