シゼットロン
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2008年3月23日 (日) 18:55時点における版
シゼットロン(Sizzetron)
キャントリップを駆使した青赤緑のコントロールデッキ。 この名称は主に日本以外で用いられるものであり、日本ではあまり固有の名前で呼ばれない。
ディセンションの参入により、強力なシミックの空呑み/Simic Sky Swallowerをフィニッシャーとして迎えるために緑を加えたイゼットロンが現れた。 これが広まるにつれ、「シミック+イゼットロン」に由来する、シゼットロンという名称で区別されるようになった。 印鑑と少数のショックランドがあれば色のタッチが容易なラヴニカ・ブロックならではのトロンといえるだろう。
クリーチャー — リバイアサン(Leviathan)
飛行、トランプル、被覆(このパーマネントは呪文や能力の対象にならない。)
6/6大まかな動きはイゼットロンのものを受け継いでいる。 すなわち、序盤を差し戻し/Remand、電解/Electrolyzeなどで時間を稼ぎながらキャントリップによってウルザランドを揃えた後、全体除去などで場をコントロール。 そして対処の困難なシミックの空呑み/Simic Sky Swallowerを筆頭とする大型クリーチャーや、悪魔火/DemonfireなどのX火力でゲームを決める、というもの。
緑が加わったことにより、優秀な全体除去である大竜巻/Savage Twisterが使えるようになった。 また、帰化/Naturalizeなども採用できるためにエンチャントへの対処がしやすいなど、イゼットロンよりも応用性が高く、変化に富む。
ただし色の増加は、印鑑の追加に顕著に依存している。効率的に無色マナを色マナに変換できるようになっている反面、対策されやすくなっている。 そこを攻められると、色事故に陥る可能性も...
シミックの空呑み/Simic Sky Swallowerは、時のらせんによって帰ってきた怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrathに一方的に負ける事や、神河ブロックが抜けた事により注目された骸骨の吸血鬼/Skeletal Vampireにも負ける事が多いため、赤青のイゼットロンに戻り、このデッキは事実上衰退した。