Franky
提供:MTG Wiki
非公式/非実在カード
Franky (青)(赤)伝説のクリーチャー ― 猫(Cat)
Frankyを生け贄に捧げる:クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。Frankyはそれに2点のダメージを与える。
Frankyを生け贄に捧げる:アンティ呪文1つか起動型アンティ能力1つを対象とし、それを打ち消す。
非公式フォーマット、5-Color Magic専用のオリジナルカード。マジック公式のインビテーショナルと同様に、5-Colorでもインビテーショナルが開かれており、その優勝者には、5-Colorでのみ使えるインビテーショナルカードを1枚デザインする権利が与えられる。これは第2回の優勝者、Jim Hustadによってデザインされたもの。5-Colorの大会での優勝賞品などとしてしか得られない、きわめて稀少なカードである。
自身の生け贄だけを起動コストに無条件でショック/Shockを撃てる2/2クリーチャー、という点は突撃隊/Shock Troopsと同じ。他にこのような能力を持ったパーマネントは、そのためだけに作られている炎の印章/Seal of Fireとツキノテブクロのエキス/Moonglove Extractのみ。
伝説かつマルチカラーではあるものの、突撃隊と比べて点数で見たマナ・コストは半減しており、最大の難点であった重さが克服されている。これだけでも採用の価値は十分にあるだろう。前述のようにきわめて稀少なカードなので、デッキに複数入れたり、対戦相手もFrankyを入れていたり、というような機会はほとんど無に等しいだろう。その意味で、伝説であることはもはやデメリットにならないかもしれない。
もう1つ独特の能力として、アンティ限定の打ち消し能力がある。アンティに関するカードはすべてソーサリーか、アンティに関する起動型能力を持つパーマネントなので、これ1枚ですべてを封じることができる。現在の5-Colorはアンティ関係のカードがすべて禁止カードに指定されているため意味を成さないが、アンティを許可する環境ではそれなりに有用な能力となるかもしれない。
- 起動コストに自身の生け贄を含まない宝石の鳥/Jeweled Birdは次のターンに再起動されてしまうので、別の除去手段を併用する必要がある。青銅のタブレット/Bronze Tabletも同様だが、こちらは5-Color Magicでは禁止カードに指定されていた。
- アンティに関係するカードではあるが、これ自身はアンティ領域を利用しないためか、「アンティを賭けてプレイしない場合、プレイを開始する前に取り除く」の記述がない。
- イラストでは猫が宝石の鳥/Jeweled Birdを狙っている。