サブゲーム

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
23行: 23行:
 
*[[ルーリング]]
 
*[[ルーリング]]
  
{{#cr:713}}
+
{{#cr:714}}

2011年8月4日 (木) 23:51時点における版

サブゲーム/Subgameとは、ゲーム中に呪文能力効果によって生み出されるゲームのことである。

サブゲームが発生すると、各プレイヤーは現在プレイしているゲームを中断し、そのゲームのライブラリーデッキとしてサブゲームを開始する。この際に、デッキの枚数に関するルールは無視されるが、デッキの枚数が7枚未満ならゲーム開始時に7枚引くことができないので開始直後に敗北する(マリガンをしても敗北を免れることはできない)。また、ゲームの先攻無作為に選ぶ。

メインゲームのライブラリー以外の領域にあったカードは、サブゲームではゲームの外部にあると見なし、サブゲームに影響を与えることはない。

サブゲームが終了すると、サブゲームを行っていたプレイヤーはサブゲームに使用したカードをメインゲームのライブラリーに戻し、ライブラリーを切り直してメインゲームの続きを行う。

  • かつてはサブゲームで追放されたカードは追放されたままであった(2007年7月の総合ルール変更でライブラリーに戻るようになった)。そのため、以下のようなことが可能だった。
    • 対戦相手のカードを積極的に追放し、元のゲームに戻った際に対戦相手のライブラリーがボロボロになるようにする。
    • カードを片っ端から待機させ、元のゲームに戻った際にそれらが展開されるようにする。
  • サブゲームを発生させた呪文は、メインゲームではこれがスタックに積まれたままになる。サブゲームが終了して初めて墓地に置かれる。

サブゲームを行うとゲームが非常に長引くため、嫌がられることが多い。さらに、トーナメントでは時間切れになる危険がある。 そのため、サブゲームを生み出すカードはアラビアンナイトShahrazad以来長い間登場しておらず、Shahrazadがサブゲームを生み出す唯一のカードになると思われていた。だが、冗談セットであるアンヒンジドEnter the Dungeonが登場し、現在はサブゲームを生み出すカードは2枚となっている。

  • Enter the Dungeonは公式のフォーマットで使用できない上にライフが5の状態でサブゲームを始める、と上記の問題に対する配慮が見られる(ただしそこは"アン"。サブゲームを開始するにあたって場所を移動しなければならない)。
  • さらに、Shahrazadも現在使用できるフォーマットは統率者戦のみである(厳密にはアラビアンナイトを用いたリミテッドでも使用できるが、そんなものをやることはまず無いだろう)。

参考

引用:総合ルール 20231117.0

MOBILE