エムラクール/Emrakul

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2016年6月22日 (水) 21:09時点におけるBlackwood (トーク | 投稿記録)による版
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エムラクール/Emrakulゼンディカー・ブロックで初登場したキャラクター。エルドラージ/Eldraziの1体。

目次

解説

エルドラージの中でも最大でもっとも恐るべきものである。それは具現化した荒廃であり、そびえ立つ場所には静寂の恐怖が巻き起こる。それは感情や物質を超えた虚無の霊気であり、それのみが恐怖を成している。ゼンディカー/Zendikarマーフォークの崇める空の女神エメリア/Emeria(エム/Em)とコー/Korの崇める風の女神カムサ/Kamsaの元型であり、未知の力によって重力を歪め大地から浮かび上がっている。

エムラクールの血族たちは格子状組織、不快を引き起こす左右非対称性、先に節くれだった指の痕跡が残る触手という特徴を持つ。特にそのクジラの髭か石灰質化した植物の細胞壁の類のような格子状組織は最も特徴的で、まるで中に見えない生き物でも飼っているかのようにエルドラージ自身の動きとは独立して呼吸する。幾人かのマーフォークの学者は、その器官によってエムラクールの血族はその他の血族よりも強く重力を歪めるのだと推測している。

エムラクールの血族達は深い青と皮のような黄土色と鮮明なマゼンダを混ぜ合わせた異世界の色彩を身に帯びている。この奇怪な配色は多くのエルドラージにとっても普遍的で、かつての霊気的形態がゼンディカーの光を非自然的に反射していると考えられているがエムラクールの血族は特にその色彩が顕著である。

エムラクールの血族の落とし子は2本の小さな足で動き回り、そして親と同じように奇怪な色彩と格子状組織を持つ。

経歴

エルドラージ覚醒

ドローン落とし子の群れから辛くもケフ砦を守り切ったギデオン・ジュラ/Gideon Juraとゼンディカー人の抵抗軍の前に出現し、ゼンディカー・ブロックの物語を締めくくった。

戦乱のゼンディカー・ブロック

エムラクールはこの数ヶ月、姿を見せていない。ゼンディカーを去ったのかどうかはブロック途中まで不明であったが、最終的にウギンの調査によって既にゼンディカーを去っていたことが判明した。

登場

登場カード

エムラクールの血族

エルドラージ覚醒
エムラクールの手/Hand of Emrakulエムラクールの孵化者/Emrakul's Hatcher巣の侵略者/Nest Invader
戦乱のゼンディカー
エムラクールの名残/Vestige of Emrakul

カード名に登場

エルドラージ覚醒
エムラクールの手/Hand of Emrakul、エムラクールの孵化者/Emrakul's Hatcher
戦乱のゼンディカー
エムラクールの名残/Vestige of Emrakul

フレイバー・テキストに登場

エルドラージ覚醒
マーフォークの空偵者/Merfolk Skyscout
戦乱のゼンディカー
雲マンタ/Cloud Manta、エムラクールの名残/Vestige of Emrakul、見捨てられた神々の神殿/Shrine of the Forsaken Gods

イラストに登場するエムラクールあるいはエムラクールの血族

エルドラージ覚醒
エルドラージの徴兵/Eldrazi Conscription走り回る侵略/Skittering Invasion英雄の時/Time of Heroes重力の変容/Gravitational Shift弱者の消耗/Consume the Meek消耗の蒸気/Consuming Vapors炎の斬りつけ/Flame Slash熱光線/Heat Ray世界大戦/World at War重大な落下/Momentous Fall面晶体のマトリックス/Hedron Matrix補強された防壁/Reinforced Bulwarkニッサの天啓/Nissa's Revelation
マジック・オリジン
ニッサの天啓/Nissa's Revelation
戦乱のゼンディカー
氷の猛進/Rush of Ice確実な一撃/Sure Strike垂直落下/Plummet

登場作品・登場記事

参考

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