光素の泉/Halo Fountain
提供:MTG Wiki
アーティファクト
(白),(T),あなたがコントロールしているタップ状態のクリーチャー1体をアンタップする:緑白の1/1の市民(Citizen)クリーチャー・トークン1体を生成する。
(白)(白),(T),あなたがコントロールしているタップ状態のクリーチャー2体をアンタップする:カード1枚を引く。
(白)(白)(白)(白)(白),(T),あなたがコントロールしているタップ状態のクリーチャー15体をアンタップする:あなたはこのゲームに勝利する。
タップ状態のクリーチャーをアンタップさせることがコストの一部という珍しい起動型能力を持つ有色アーティファクト。
クウィンタプルシンボル+15体ものクリーチャーのアンタップで特殊勝利が可能だが、それだけのクリーチャーが並んでいれば普通はタップした(殴った)時点で勝てるだろう。通常のデッキであれば、白マナ+タップでクリーチャー1、2体をアンタップさせつつ、トークンか手札を細かく獲得していくのが運用手段になる。地味ながら手堅く、かつ効率よくアドバンテージを得られる有力なアーティファクト。
リミテッドでも、疑似的な警戒を与えつつコツコツと有利になれるので便利。クリーチャーが横に並びやすいとはいえ、流石に15体もの数を並べ、しかもタップして生き残らせるというのは難しく、やはり特殊勝利はおまけのようなものだが、素の性能が優秀なので積極的にピックしてよい。2つ目の能力までなら白マナも2個出ればよいので、他のピックを歪めることもそうあるまい。
構築ではトークンを大量生成する手段と併用し、更にタップ・アウトレットなどと組み合わせれば特殊勝利も不可能という程ではない。それでもロマン寄りではあるが、前述の通り単独でアドバンテージ源となれるため、普段はそちらの用途で使いつつ、達成できそうな時にはひっそり狙えるギミックを用意しておけば、稀に唐突な勝利をもたらしてくれるかもしれない。
また、置くのも起動するのも軽い、アンタップ出来るアーティファクトとしてはかなりの性能であり、パイオニア以下の環境では無限コンボ、スタンダードでも今後の研究次第では大化けする可能性も秘めている。
登場時のスタンダードでは、盤面にウォーターディープの黒杖/The Blackstaff of Waterdeepでこれをクリーチャー化した物と成し遂げた錬金術師/Accomplished Alchemistが召喚酔いがとけた状態でいる場合、2点以上のライフを得る手段があれば無限ドローになる。さらにライフを得る事ができれば、実質的な無限マナ・無限トークンである。(成し遂げた錬金術師をアンタップする関係上、ライブラリーの残り枚数によって上下する) さらにその状態から機体などの任意の枚数のクリーチャーをタップする手段を持ってこれれば特殊勝利となる。