ローウィン
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+ | [[部族]]を主要テーマとし、[[ゴブリン]]、[[エルフ]]、[[キスキン]]、[[エレメンタル]]、[[マーフォーク]]、[[フェアリー]]、[[巨人]]、[[ツリーフォーク]]の8種類の部族が登場する。1つの部族が2色以上にまたがっていたり、他部族間でシナジーを有するカードが存在したりと、従来より複雑な味付けが特徴。 | ||
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+ | *このセット発売に先立って、これまでのカードのクリーチャー・タイプ大再編が行われた。その内容は[[2007年9月サブタイプ変更]]を参照。 | ||
+ | *日本語版のロゴがアルファベット表記にルビを付けるように「ローウィン」と書かれている。また、[[フレイバー・テキスト]]にはほとんど表記されなかった「かぎ括弧(「」)」も表記されている。 | ||
+ | *[[第10版]]に引き続き、ブースター・パックに[[トークン・カード]](全11種)もしくは豆知識カード(全5種)が付いている。 | ||
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+ | *[[基本土地]]は10人のアーティストの1枚の絵を2つに分割している。また、[[絵|イラスト]]にも特徴があり、[[山]]や[[島]]等にも草地が描かれていたり、[[沼]]に花や明るい空が描かれているなど、穏やかで肥沃な雰囲気が意識されている。 | ||
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+ | *[[多相の戦士]]の[[ロード]] → [[鏡の精体/Mirror Entity]](自分のクリーチャー全てに影響を及ぼす能力を持つ)、[[姿分け/Shapesharer]](多相の戦士を対象とした能力を持つ)。 | ||
+ | *タダで呪文をプレイできるようにする[[アーティファクト]] → [[双子化のガラス/Twinning Glass]]。 | ||
+ | *[[アンタップ]]で場に出すことのできる、2色のマナを出せる[[土地]] → 部族の土地のサイクル。手札から特定の部族を公開するとアンタップで出る([[ワンダーワインの分岐点/Wanderwine Hub]]など)。 | ||
+ | *[[ヤギ]]に関係するカード → [[山羊さらい/Goatnapper]]。ただし、ローウィンにはヤギは[[多相]]を持つカードしかない。なお、[[雲山羊のレインジャー/Cloudgoat Ranger]]というのもある。 | ||
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*[[背景世界/ストーリー用語]] | *[[背景世界/ストーリー用語]] |
2008年7月22日 (火) 00:28時点における版
ローウィン/Lorwynは、ローウィン・ブロックの大型エキスパンション。2007年10月12日発売。全301種類(基本土地の絵違い含む)。
目次 |
概要
部族を主要テーマとし、ゴブリン、エルフ、キスキン、エレメンタル、マーフォーク、フェアリー、巨人、ツリーフォークの8種類の部族が登場する。1つの部族が2色以上にまたがっていたり、他部族間でシナジーを有するカードが存在したりと、従来より複雑な味付けが特徴。
部族ごとにしっかりと職業の設定がされており、多相の戦士以外はその部族によって大まかな傾向が決まり、職業によって能力が細分化している。
また、これまでカード化が避けられてきたプレインズウォーカーが、新カード・タイプとしてカード化。各色に1枚ずつ登場している。
新規キーワード能力は覇権、想起、秘匿。また、霧衣の究極体/Mistform Ultimusが持っていた「すべてのクリーチャー・タイプである。」という特性定義能力が多相にキーワード能力化。ローウィンに登場する多相の戦士は全てこの能力を持っている。新規キーワード行動は激突。
- このセット発売に先立って、これまでのカードのクリーチャー・タイプ大再編が行われた。その内容は2007年9月サブタイプ変更を参照。
- 日本語版のロゴがアルファベット表記にルビを付けるように「ローウィン」と書かれている。また、フレイバー・テキストにはほとんど表記されなかった「かぎ括弧(「」)」も表記されている。
- 第10版に引き続き、ブースター・パックにトークン・カード(全11種)もしくは豆知識カード(全5種)が付いている。
- トークン・カードは、種類により出現頻度に差がある模様。詳細な存在比率は不明だが、「アバター」が非常に出難いと言われている。
- 基本土地は10人のアーティストの1枚の絵を2つに分割している。また、イラストにも特徴があり、山や島等にも草地が描かれていたり、沼に花や明るい空が描かれているなど、穏やかで肥沃な雰囲気が意識されている。
- 発売した時期が時期だけに、一部の検索において「ハローウィン」とミスヒットされてしまうケースがある。
主要部族と役割
部族 | 色 | 友好 | 敵対 | 特徴 | 枚数 | |
キスキン | 白緑 | マーフォーク、エルフ、巨人、ツリーフォーク | 攻撃時の誘発型能力、先制攻撃 | 22 | ||
巨人 | 赤白 | キスキン、ゴブリン | 大型 | 16 | ||
マーフォーク | 青白 | キスキン、フェアリー、エレメンタル | 島渡り、タップ・アンタップ | 22 | ||
フェアリー | 青黒 | ゴブリン、エルフ | 瞬速、飛行 | 19 | ||
ゴブリン | 黒赤 | フェアリー、巨人、エレメンタル | エルフ、ツリーフォーク | 場と墓地の循環 | 27 | |
エルフ | 緑黒 | キスキン、フェアリー | ゴブリン | トークン生産、接死 | 24 | |
ツリーフォーク | 緑白黒 | キスキン、エルフ | ゴブリン | タフネス偏重、森のサーチ・保護 | 16 | |
エレメンタル | 赤白青黒緑 | ツリーフォーク | 複数回起動により追加の効果が起こる起動型能力(赤のみ)、想起 | 35 | ||
多相の戦士 | 青白黒赤緑 | 全クリーチャー・タイプを付与または消失させる、多相 | 19 |
- 左端の色が、その部族が主に属する色である。
- また、2部族間で相手を支援するカードが1枚でもあれば「友好」、逆に相手に対抗するカードが1枚でもあれば「敵対」とする。
- 枚数は部族エンチャントなども含めるものとする。
MaRoの事前情報
- ミラージュから登場していた、人気サイクルの新しい進化 → 4つのモードから2つを選ぶ新しい魔除け、「命令サイクル」。
- (3)(R)の10/2クリーチャー(ま、別のコストがあるんだろうけど) → 新星追い/Nova Chaser
- 緑のエンチャントで、10/2クリーチャーにダメージを受けなくするもの → 木化/Lignify。
- アングルードで登場したリソースを使えるようにする、クリーチャーのサイクル → 激突か?
- あなたのツリーフォークすべてを破壊されなくするカード(もう知ってるかもね) → 森林の庇護者/Timber Protector。
- 土地以外のあらゆるパーマネントに対する白からの解答 → 忘却の輪/Oblivion Ring
- 多相の戦士のロード → 鏡の精体/Mirror Entity(自分のクリーチャー全てに影響を及ぼす能力を持つ)、姿分け/Shapesharer(多相の戦士を対象とした能力を持つ)。
- タダで呪文をプレイできるようにするアーティファクト → 双子化のガラス/Twinning Glass。
- アンタップで場に出すことのできる、2色のマナを出せる土地 → 部族の土地のサイクル。手札から特定の部族を公開するとアンタップで出る(ワンダーワインの分岐点/Wanderwine Hubなど)。
- ヤギに関係するカード → 山羊さらい/Goatnapper。ただし、ローウィンにはヤギは多相を持つカードしかない。なお、雲山羊のレインジャー/Cloudgoat Rangerというのもある。
テーマデッキ
- エルフの狩り/Elvish Predation
- ボガートの祝祭/Boggart Feast
- キスキンの民兵/Kithkin Militia
- メロウの水路/Merrow Riverways
- エレメンタルの道/Elementals' Path
パッケージ・イラスト
- 豪腕のブライオン/Brion Stoutarm(トーナメントパック)
- ゴールドメドウの重鎮/Goldmeadow Stalwart
- 銀エラの達人/Silvergill Adept
- 巡礼者アシュリング/Ashling the Pilgrim
- 活力/Vigor
- 包囲の搭、ドラン/Doran, the Siege Tower
デザイン
デザイン・チーム | Aaron Forsythe (lead) |
Mark Rosewater | |
Paul Sottosanti | |
Nate Heiss | |
Andrew Finch | |
Zvi Mowshowitz | |
開発チーム | Devin Low (lead) |
Bill Rose | |
Matt Place | |
Henry Stern | |
Mike Turian | |
Doug Beyer | |
アート・ディレクター | ? |