大魔術師

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2020年12月15日 (火) 01:28時点における053 (トーク | 投稿記録)による版
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大魔術師/Magusとは、時のらせんブロックに登場したシステムクリーチャーサイクル。後に統率者戦用セットで再登場した。いずれも人間ウィザード


Magus of the Disk / 円盤の大魔術師 (2)(白)(白)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)

円盤の大魔術師はタップ状態で戦場に出る。
(1),(T):すべてのアーティファクトとすべてのクリーチャーとすべてのエンチャントを破壊する。

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Magus of the Arena / 闘技場の大魔術師 (4)(赤)(赤)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)

(3),(T):あなたがコントロールするクリーチャー1体と、対戦相手1人が選んだそのプレイヤーがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それらをタップする。それらのクリーチャーは格闘を行う。(それぞれはもう一方に自身のパワーに等しい点数のダメージを与える。)

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Magus of the Vineyard / ぶどう園の大魔術師 (緑)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)

各プレイヤーの戦闘前メイン・フェイズの開始時に、そのプレイヤーは(緑)(緑)を加える。

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解説

いずれも過去に存在した強力なクリーチャーでないカードをクリーチャーとしてリメイクしたものになっている。カード名にも、リメイク元のカード名の一部が使われている。

過去何度か作られているが、毎回5色5枚のサイクルで作られ、リメイク元となるカードのカード・タイプはその都度統一されている。時のらせんのものはアーティファクト次元の混乱では土地未来予知ではエンチャントを元にしている。時のらせんと未来予知ではそれぞれのマナ・コストも元のカードのものを意識して設定されている。

統率者2015以降はソーサリーをリメイクした大魔術師がセットをまたいで作られ、5年後の統率者レジェンズでメガ・サイクルとして完成した(参考/翻訳)。こちらもマナ・コストは元のカードを意識した設定になっている。

  • クリーチャーに変更されたことで元のカードとはかなり違った性質になっており、多くは元よりも弱体化している。クリーチャーにすることでバランスを取った調整版ともいえるだろう。
    • 最大の差は破壊されやすくなったことだろう。ただしクリーチャーを直接破壊しにくいに対しては若干耐性が上がっている。
    • タップ能力を持つものに関しては、召喚酔いの影響を受ける点も大きな差と言える。
    • 元が土地のものとソーサリーのものに関しては、元に比べてマナがかかることから、特に弱体化した印象が大きい。
    • 一方で利点としては、クリーチャーになったことにより攻撃ブロックできるようになったことが挙げられる。この強みを生かして構築でも活躍しているものもある。
    • また統率者2015以降のソーサリーをリメイクしたものに関しては、インスタント・タイミングで使用できるようになったことも利点に挙げられる。
  • 時のらせんの遥か前に見えざる者の大魔道師/Magus of the Unseenが存在している。見ての通り「Magus」の訳語は本サイクルとは異なる。

カード一覧

時のらせん

時のらせん大魔術師サイクル。過去の強力なアーティファクトと同じ効果能力マナ総量を持つ。括弧内は元になったカード

次元の混乱

次元の混乱大魔術師サイクル。過去の強力な土地と同じ効果能力を持つ。括弧内は元になったカード

未来予知

未来予知大魔術師サイクル。過去の強力なエンチャントと同じ効果能力マナ・コストを持つ。括弧内は元になったカード

統率者戦用セット

統率者戦用セット大魔術師メガ・サイクル。過去の強力なソーサリーと同じ効果起動型能力マナ・コストを持つ人間ウィザード。1つ目の括弧内は元になったカード、2つ目は登場したセット

5年かけて完成する予定のメガ・サイクルである(参考/翻訳)とされていたものの、5年目となる統率者2019での新登場は見送りとなり(参考)、翌年の統率者レジェンズで完成した。

参考

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