Ifh-Biff Efreet
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2024年1月26日 (金) 20:40時点におけるAerugo aeruginosa (トーク | 投稿記録)による版
Ifh-Biff Efreet (2)(緑)(緑)
クリーチャー — イフリート(Efreet)
クリーチャー — イフリート(Efreet)
飛行
(緑):Ifh-Biff Efreetはすべての飛行を持つクリーチャーとすべてのプレイヤーに1点のダメージを与える。この能力はどのプレイヤーも起動してよい。
4マナで3/3飛行という緑らしからぬ優良クリーチャー。加えて「デメリット」となるハリケーン/Hurricaneに似たオールプレイ能力を持つ。
対戦相手が緑の場合はハリケーン能力への注意が必要でありこのクリーチャーが自爆させられるくらいならまだしも、残りライフによっては引き分けやこちらの敗北につながりかねない。見方を変えると、相手が十分な緑マナを出せないのであればこのペナルティ能力はないも同然であり、むしろ飛行ブロッカーを排除しつつ相手の残りライフを詰めるメリットとしてすら機能しうる。総じて非常に強力なクリーチャーといえるだろう。
- オールプレイ能力の先駆け的な存在。のちにMark Rosewaterはアラビアンナイトの革命的なアイデアの1つとしてこれを挙げており、「アラビアンナイト以前は自分のコントロールするものは当然自分だけのものだった。Ifh-Biff Efreetが全てを変えてしまった」と評している[1]。
- 後に作られた類似カードの中でも特に突風売り/Squallmongerとは類似性が高い。
- これにEarthbindをエンチャントして生きたハリケーンを作ろうとするプレイヤーもいたらしい[2]。
- リバイズドでは、セレンディブのイフリート/Serendib Efreetに緑の内枠ごとこれのイラストが刷られてしまったことで有名(セレンディブのイフリート(リバイズド・エディション)の画像)。
- 「Ifh-Bíff」はRichard Garfieldの姉妹エリザベス/Elizabethの子供時代のあだ名に由来する。幼きRichardは姉妹の名前を正確に発音できず「Ifh-Biff」と呼んでおり、それがあだ名として定着したとのこと[3]。
- WEB上の画像ではわかり辛いが、正式にはカード名の「Bíff」の「i」はラテン文字の「í」である。
参考
- ↑ It Happened One Nights(Making Magic 2002年8月5日 Mark Rosewater著)
- ↑ Power at a Price(Internet Archive)(Feature 2002年8月7日 Ben Bleiweiss著)
- ↑ Trivial Pursuit: What's in a Name?/トリビアの研究 ― 名前に何がある?(Making Magic 2023年1月9日 Mark Rosewater著)