プレイング
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プレイング(Playing)とは、マジックのゲーム中の様々な場面において、判断を迫られた際にプレイヤーがとる選択や行動のこと。「いつ、どの呪文を唱えるか、あるいは能力を起動するか」「どのクリーチャーを攻撃またはブロックに参加させるか」など、プレイヤーは多くの選択を迫られる。しばしば「プレイングが良い」あるいは「プレイングが悪い」などと表現される。
プレイングにはブラフも含まれ、広義ではしぐさや雰囲気なども含まれる。手札に持っていないカードをあたかも持っているかのように見せかけるために、不自然に土地をアンタップ状態で残しておいたり、そのような素振りを示したりする。前者はゲーム上の行動によって生まれるものであり、後者は直接ゲームに関係するものではないが、いずれももプレイングの範疇に入ると言える。
また、プレイングには「作成したデッキをどう運用するか」という側面もあり、この意味では「デッキ構築」の対立概念である。ある人が作成したデッキを別の人がプレイするという分業は、実際よく行われている。初心者はデッキの良し悪しだけでゲームの勝ち負けが決まると思いがちだが、優れたプレイングは勝負には欠かせない。もちろんデッキも重要な要素であるが、それと同じくらい、プレイングの優劣も勝負に直結する。初心者がコピーデッキを使ってもトーナメントでなかなか勝てないのは、その好例であろう。