こじ開け/Break Open

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相手の[[裏向き]]の[[クリーチャー]]の表を確認できる[[カード]]。
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[[対戦相手]]の[[裏向き]]の[[クリーチャー]]を強制的に[[表向き]]にする[[カード]]。
  
相手が[[変異誘発型能力]]を持つ[[変異]]クリーチャーを[[プレイ]]していたなら、その[[誘発]]のタイミングを不適当なときにずらし、無効にできるかもしれない、という程度の[[効果]]しか持たない。
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[[変異]]クリーチャーは表向きの方が強いクリーチャーが多いため、このカードは相手をサポートするようなものであり、ほぼ役に立たない。仮に、相手が[[変異誘発型能力]]を持つ変異クリーチャーを[[プレイ]]していたなら、その[[誘発]]のタイミングを不適当なときにずらし、無効にできるかもしれない、という程度の[[効果]]はある。
  
表向きの方が強いクリーチャーも多く、3[[ターン]]目に[[そびえ立つベイロス/Towering Baloth]]などが表になると悲惨。相手をサポートするようなものであり、ほぼ役立たずなカード。
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*裏向きのクリーチャーの正体を確認するならば、[[魂を見つめるエイヴン/Aven Soulgazer]]や[[諜報網/Spy Network]]を用いた方がリスクはない。
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*[[蒼ざめた月/Pale Moon]][[生命の色/Lifelace]]など、大抵の弱いカードは結局何もしないカードであるが、これは使った方が不利になるという珍しいカードである。
  
*[[蒼ざめた月/Pale Moon]][[生命の色/Lifelace]]など、弱いカードというのは大抵結局何もしないカードであるが、これは使った方が不利になるという珍しいカードである。
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==関連カード==
*せめて確認だけして、表にするかは任意であればまだ良かったかもしれない。それでも[[リミテッド]]ですら出番は無さそうではあるが。
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裏向きのクリーチャーを表向きにするカード
*どうしても表が気になるなら、[[ショック/Shock]][[除去]]して[[墓地]]で確認しよう。
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*[[現実を彫る者イクシドール/Ixidor, Reality Sculptor]] [[起動型能力]]
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*[[スカークの騒ぎ屋/Skirk Alarmist]] – 自分のクリーチャーのみ。起動型能力。
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==ストーリー==
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'''こじ開け'''/''Break Open''の{{Gatherer|id=39868}}は、[[オタリア/Otaria]][[バーバリアン|蛮族]][[変異クリーチャー/Morph Creature]]を大剣で割って中から[[セファリッド]]が顔を出した場面。[[フレイバー・テキスト]]によると、面倒事の解決法には熟考と力ずくがあるが、蛮族は熟考した後、大抵は力ずくを選ぶという。
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中身にセファリッドが詰め込まれているかのようなイラストは、変異クリーチャーの設定に矛盾している。[[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト]]はその矛盾を認めた上で、呪文の効果を比喩的に表現したものと説明した。(→[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/askwizards/0103 Ask Wizards - 2003/1/10]参照)
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[http://braingeyser.at.infoseek.co.jp/04/0217.html#19 18,000 Words: The 100 Worst Magic Cards of All Time] 第19位(Braingeyser)
 
*[http://braingeyser.at.infoseek.co.jp/04/0217.html#19 18,000 Words: The 100 Worst Magic Cards of All Time] 第19位(Braingeyser)
 
*[[カード個別評価:オンスロート]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:オンスロート]] - [[コモン]]

2010年8月18日 (水) 01:27時点における版


Break Open / こじ開け (1)(赤)
インスタント

対戦相手がコントロールする裏向きのクリーチャー1体を対象とし、それを表向きにする。


対戦相手裏向きクリーチャーを強制的に表向きにするカード

変異クリーチャーは表向きの方が強いクリーチャーが多いため、このカードは相手をサポートするようなものであり、ほぼ役に立たない。仮に、相手が変異誘発型能力を持つ変異クリーチャーをプレイしていたなら、その誘発のタイミングを不適当なときにずらし、無効にできるかもしれない、という程度の効果はある。

関連カード

裏向きのクリーチャーを表向きにするカード

ストーリー

こじ開け/Break Openイラストは、オタリア/Otaria蛮族変異クリーチャー/Morph Creatureを大剣で割って中からセファリッドが顔を出した場面。フレイバー・テキストによると、面倒事の解決法には熟考と力ずくがあるが、蛮族は熟考した後、大抵は力ずくを選ぶという。

中身にセファリッドが詰め込まれているかのようなイラストは、変異クリーチャーの設定に矛盾している。ウィザーズ・オブ・ザ・コーストはその矛盾を認めた上で、呪文の効果を比喩的に表現したものと説明した。(→Ask Wizards - 2003/1/10参照)

参考

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