双子神の指図/Dictate of the Twin Gods
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Dictate of the Twin Gods / 双子神の指図 (3)(赤)(赤)
エンチャント
エンチャント
瞬速
いずれかの発生源がパーマネントかプレイヤーにダメージを与えるなら、代わりにそれはそのパーマネントかプレイヤーにその点数の2倍のダメージを与える。
双子神(モーギス/Mogisとイロアス/Iroas)の姿が描かれた赤の指図は、ラースの灼熱洞/Furnace of Rath。
戦闘フェイズ中に奇襲的に唱えることで、通された攻撃の戦闘ダメージをいきなり倍にしたり、サイズに任せて攻撃してきたクリーチャーを相討ちに取ったりすることができる。またバーンデッキやコンボデッキで使う場合も、「設置した返しに総攻撃を受けて敗北」というリスクがあったラースの灼熱洞と比べ、対戦相手の終了ステップに唱えることで比較的安全に運用できるようになった。
スタンダードでは特にボロスの反攻者/Boros Reckonerとのコンボが強力。ボロスの反攻者に与えられるダメージを4倍にして対戦相手に与えられるため、5点分の火力があれば即座にゲームを終わらせることができる。ボロスの魔除け/Boros Charmなどで破壊不能を付与すれば、反攻者自身を対象にすることでをダメージを倍々に増やしていくことができるため、無限ダメージも可能。
- フレーバーを意識してなのか、イラストに描かれている勝利の神、イロアス/Iroas, God of Victoryとは様々な面で相性がよい。イロアス自身が破壊不能を持っており、攻撃クリーチャーの受けるダメージ軽減と威迫のサポートで攻撃を通しやすく、一方的に被害を与えることができる。
- ニクスへの旅の発売記念週末のプロモーション・カードとして、2014年5月2日のフライデー・ナイト・マジックなどでこれのイラスト違いのプレミアム・カードが配布された[1]。
ルール
- 「同一のイベントにつき同じ置換効果を2度以上適用することはできない」というルール(CR:614.5)により、このカード単体で無限ループを起こすことはない。
- 戦闘ダメージやダメージを割り振る効果は、置換効果の影響を受ける前の数字で割り振る。
- 複数のブロック・クリーチャーへの戦闘ダメージの割り振りやトランプルは、パワー通りのダメージを割り振る。トランプルを持つパワー3のクリーチャーがタフネス2のクリーチャーにブロックされた場合、防御プレイヤーに割り振れるダメージは最大1点であり、実際に与えられるダメージはクリーチャーへ4点、プレイヤーへ2点となる。
- 炬火の炎/Flames of the Firebrandは3点のダメージを割り振り、対象のそれぞれに与えるダメージが2倍となる。6点のダメージを割り振るわけではない。
- 「ライフを失う」ことは、「ダメージ」とは別物なので、この置換効果の影響を受けない。
- ラースの灼熱洞/Furnace of Rathとは異なり、プレインズウォーカーに与えられるダメージも2倍になる。クリーチャーの戦闘ダメージや宿命的火災/Fated Conflagrationなどの直接的なダメージの他、プレイヤーに与えられるダメージをプレインズウォーカーに移し変える場合も、2つの置換効果(倍化と移し変え)のどちらを先に選んでももう一方が適用されるため、必ず2倍のダメージが与えられる。
関連カード
サイクル
ニクスへの旅の指図サイクル。いずれも瞬速を持つレアのエンチャント。
- ヘリオッドの指図/Dictate of Heliod
- クルフィックスの指図/Dictate of Kruphix
- エレボスの指図/Dictate of Erebos
- 双子神の指図/Dictate of the Twin Gods
- ケイラメトラの指図/Dictate of Karametra