地の封印/Ground Seal

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Ground Seal / 地の封印 (1)(緑)
エンチャント

地の封印が戦場に出たとき、カードを1枚引く。
墓地にあるカードは、呪文や能力の対象にならない。


墓地カードアンタッチャブルになるエンチャントキャントリップもついている。

すべての墓地が影響範囲であるため、自分の墓地にあるカードを保護することに使ったり、対戦相手の墓地利用を防ぐことに使ったりできる。具体的には、棺の追放/Coffin Purgeゾンビ化/Zombifyなどが本来の効果を発揮できなくなるというわけである。例に挙げた2枚を見ればわかるように、その手の墓地利用/対策を得意とするのはであり、黒にはエンチャント破壊手段がないことから、対黒カードとしての色合いが濃いカードと言える。とはいえ、トーモッドの墓所/Tormod's Crypt死体のダンス/Corpse Danceのような、墓地のカードを対象をとらないカードに対しては意味がないという確実性に欠ける面もある。

次元の狭間/Planar Voidトーモッドの墓所/Tormod's Cryptのような「置く前や使った後に墓地に置かれたカードに手を出せない」という弱点がなく、使用タイミングを問わない。また最悪でも2マナのキャントリップ呪文であるため、サイクリング相当のデッキ圧縮に用いることができ、完全に腐ることがない。この2点から、墓地対策カードの中では比較的扱いやすいカードである。

時代を問わず常に墓地利用が活発なエターナルではサイドボードに採用されることがある。また基本セット2013再録時のスタンダードでは、ジャンクリアニメイトの流行を受けて、対策カードとしてメインデッキから採用される例も。ただし同じく「腐らない墓地対策カード」である死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman漁る軟泥/Scavenging Oozeの登場後は、それらに一歩譲る立ち位置になっている。

お互いに墓地利用が貧弱なリミテッドでは、ほとんどの場合2マナ払って1ドローするだけの置物なのでアンプレイアブルエルドレインの森では協約の種になるほか祝祭の補助にもなり得るためわずかに使いやすくなるが、それでも粗悪な数合わせ以上には評価しにくい。

関連カード

墓地のカードが呪文や能力の対象にならなくなる常在型能力を持ったパーマネント

参考

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