Blast from the Past
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マッドネス、サイクリング、キッカー、フラッシュバック、バイバックと、さまざまなキーワード能力が並んでいる。Old Fogeyと対をなす「旧世代」のカードで、枠がスカージ以前までの物だったり(タイプ欄などが太字なので、正確にはポータルなどに類する)、墓石アイコンが復活していたり、更にはイラストレーターの誤植までそのまま。もちろんプレミアム・カードには流星マークまでついている。
効果とマナ・コストだけを見れば、そんなに強力とは言えない。しかし、様々な使い方ができるため汎用性が高く無駄になりにくい。色拘束が緩いので、比較的マナが多く出せる緑と組み合わせるのが良いだろうか。ウルザランドとの併用も面白い。
- サイクリングは起動型能力でありカードのプレイではないので、サイクリングのみで使用する場合はキッカーやバイバックは支払えない。もちろん効果はカードを1枚引くだけ。
- サイクリングで捨てるときもマッドネスでプレイできる。そのとき、サイクリングでカードをドローする前に、マッドネスでのプレイと解決が行われる。赤マナが2つ出せるなら、普通に使うよりもこの方法で使う方が強い。
- マッドネスとフラッシュバックは通常とは違う方法でのプレイを許可する能力。そのため、プレイする際にキッカーやバイバックを支払える。ただしフラッシュバックでプレイする際にバイバックを支払っても手札に戻る代わりにゲームから取り除かれる。
- おそらくサイクリング→マッドネス→バイバックが1番強いだろう。8マナかかるが。さらにキッカーもつけると11マナ。
- 当時としては冗談のようなカードであったが、今となっては時のらせんに収録されていても不思議ではないカード。 このカードが持つ5つのキーワード能力は、タイムシフトまで含めると時のらせんで全部登場している(ただしサイクリングは土地サイクリングの形で登場)。その場合、オークの連続砲撃/Orcish Cannonadeが追い出されることになっただろうが。
- 未来予知では本当にサイクリングとマッドネスを併せ持ったカードが登場した。→滑る胆液/Ichor Slick
- イラストの上空ではTime Machineに乗ったゴブリンが手を振っている。キッカーを支払うとこれが加勢に駆けつけてくれるのだろう。
- その後、Time MachineはOld Fogeyのイラストの背景で墜落している。
- 映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」で、主人公のマーティが物語のカギとなるスポーツ年鑑を購入したアンティーク・ショップの名前が「Blast from the Past」。カード名はこれをイメージしたものかもしれない。