Aeolipile
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Aeolipile (2)
アーティファクト
アーティファクト
(1),(T),Aeolipileを生け贄に捧げる:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。Aeolipileはそれに2点のダメージを与える。
マジック初期としては割に貴重だった無色のダメージソース。稲妻/Lightning Boltの小型版効果(現在のショック/Shock)が発生する。
フォールン・エンパイアが使えた当時はプロテクション持ち騎士を多数投入した白/黒のウィニーが横行していた時代。 無色ダメージなのでそういう騎士たちを焼くのに適していたこと、それなりに安価でかつ色マナを一切必要としないことなど、使い勝手がよかったため、様々なデッキで活躍をしていた。
- "aeolipile"とは「アイオロスの球」とも訳される、蒸気タービンの原形といわれる玩具。アレクサンドリアのヘロンが紀元前2世紀に作ったとされる。
- アーティファクトの2点火力としては、後にテンペストで呪われた巻物/Cursed Scrollというとんでもないカードが登場する。こちらもAeolipileと同じく対プロテクションクリーチャーの最終兵器として環境を大きく変化させて行く。
- 後の呪文爆弾の一つ、黄鉄の呪文爆弾/Pyrite Spellbombが改良版にあたる。起動コストに赤マナがいるのでどんなデッキでも、というわけにはいかなくなったが、「アーティファクト版使い捨て火力」という本家のお株をあっさり奪ってしまった。
- ローウィンで作られたツキノテブクロのエキス/Moonglove Extractは、純粋な後継と言える。設置にコストがかかる分、起動に一切マナがかからなくなった。
関連カード
サイクル
フォールン・エンパイアのマナ・コスト2、起動コスト1の使い捨てアーティファクトサイクル。ブーンズの小型版のような効果で、2つ分の何かを発生させる。