エルドラージのミミック/Eldrazi Mimic
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Eldrazi Mimic / エルドラージのミミック (2)
クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)
クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)
他の無色のクリーチャーが1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、ターン終了時まで、あなたはエルドラージのミミックの基本のパワーとタフネスをそのクリーチャーのパワーとタフネスに変更してもよい。
2/1無色クリーチャーが戦場に出るたびに、そのP/Tを真似る能力を持った小型エルドラージ。
単体では2マナ2/1と最低限の性能でしかないが、デッキの構成次第では強力なアタッカーに変貌しうるカード。戦乱のゼンディカー・ブロックには欠色持ちを始めとして数多くの無色クリーチャーが収録されているため、それらをかき集めて2/1を上回るものを次々に展開していくだけで簡単に高い打点を叩き出すことができる。また、重量級エルドラージ達が抱えがちな「サイズは大きいが、それを活かすまでにタイムラグがある」という弱点を(擬似的にではあるが)これ1枚で緩和できる点も大きな魅力。
構築では、マナレシオに優れた無色クリーチャーを重点的に採用して積極的にアタッカーとして運用したい。マナカーブに沿ってコンスタントに展開できると理想的なので、可能な限りクリーチャーは無色のもので固めたい。あるいは、能力などは反映されずP/Tだけを真似る点を活かして、コンボ的な運用にも適している。フォーマットは限られるが、ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian DreadnoughtやPhyrexian Devourerなどは良い相方となる。
- この能力はコピーではなく、種類別第7b種のパワーとタフネスを特定の値にする効果である。参照するのはコピー可能な値ではなく、すべての継続的効果を加味した実際のP/Tである。また参照するのはミミックの誘発型能力の解決時である。
- 例えば果てしなきもの/Endless OneがX=5(+1/+1カウンターが5個)で戦場に出て、ミミックの誘発に対応して果てしなきものを対象に巨大化/Giant Growthを使ったら、それらをすべて加味したP/T、つまり8/8を参照する。
- このため、破滅を導くもの/Ruination Guideのような全体強化の恩恵を二重に得られる。例えばミミックと破滅を導くものをコントロールしている時に果てしなきものをX=5で戦場に出せば、まず果てしなきものが+1/+0の修正を受けて6/5になり、ミミックがそれを写しとった上で自身も修正を受けるため、結果としてミミックは7/5になる。
- ウギンの目/Eye of Uginや心なき召喚/Heartless Summoningで0マナ・クリーチャーになる。
- モダン以下のみ限定のコンボに見えるが、Zendikar Expeditionsのウギンの目を引き当てればリミテッドでも実現可能。