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オラーズカ/Orazcaは、イクサラン/Ixalanの地名。

目次

概要

イクサラン大陸の密林の奥深くにある古の都。通称黄金都市(黄金の都)/The Golden City

その名の通り都の建物のほとんどが黄金で作られており、埋め込まれた翡翠はかつてこの地で人間/Humanと共に暮らしていたマーフォーク/Merfolkの文化を想起させる(イラスト)。

長らく無人の場所となっており、その間に多くの生物が住み着いている。中でも六匹の古の恐竜――ゼタルパ/Zetalpaネザール/Nezahalテジマク/Tetzimocエターリ/Etaliガルタ/Ghaltaザカマ/Zacamaは巨大な体躯とそれに見合った力を有している。

翼神殿/Winged Templeはこの都市の中でもとりわけ壮大な遺跡である。頂上へ向かう道は三百段の階段になっており、百段ごとに三相一体の太陽/The Threefold Sunの一側面を表している。頂上の詠唱の間で儀式を行うことにより、古の恐竜達を呼び出すことが可能である。

なお、オラーズカは太陽帝国/The Sun Empireの人間が使う呼び名であり、川守り/The River Heraldsのマーフォーク達はここを黄金の流れの都/The City of Golden Waterと呼ぶ[1]。 黄金都市(黄金の都)/The Golden Cityの名称は前二者を含むどの勢力も用いている。

歴史

起源

オラーズカは元々、太陽帝国の成立以前に大陸中に存在していた都市国家の一つである。当時の統治者チャカント・イントリ/Chacanto Intliはそのカリスマと狡知により、次第に他の都市を統合、太陽帝国を築き上げた。当時の人間の支配地域は川守りの領土まで踏み込んでおらず、またマーフォークも交易のためにオラーズカを訪れていた。

滅亡

チャカントの時代から何代か後、皇帝アパゼク・イントリ/Apatzec Intliアゾール/Azorから不滅の太陽/The Immortal Sunを授けられた。彼はその力をもって川守りの領土を征服し密林を薙ぎ払おうと目論み、破壊と滅亡を振りまいた。だがそれにより帝国は不滅の太陽を扱う資格がないとアゾールに判断され、不滅の太陽は川守りの手に託されることとなった。川守りの圧倒的な力の前にオラーズカは放棄され、また惨劇を繰り返さないため川守りは自らの歴史の中から不滅の太陽の、オラーズカの正確な場所を消し去り、誰にもその力を使わせないという誓いを立てた。こうして、黄金の都は忘却の彼方へ消え去ったはずだったが……

イクサラン・ブロック

長い年月が経っても、人々はオラーズカを探し求めようとしていた。古の遺産を取り戻そうとする太陽帝国はもちろん、クメーナ/Kumenaが率いる一部の川守りはオラーズカを見つけ出しその力を持って侵略者を撃退すべきだと主張していた。さらに、大陸の外からは聖人エレンダ/Elendaの手掛かりとして不滅の太陽を求める薄暮の軍団/The Legion of Dusk、ただ純粋に不滅の太陽という宝を求める鉄面連合/The Brazen Coalitionも到来し、もはや黄金都市の発見は時間の問題であった。また、外の次元/Planeからオラーズカを求める来訪者もいた。ヴラスカ/Vraskaニコル・ボーラス/Nicol Bolasの依頼を受け、不滅の太陽を送り届けるべくオラーズカを探していた。

オラーズカが発見されると、各勢力は盛大な争奪戦を繰り広げた。しかしヴラスカが不滅の太陽を次元の外へ転送したことにより、鉄面連合の海賊は戦う意味を失い、薄暮の軍団もオラーズカで眠っていたエレンダに叱責されこの地を後にした。川守りのティシャーナ/Tishanaと太陽帝国のファートリ/Huatliは、都を共有の地にすべきだという考えに至り、各々の陣営に交渉の準備をさせるべくオラーズカを去った。しかし皇帝アパゼク・イントリ三世/Apatzec Intli IIIはファートリの提言を無視し、兵を送ってオラーズカを支配した。

  • 上記の内容は太陽帝国が勝利した正史のものである。川守りが勝利したifエンディングでは無数のエレメンタルによって他陣営の侵入を拒むようになり、鉄面連合が勝利したifエンディングでは酒場に改装された。一方、薄暮の軍団はifエンディングでもオラーズカを支配することはできなかった。

機械兵団の進軍

新ファイレクシア/New Phyrexiaの軍勢による太陽帝国の包囲網を崩すため、ファートリはオラーズカの古の恐竜を目覚めさせ陽動に使う作戦を発案した。エターリは完成化されてしまっていたものの、現地の駐屯部隊や、土地勘の有るマーブレン・フェイン/Mavren Feinの協力もあり、古の恐竜五匹を目覚めさせる作戦は成功した。

イクサラン:失われし洞窟

戦後のオラーズカは完全に太陽帝国の都市の一つとなっている。ファイレクシア戦争により生じた難民も移住してきているため、市場は人でごった返している。

帝国の兵士がオラーズカ地下にある古代の部屋を発見したことにより、ファートリはその調査を命じられることとなった。歴史学者クイントリウス・カンド/Quintorius Kandの協力で地下の扉は開き、イクサラン地下の中心核/The Coreへの道が続いていることが明らかとなった。

ゲームにおいて

イクサランの相克ではオラーズカの力を得ることを示したキーワード能力として昇殿がある。この能力で得られる「都市の承認」の「都市」とはオラーズカの事である。

特殊対戦セットのExplorers of Ixalanはオラーズカ発見を目指す四大勢力の激突を表現しており、同セット独自のルール「マップ・タイル」では必ずOrazca, the Golden City (マップ・タイル)というタイルが含まれるようになっている。このタイルは性能が高く、オラーズカの発見および所有権の奪取が勝利に繋がるようなゲーム性になっている。

登場

カード名に登場

イクサラン
オラーズカの尖塔/Spires of Orazca
イクサランの相克
オラーズカからの排斥/Expel from Orazcaオラーズカの猛竜/Orazca Raptorオラーズカの襞背/Orazca Frillbackオラーズカの暴君、クメーナ/Kumena, Tyrant of Orazcaオラーズカの翼神殿/Winged Temple of Orazcaオラーズカの秘宝/Orazca Relicオラーズカの拱門/Arch of Orazca
黄金都市として:黄金都市の秘密/Secrets of the Golden City
イクサラン:失われし洞窟
オラーズカの細工扉/Orazca Puzzle-Door

フレイバー・テキストに登場

イクサラン
黄金都市として:女王の任命/Queen's Commission源流の歩哨/Headwater Sentries見習い形成師/Shaper Apprentice開花のドライアド/Blossom Dryad金色の歩哨/Gilded Sentinel
イクサランの相克
猛竜の相棒/Raptor Companion太陽の歩哨/Sun Sentinel財力ある船乗り/Sailor of Means薄暮軍団の盲信者/Dusk Legion Zealot貪欲なチュパカブラ/Ravenous Chupacabra、オラーズカの襞背/Orazca Frillback、執拗な猛竜/Relentless Raptor都市の承認注釈カード
黄金都市として:暴走する角冠/Stampeding Horncrest意気がった海賊/Swaggering Corsair黄金炉の駐屯所/Gold-Forge Garrison
機械兵団の進軍:決戦の後に
装具つなぎの短角獣/Harnessed Snubhorn

登場記事・登場作品

イクサラン・ブロック

機械兵団の進軍

イクサラン・失われし洞窟

参考

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