流浪のドレイク/Peregrine Drake
提供:MTG Wiki
シングルシンボルとはいえ、(一時とは言え)5マナも使って2/3飛行とは、優秀なフライヤーを擁する青としてはだいぶ弱い。ゆえに、もっぱら攻撃力ではなくフリースペルのほうをメインとして使用される。
特に、フェアリーの大群/Cloud of Faeriesより多くの土地をアンタップしたいがパリンクロン/Palinchronは重すぎる、というデッキが採用していた(→ダークタイド)。
- 一時期、手札から唱えないとETB能力が誘発しないというエラッタが出ていたが、それ以前はこれと死体のダンス/Corpse Dance、生け贄に捧げる手段でお手軽無限コンボだった(→ダンシング・ドレイク)。もちろん再びエラッタが出された今でも可能。
- フレイバー・テキストによるとトレイリア/Tolaria周辺を流浪しているらしい。
ドレイクのために切れ目のできたトレイリアの霞は、近づくなという明らかな警告になった。
- エターナルマスターズでコモンとして再録、Pauperで使用可能となった。フェアリーの大群が禁止された後のフリースペルのコモン収録は、Pauperの環境を破壊するとしてプレイヤーに危惧されていたが、案の定、ドレイク・フリッカーの登場や、ウルザトロンにおけるマナ加速要員としての採用などにより環境を荒らし回った。その結果、メタゲームの多様性を阻害するとして、本来の改訂時期ではない2016年11月3日発表・11月16日発効において禁止カードとなった(参考)。
- 本来の改訂時期以外に緊急で禁止されるという点では、記憶の壺/Memory Jar以来である。Pauperは基本的にMagic Online上でのみ行われるフォーマットなのでこのようなことが出来たとのこと。