火想者の予見/Firemind's Foresight
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インスタント
あなたのライブラリーから、マナ総量が3であるインスタント・カードを1枚探し、それを公開し、あなたの手札に加える。その後、マナ総量が2であるインスタント・カードと、1であるインスタント・カードについてもこの過程を繰り返す。その後、ライブラリーを切り直す。
点数で見たマナ・コストを参照するサーチ呪文。点数で見たマナ・コストが1~3のインスタント・カードを1枚ずつ手札に加える。
最大3枚までサーチできるので確実なハンド・アドバンテージにつながるが、条件が限定的でデッキ構築の段階から工夫が必要。また条件に当てはまっても7マナのこれを唱えられる終盤に役立たないカードでは有難味が小さいので、その点も意識しておきたい。
X呪文や超過呪文などは、点数で見たマナ・コストが小さくてもコストの支払い方次第で大きな効果にすることができるので狙い目と言える。よりカードプールが広い環境では複製、キッカー、バイバック、ストームなども相性がよい。
レガシーでは、全知実物提示教育に組み込まれることがある。サーチするのは、渦まく知識/Brainstormや衝動/Impulseと、エンドカードをサーチできる直観/Intuitionまたは狡猾な願い/Cunning Wishが定番。これ自体も狡猾な願いで手札に加えることができるのも重要なポイント。全知/Omniscienceをコントロールしている状況ではマナ・コストの重さも無視できる。
- 一部、あるいは全部を見つからなかったことにしてもよい。
- ルール上厳密に処理するなら、「条件に当てはまるカードを1枚探して公開して手札に加える」を3・2・1の順で3回繰り返し、最後にライブラリーを切り直す。しかし実際は省略して、3枚同時に探す形でも特に問題はないだろう。
- エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensorの影響下では探す時に見られるライブラリーの範囲が違ってくる。例えば、ライブラリーの上4枚の中から点数で見たマナ・コストが3のカードを手札に加えられなかった場合は次の点数で見たマナ・コストが2のカードも上4枚の中から探さなければならないが、3のカードを手札に加えられた場合は、2のカードは最初の時点での上から5枚目までの中から探すことができる。
- 語られざるもの、忌話図/The Unspeakableを呼び出す呪文(深遠の覗き見/Peer Through Depths、霧中の到達/Reach Through Mists、砂のふるい分け/Sift Through Sands)をすべて揃えることができる。
- もっとも、忌話図自体がトリプルシンボルとはいえあと2マナ追加すれば普通に唱えられるので、これを経由し3つの呪文を唱えて出したところであまりお得とは言い難い。
開発秘話
Erik Lauerが出した円錐カードの亜種を元に開発された。テストプレイ名は「Cone of Spells」で当初はマナ・コストが6マナのソーサリーでソーサリーも手に入れることができたが、時間をかけた調整の結果、現在のテキストになった。[1]
関連カード
このカードは円錐カードの仲間。火炎放射/Cone of Flame#亜種を参照。