シールド

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==さまざまなバリエーション==
 
==さまざまなバリエーション==
===スーパーシールド===
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===[[スーパーシールド]]===
使用する[[ブースターパック]]を通常の倍の12パックで行うシールドを'''スーパーシールド'''と呼ぶ。[[2011年]]の[[プロツアーパリ11|マジック・ウイークエンド・パリ]]での[[プレイヤー・オブ・ザ・イヤー]]のプレーオフや、[[バトル・オブ・チャンピオン]]に採用された。
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使用する[[ブースターパック]]を通常の倍の12パックで行うシールド。スーパーシールドの項も参照。
 
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カードプールが必然的に広くなるため、派手な展開になりやすい。デッキすべてを交換する戦術も可能である。
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===スタンダードシールド===
 
===スタンダードシールド===
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===[[4パックシールド‎]]===
 
===[[4パックシールド‎]]===
[[Magic Online]]では、使用するブースターパックを4個で行う形式もある。
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使用するブースターパックを4個で行うシールド。カードプールが通常よりも狭くなるため、デッキは40枚でなく30枚以上となっている。4パックシールドの項も参照。
カードプールが通常よりも狭くなるため、デッキは40枚でなく30枚以上となっている。
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===[[デュプリケイテッド・シールド‎]]===
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参加するプレイヤーが全員同じ[[カードプール]]を使うシールド。デュプリケイテッド・シールドの項も参照。
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===[[デカデント・シールド‎]]===
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各[[エキスパンション]]のブースターパックを1つずつ使うシールド。デカデント・シールドの項も参照。
  
*他にも、カードプールが全員同じ[[デュプリケイテッド・シールド]]や、各[[エキスパンション]]のブースターを1つずつ使う[[デカデント・シールド]]、最もカードプールが狭い[[1パックシールド]]などが非公式にある。
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===[[1パックシールド]]===
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ブースターパックを1つだけ使う、最もカードプールが狭シールド。1パックシールドの項も参照。
  
 
===チーム・シールド===
 
===チーム・シールド===
 
[[チーム戦|チーム]]・シールドでは、ブースターパック12パックで3人分のデッキを(以前はトーナメントパック2つとブースターパック4つ、[[世界選手権98]]では、[[第5版]]の[[スターターデッキ]]4つとブースターパック4つで4人分)作ることになる。基本土地を除き1人辺り約50枚と少ないが、カードプールが広いので[[単色デッキ]]や2色デッキが組みやすくなっている。  
 
[[チーム戦|チーム]]・シールドでは、ブースターパック12パックで3人分のデッキを(以前はトーナメントパック2つとブースターパック4つ、[[世界選手権98]]では、[[第5版]]の[[スターターデッキ]]4つとブースターパック4つで4人分)作ることになる。基本土地を除き1人辺り約50枚と少ないが、カードプールが広いので[[単色デッキ]]や2色デッキが組みやすくなっている。  
  
[[プレリリース・トーナメント]]で行われている[[双頭巨人戦]]のシールドではブースターパック8つで行う。
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===双頭巨人戦シールド===
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[[双頭巨人戦]]のシールドは、ブースターパック8つで2人分のデッキを作って行う。
  
 
==参考==
 
==参考==

2013年12月2日 (月) 22:51時点における版

シールド/Sealed Deckとは、未開封のブースターパックをその場で開け、40枚以上のデッキ構築する対戦形式。リミテッドに分類され、認定大会でも多く行われている。

目次

解説

ブースターパックから出てきたカードをそのまま構築に用いるという性格上、すべてのフォーマットの中でもっとも運の要素が大きい。

各プレイヤーに同数同種の未開封のブースターパック(通常、合計6パック)が支給され、これを用いてデッキの構築を行う。基本土地基本氷雪土地除く)は好きなだけ支給される。デッキに使用しないカードはすべてサイドボードとなる。

  • 内訳として、「大型エキスパンション×6」、「大型エキスパンション×3+小型エキスパンション×3」、「大型エキスパンション×2+小型エキスパンション×2+小型エキスパンション×2」が主流である。
  • 2009年2月(コンフラックスプレリリース・トーナメント発売記念パーティ)まではトーナメントパック1つ、ブースターパック2つ(トーナメントパックがない場合はブースターパック5つ)で行われていた。カードのダブり方や、レアカードの強化などで戦術が違ってきている。
  • 黎明期では、スターターデッキに土地が入っているので、基本土地は各人最大5枚までしか追加で支給されなかった(例:2枚+3枚はOK、山2枚+沼4枚はダメ)。

ルール適用度において競技レベル以上の場合、シールド戦では専用のデッキ登録用紙へのカード登録をし、デッキに使用するカードを記入する。デッキ登録後、ランダムでパックを交換する方式もあるので、制限時間内に間違いなくパックのカードを記入することが大切である。

  • 「盾/Shield」ではなく「封をされた/Sealed」という意味。
  • 多めに基本土地を確保しておき、苦手なに当たった場合に色変えをするという戦略もある。

デッキ構築の定石

運の要素が強いとされるシールドでも構築の定石が存在する。

強いカードを使う

シールドでは配布された84枚の中からデッキを構築するフォーマットである。

勝利を引き寄せるエンドカードは必ず入れるべきである。

また、予言/Divinationといったエンドカードをたぐり寄せるドローカードや墓暴き/Disentombといった除去されても再利用できるカードも重要である。

除去カードは重要

クリーチャーとの戦闘がメインであるため除去は必須とされる。

ただし、垂直落下/Plummetといった除去が限定されるカードはサイドにしまっておくのが無難である。

もし、除去が足りない場合は精神腐敗/Mind Rotといった手札破壊本質の散乱/Essence Scatterといったカウンターで代用しよう。

綺麗なマナカーブを

デッキ内のマナカーブを留意することも重要である。3マナを頂点とした放物線を描くようなマナカーブ理想的とされる。

低マナに寄り過ぎると息切れをしやすく、逆だと序盤に押される危険性がある。

できるだけ2色で

一般にほとんどのマナ基盤が基本土地であるリミテッドでは2色で組むのが望ましいとされる。

ただし、カードプールが貧弱だった場合、3色目をタッチする程度にとどめ、不屈の自然/Rampant Growthなどといった土地サーチカードマナフィルターを活用しよう。

土地の枚数

一般的には土地17枚、呪文23枚が適正とされる。

ただし、5マナ以上を多めに使って重くなってたり、パンプアップなど後半に余った分のマナを使えるカードが何枚か入っているなら土地18枚でも構わない。上記の土地サーチやマナフィルターは土地1枚分として数えよう。

先手を取るか、後手を取るか

シールドではテンポよりカードパワー1枚分の強さが重要視される。そのため、カード・アドバンテージをもつ後攻を取ることが有利とされてきた。

しかし、ゼンディカー以降、低マナコストのパワーが強くなっているため後手有利の理論が通用しなくなっている。

さまざまなバリエーション

スーパーシールド

使用するブースターパックを通常の倍の12パックで行うシールド。スーパーシールドの項も参照。

スタンダードシールド

現在スタンダードで使用できるエキスパンションから各1パックを使うシールド。グランプリ神戸12サイドイベントで行われ、基本セット2012ミラディンの傷跡ミラディン包囲戦新たなるファイレクシアイニストラード闇の隆盛が使われる。

4パックシールド‎

使用するブースターパックを4個で行うシールド。カードプールが通常よりも狭くなるため、デッキは40枚でなく30枚以上となっている。4パックシールドの項も参照。

デュプリケイテッド・シールド‎

参加するプレイヤーが全員同じカードプールを使うシールド。デュプリケイテッド・シールドの項も参照。

デカデント・シールド‎

エキスパンションのブースターパックを1つずつ使うシールド。デカデント・シールドの項も参照。

1パックシールド

ブースターパックを1つだけ使う、最もカードプールが狭シールド。1パックシールドの項も参照。

チーム・シールド

チーム・シールドでは、ブースターパック12パックで3人分のデッキを(以前はトーナメントパック2つとブースターパック4つ、世界選手権98では、第5版スターターデッキ4つとブースターパック4つで4人分)作ることになる。基本土地を除き1人辺り約50枚と少ないが、カードプールが広いので単色デッキや2色デッキが組みやすくなっている。

双頭巨人戦シールド

双頭巨人戦のシールドは、ブースターパック8つで2人分のデッキを作って行う。

参考

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