グランプリ

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==概要==
 
==概要==
前述のとおり参加登録さえすればだれでもグランプリには参加できるため、参加者数は近年増加傾向にあり、数百人、多い時には2,000人を超えることがあるマジック界最大の大会である。日本でも年3回のペースで各地で開催される。近年は[[プレイヤー・オブ・ザ・イヤー|PoY]]レースが激化していることもあり、海外の強豪が日本のグランプリに参戦したり、国内のプロが積極的に海外のグランプリに遠征したりしている。
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前述のとおり参加登録さえすればだれでもグランプリには参加できるため、参加者数は近年増加傾向にあり、数百人、多い時には2,000人を超えることがあるマジック界最大の大会である。日本でも年4回のペースで各地で開催される。近年は[[プレイヤー・オブ・ザ・イヤー|PoY]]レースが激化していることもあり、海外の強豪が日本のグランプリに参戦したり、国内のプロが積極的に海外のグランプリに遠征したりしている。
  
 
成績上位者には、その順位に応じた賞金と[[プロツアー・ポイント]]、[[プロツアー]]出場権・トラベル補助などが与えられる。
 
成績上位者には、その順位に応じた賞金と[[プロツアー・ポイント]]、[[プロツアー]]出場権・トラベル補助などが与えられる。
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==賞金とプロポイント==
 
==賞金とプロポイント==
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決勝ラウンドに進出できなかったプレイヤー/チームは、最終的に獲得したマッチポイントに応じてプロポイントを獲得する。
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===プロツアー参加権利===
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以下のプレイヤーに次回プロツアー参加権利及び、開催地までの往復航空券が授与される。
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*個人戦グランプリ
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**トップ8
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**マッチポイント39点以上獲得者
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*チーム戦グランプリ
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**トップ4のチームメンバー
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**マッチポイント36点以上獲得チームのメンバー
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過去のプロツアー参加権利対象者の推移は以下のとおり。
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*2011年まで:上位16名がプロツアーの参加権利を獲得。
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*2012年:プレミアイベント体制の変更によって上位4名までに調整された。その代わり、上位4名(上位2チーム)全員にプロツアー開催への往復航空券も授与。
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*2013年度:参加人数が1,200人を超えた場合、個人戦39ポイント/チーム戦36ポイント(12勝3敗)以上でプロツアーの参加権利が与えられ、決勝トーナメント進出者(個人戦上位8名/チーム戦上位4チーム)全員にはさらに開催地の往復航空券も授与される。
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*2014-2015シーズン:参加人数に関係なく、個人戦39ポイント/チーム戦36ポイント以上でプロツアーの参加権利が与えられるようになった。決勝トーナメント進出者全員にはさらに開催地の往復航空券も前年同様に授与される。
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*2015-2016シーズン:プロツアーの参加権利を獲得したプレイヤー全員に、開催地の往復航空券が授与される。
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==賞金(2015年まで)==
 
===個人戦賞金===
 
===個人戦賞金===
 
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※賞金の括弧内は一人あたりの金額
 
※賞金の括弧内は一人あたりの金額
 
===プロポイント===
 
 
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!colspan="2"|トップ8入賞プレイヤー!!colspan="2"|トップ8入賞以外のプレイヤー!!colspan="2"|トップ4入賞チーム!!colspan="2"|トップ4入賞以外のチーム
 
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|順位||プロポイント||マッチポイント||プロポイント||順位||プロポイント||マッチポイント||プロポイント
 
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|1位||8||39以上||4||1位||6||34以上||4
 
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|2位||6||36~38||3||2位||5||33||3
 
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|3~4位||5||33~35||2||3~4位||4||31~32||2
 
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|5~8位||4||30~32||1||||||30||1
 
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※個人戦マッチポイント39点以上獲得者/チーム戦マッチポイント36点以上獲得チームの全員に次回プロツアーの参加権利を得られる。
 
 
*2011年までは上位16名がプロツアーの参加権を獲得できたが、2012年からはプレミアイベント体制の変更によって上位4名までに調整された。その代わり、上位4名(2チーム)全員にプロツアー開催への往復航空券も授与される。2013年度から参加人数が1,200人を超えた場合、個人戦39ポイント/チーム戦36ポイント(12勝3敗)以上でプロツアーの参加権が与えられ、決勝トーナメント進出者(個人戦上位8名/チーム戦上位4チーム)全員にはさらに開催地の往復航空券も授与される。2014-2015シーズンから参加人数に関係なく、個人戦39ポイント/チーム戦36ポイント以上でプロツアーの参加権が与えられ、決勝トーナメント進出者全員にはさらに開催地の往復航空券も授与される。2015-16シーズンから、プロツアーの参加権が与えられる全員は、開催地の往復航空券も授与される。
 
  
 
==参考==
 
==参考==
*[http://archive.wizards.com/Magic/tcg/events.aspx?x=grandprix/welcome グランプリ開催案内]
+
*[http://magic.wizards.com/ja/node/118292 グランプリ開催案内]
 
*[[:Category:グランプリ]] - グランプリのトーナメント記録ページの一覧
 
*[[:Category:グランプリ]] - グランプリのトーナメント記録ページの一覧
 
*[[トーナメント記録]]
 
*[[トーナメント記録]]

2016年2月2日 (火) 02:22時点における版

グランプリ/Grand Prixは、マジックプレミアイベントの1つ。プロツアーなどと違って、参加するための権利を得る必要はない。

目次

概要

前述のとおり参加登録さえすればだれでもグランプリには参加できるため、参加者数は近年増加傾向にあり、数百人、多い時には2,000人を超えることがあるマジック界最大の大会である。日本でも年4回のペースで各地で開催される。近年はPoYレースが激化していることもあり、海外の強豪が日本のグランプリに参戦したり、国内のプロが積極的に海外のグランプリに遠征したりしている。

成績上位者には、その順位に応じた賞金とプロツアー・ポイントプロツアー出場権・トラベル補助などが与えられる。

プレインズウォーカーポイントの倍率は8倍に設定されている。これは参加制限のないイベント・競技合計ポイント集計対象イベントの中で最も高い倍率である。そのためポイントを最も稼ぎやすいイベントのひとつとなっている。

本戦に興味がなくても、掘り出し物が出てくるバイヤーブースや、多彩なサイドイベントカードイラストを手掛けたアーティストのサイン会などが用意されており、まさしく『マジック界最大の祭典』と言えるだろう。マジックをまったく知らない人でも初心者講習会も行われるので、興味があるのなら是非顔を出すと良いだろう。

ルール適用度(REL)は1日目が「競技」、2日目が「プロ」。ヘッド・ジャッジは特に認可を受けた高レベルのジャッジが務める必要がある。

プロモーション・カード

  • 本戦に参加したプレイヤーには参加賞として、以下のプロモーション・カードが配布されている。いずれもプレミアム・カードで、新規のイラストが用いられている。
  • 言語は英語版のみ。
  • 2012年~2013年は前期・後期に別々のカードが各1枚配布された。
  • 2014年から再び1種類に変更された。

画像は、以下のサイトで見ることができる。

配布年度 カード名 備考
2016年度 石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic Johannes Vossによる新規イラスト Grand Prix
2015年度 グリセルブランド/Griselbrand Jaime Jonesによる新規イラスト Grand Prix
基本セット2015以降の新枠を採用
2014年度 殴打頭蓋/Batterskull Igor Kierylukによる新規イラスト Grand Prix
2013年度後期 全ては塵/All Is Dust Vincent Proceによる新規イラスト GP2013b
2013年度前期 原始のタイタン/Primeval Titan Peter Mohrbacherによる新規イラスト GP2013a
2012年度後期 水蓮のコブラ/Lotus Cobra Terese Nielsenによる新規イラスト GP2012b
2012年度前期 ゴブリンの先達/Goblin Guide Steve Prescottによる新規イラスト GP2012a
2011年度 大渦の脈動/Maelstrom Pulse John Avonによる新規イラスト DCI→流星に変更 GP2011
2010年度 梅澤の十手/Umezawa's Jitte Svetlin Velinovによる新規イラスト GP2010
2009年度 金属モックス/Chrome Mox Alan Pollackによる新規イラスト GP2009
2008年度 獣群の呼び声/Call of the Herd Lars Grant-Westによる新規イラスト GP2008
2007年度 魂売り/Spiritmonger Kev Walkerによる新規イラスト GP2007

賞金とプロポイント

個人戦

順位 賞金 プロポイント 備考
1 10,000USD 8 次回プロツアー参加権利+往復航空券
2 5,000USD 6
3-4 2,500USD 5
5-8 1,500USD 4
9-16 1,000USD  
17-32 500USD
33-64 250USD
65-100 250USD 参加人数が3,000人以上の場合
101-180 200USD

チーム戦

順位 賞金 (一人あたり) プロポイント 備考
1 15,000USD (5,000USD) 6 次回プロツアー参加権利+往復航空券
2 7,500USD (2,500USD) 5
3-4 3,750USD (1,250USD) 4
5-8 2,100USD (700USD)  
9-12 1,800USD (600USD)
13-16 1,500USD (500USD)
17-20 1,200USD (400USD)
21-24 900USD (300USD)
25-30 900USD (300USD) 参加チーム数が1,000チーム以上の場合
31-42 750USD (250USD)
43-58 600USD (200USD)

プロポイント

決勝ラウンドに進出できなかったプレイヤー/チームは、最終的に獲得したマッチポイントに応じてプロポイントを獲得する。

個人戦 チーム戦
マッチポイント プロポイント マッチポイント プロポイント
39点以上 4 34点以上 4
36-38 3 33 3
33-35 2 31-32 2
30-32 1 30 1
0-29 0 0-29 0

プロツアー参加権利

以下のプレイヤーに次回プロツアー参加権利及び、開催地までの往復航空券が授与される。

  • 個人戦グランプリ
    • トップ8
    • マッチポイント39点以上獲得者
  • チーム戦グランプリ
    • トップ4のチームメンバー
    • マッチポイント36点以上獲得チームのメンバー

過去のプロツアー参加権利対象者の推移は以下のとおり。

  • 2011年まで:上位16名がプロツアーの参加権利を獲得。
  • 2012年:プレミアイベント体制の変更によって上位4名までに調整された。その代わり、上位4名(上位2チーム)全員にプロツアー開催への往復航空券も授与。
  • 2013年度:参加人数が1,200人を超えた場合、個人戦39ポイント/チーム戦36ポイント(12勝3敗)以上でプロツアーの参加権利が与えられ、決勝トーナメント進出者(個人戦上位8名/チーム戦上位4チーム)全員にはさらに開催地の往復航空券も授与される。
  • 2014-2015シーズン:参加人数に関係なく、個人戦39ポイント/チーム戦36ポイント以上でプロツアーの参加権利が与えられるようになった。決勝トーナメント進出者全員にはさらに開催地の往復航空券も前年同様に授与される。
  • 2015-2016シーズン:プロツアーの参加権利を獲得したプレイヤー全員に、開催地の往復航空券が授与される。

賞金(2015年まで)

個人戦賞金

順位 賞金 備考
1 4,000USD 次回プロツアー参加権利+往復航空券
2 2,700USD
3-4 1,500USD
5-8 1,000USD
9-12 600USD  
13-16 550USD
17-23 500USD
24-32 400USD
33-64 300USD
65-100 250USD 参加人数が1200人以上の場合
101-150 200USD 参加人数が2400人以上の場合
151-230 200USD 参加人数が3600人以上の場合(※)

※なお、実際の本戦参加人数が3600人未満だが、主催者によって3600人以上扱いというケースがある。(→グランプリ千葉15

チーム戦賞金

順位 賞金 備考
1 8,100USD(2,700USD) 次回プロツアー参加権利+往復航空券
2 5,400USD(1,800USD)
3-4 3,000USD(1,000USD)
5-8 2,025USD(675USD)  
9-12 1,275USD(425USD)
13-16 1,125USD(375USD)
17-20 1,050USD(350USD)
21-24 900USD(300USD)
25-36 750USD(250USD) 参加チーム数が400チーム以上の場合
37-51 600USD(200USD) 参加チーム数が800チーム以上の場合
52-76 600USD(200USD) 参加チーム数が1200チーム以上の場合

※賞金の括弧内は一人あたりの金額

参考

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