Phyrexian Gremlins
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Phyrexian Gremlins (2)(黒)
クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) グレムリン(Gremlin)
クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) グレムリン(Gremlin)
あなたは、あなたのアンタップ・ステップにPhyrexian Gremlinsをアンタップしないことを選んでもよい。
(T):アーティファクト1つを対象とし、それをタップする。それは、Phyrexian Gremlinsがタップ状態であり続けるかぎり、それのコントローラーのアンタップ・ステップにアンタップしない。
アーティファクト専門のタッパー。これ自身をタップ状態に留めることで、タップしたアーティファクトのアンタップを阻止できる。
結果的に、起動コストにタップを含むアーティファクトや、静態の宝珠/Static Orbなどのアンタップ状態にのみ機能するアーティファクトは無力化される。これ自体が除去されたり、他のアンタップ手段があったりしたらダメとはいえ、アーティファクト除去が苦手な黒としてはわりと有効なアーティファクト対策である。
- 第6版のルール改訂で能力が弱体化したカードの1つ。第6版より前は「アーティファクトの能力はアンタップ状態の場合にのみ機能する」というルールがあり、タップすれば、どのアーティファクトの能力も無力化することができた。例えばこのカードで対戦相手の象牙の塔/Ivory Towerをタップ状態に固定すれば、相手のライフ回復を阻止できていた。第6版以降のルールでは、(例えば静態の宝珠/Static Orbのように)能力自体に特にそう書いていなければアーティファクトの能力はタップ状態でも機能するので、先述のようなことはできない。
- 印刷時はグレムリン/Gremlin(s)という当時特有のクリーチャー・タイプを持っていたが、2008年1月18日のオラクル更新で一時期アウフへと変更されていた。その後、ミラディン包囲戦の解剖妖魔/Flensermiteでグレムリンが復活したのに合わせて、2011年2月4日のオラクル更新でグレムリンに戻された。さらに2021年6月のオラクル変更でファイレクシアンが追加されたが、名前側が複数形のせいでカード名とクリーチャー・タイプが同じカードに成り損ねた。
- 後に、青くなり能力がクリーチャー専用となった砂イカ/Sand Squidが登場した。
- ミラディンの傷跡において錆ダニ/Rust Tickという調整版が出たが、残念なことにファイレクシア/Phyrexia陣営ではない。