むかしむかし/Once Upon a Time

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*"once upon a time"は童話の始まりに使われる文句で、日本語の「むかしむかし」に相当する。
 
*"once upon a time"は童話の始まりに使われる文句で、日本語の「むかしむかし」に相当する。
 
**童話の締めくくりに使われる文句である[[めでたしめでたし/Happily Ever After]]とは対になっている。
 
**童話の締めくくりに使われる文句である[[めでたしめでたし/Happily Ever After]]とは対になっている。
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==禁止指定==
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[[2019年]]11月22日([[Magic: The Gathering Arena]]では11月21日、[[Magic Online]]では11月18日)より、[[スタンダード]]で[[禁止カード]]に指定される<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/november-18-2019-banned-and-restricted-announcement November 18, 2019 Banned and Restricted Announcement]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0033448/ 2019年11月18日 禁止制限告知]</ref>。[[食物 (デッキ)|食物デッキ]]の支配だけでなく、競技[[メタゲーム]]において[[緑]]のデッキが多すぎることもこの環境の問題点であった。このカードは初動の高い安定性に貢献し、緑と他の[[色]]との序盤の[[マナ基盤]]の差を大きくしていた。
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*このカードと[[王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns]]は、発売から49日で禁止されたことになる([[紙|テーブルトップ]]基準)。これはかの[[記憶の壺/Memory Jar]](45日)にも匹敵する記録である。
  
 
==開発秘話==
 
==開発秘話==
これは[[カード名]]から[[トップダウン・デザイン]]で作られた[[カード]]であり、その名前から緑になった(緑は運命、および世界における自分の役割を果たすことに関する[[色]]である)。最初は[[力線]]のような、ゲーム開始時の手札にある場合に効果を発揮するデザインだったが、後に力線に似ているがいくらか異なる空間に感じられる、現在の形に変更された。効果は[[ゲーム]]の最初にしたいことで緑らしいもの、すなわちクリーチャーか土地を[[手札に加える]]衝動になった<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/eldraine-check-part-3-2019-10-07 Eldraine Check, Part 3]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0033149/ エルドレイン・チェック その3]([[Making Magic]] [[2019年]]10月7日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。
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これは[[カード名]]から[[トップダウン・デザイン]]で作られた[[カード]]であり、その名前から緑になった(緑は運命、および世界における自分の役割を果たすことに関する色である)。最初は[[力線]]のような、ゲーム開始時の手札にある場合に効果を発揮するデザインだったが、後に力線に似ているがいくらか異なる空間に感じられる、現在の形に変更された。効果は[[ゲーム]]の最初にしたいことで緑らしいもの、すなわちクリーチャーか土地を[[手札に加える]]衝動になった<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/eldraine-check-part-3-2019-10-07 Eldraine Check, Part 3]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0033149/ エルドレイン・チェック その3]([[Making Magic]] [[2019年]]10月7日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。
  
 
==脚注==
 
==脚注==
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==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:エルドレインの王権]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:エルドレインの王権]] - [[レア]]
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2019年11月19日 (火) 06:48時点における版


Once Upon a Time / むかしむかし (1)(緑)
インスタント

この呪文があなたがこのゲームで唱えた最初の呪文であるなら、あなたはこれを、これのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。
あなたのライブラリーの一番上からカードを5枚見る。あなたはその中からクリーチャーか土地であるカード1枚を公開してあなたの手札に加えてもよい。残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。


物語の語り始めとして舞台か登場人物を紹介する、衝動効果インスタント

条件はあるが、0マナの衝動効果は強力。ゲーム開始時の手札では実質土地としてもクリーチャーとしてもカウントできるため、マリガンの判断が非常に楽になる。普通に唱える場合でも未開地の捜索/Seek the Wilds上位互換であり、コスト・パフォーマンスは高い。

登場時のスタンダードでは、ゴロス・ランプ食物出来事など、を含むミッドレンジランプ系のデッキで広く使われている。モダンでも、クリーチャーをキーカードとするコンボデッキなどで採用されることがある。

  • "once upon a time"は童話の始まりに使われる文句で、日本語の「むかしむかし」に相当する。

禁止指定

2019年11月22日(Magic: The Gathering Arenaでは11月21日、Magic Onlineでは11月18日)より、スタンダード禁止カードに指定される[1]食物デッキの支配だけでなく、競技メタゲームにおいてのデッキが多すぎることもこの環境の問題点であった。このカードは初動の高い安定性に貢献し、緑と他のとの序盤のマナ基盤の差を大きくしていた。

開発秘話

これはカード名からトップダウン・デザインで作られたカードであり、その名前から緑になった(緑は運命、および世界における自分の役割を果たすことに関する色である)。最初は力線のような、ゲーム開始時の手札にある場合に効果を発揮するデザインだったが、後に力線に似ているがいくらか異なる空間に感じられる、現在の形に変更された。効果はゲームの最初にしたいことで緑らしいもの、すなわちクリーチャーか土地を手札に加える衝動になった[2]

脚注

  1. November 18, 2019 Banned and Restricted Announcement/2019年11月18日 禁止制限告知
  2. Eldraine Check, Part 3/エルドレイン・チェック その3Making Magic 2019年10月7日 Mark Rosewater著)

参考

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