セレズニア議事会/The Selesnya Conclave

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'''セレズニア議事会'''/''The Selesnya Conclave''は、[[ラヴニカ/Ravnica]]における10の[[ギルド/Guild]]の1つ。
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{{情報ボックス/ラヴニカのギルド}}'''セレズニア議事会'''/''The Selesnya Conclave''は、[[ラヴニカ/Ravnica]]における10の[[ギルド/Guild]]の1つ。[[色]]は[[緑白]]で、2色の[[友好色]]たるあたりの性格(共同体主義)である。「議事会」の別名を持つ。
[[色]]は[[緑]][[白]]で、2色の[[友好色]]たるあたりの性格(全体主義)である。「議事会」の別名を持つ。
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セレズニアの基本理念は、セレズニア議事会の福音者である狼乗りのトルシミールの言葉に現れている。
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==解説==
「我らと共にあるならば、すべてが平等だ。それまでは、お前の存在は無い。」
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すなわち、共同体であることを何よりも重視し、その中のすべてのものはその役割に関わらず平等であると考えている。
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その構成員は無私無欲で他人に尽くすものたちであり、それは洗脳的・狂信的集団であるようにも見える。実際に洗脳が行われているかどうかは詳細は不明だが。
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また、自然に根ざした団体でもあり、自然と調和しそれを世界全体に広げることを目的としている。
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セレズニアの基本理念は、セレズニア議事会の福音者である狼乗りの[[トルシミール・ウルフブラッド/Tolsimir Wolfblood|トルシミール]]の言葉に現れている。''「我らと共にあるならば、すべてが平等だ。それまでは、お前の存在は無い。」''すなわち、共同体であることを何よりも重視し、その中のすべてのものはその役割に関わらず平等であると考えている。その構成員は無私無欲で他人に尽くすものたちであり、それは洗脳的・狂信的集団であるようにも見える。実際に洗脳が行われているかどうかは詳細は不明だが。
しかし、その信念の強さと場所を選ばないやり方から、他のギルドとの紛争の理由にもなっている。
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指導者は存在せず、すべてのメンバーによる共同指揮であるという。
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また、自然に根ざした団体でもあり、自然と調和しそれを世界全体に広げることを目的としている。しかし、その信念の強さと場所を選ばないやり方から、他のギルドとの紛争の理由にもなっている。
部分的に意識を共有する多くの生物による評議会が議事会を動かしている。
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その中心となっているのは、古代のドライアドのグループである合唱者のようだ。
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本拠地は世界最古の巨大樹ヴィトゥ=ガジー。既に枯れているが、魔術により生かされており、その幹には非常に重要な場所が存在している。
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指導者はセレズニアの[[パルンズ/Paruns|パルン]]でもあり、「自然そのものの顕現」「世界魂」とも呼ばれるマット・セレズニア(マトセレズニアとも訳される)、そしてその声を伝える[[ドライアド]]のグループである[[議事会の合唱者/Chorus of the Conclave|議事会]]、ひいては部分的に意識を共有しているセレズニアのメンバー全員が指導者と言える。
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本拠地は世界最古の巨大樹[[都市の樹、ヴィトゥ=ガジー/Vitu-Ghazi, the City-Tree|ヴィトゥ=ガジー]]。既に枯れているが、魔術により生かされており、その幹には非常に重要な場所が存在している。
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===ラヴニカ・ブロック===
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[[秘密の王、ザデック/Szadek, Lord of Secrets|ザデック]]の計略によりマット・セレズニアは抹殺されかけるが、[[ウォジェクの古参兵、アグルス・コス/Agrus Kos, Wojek Veteran|コス]]とその仲間達によってかろうじて阻止された。
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===ラヴニカへの回帰===
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ギルドパクト崩壊の後マット・セレズニアは深い眠りに付き、彼女に接触できるほど深く世界魂に潜れるものはいなかった。またラヴニカの人々のギルドへの不信感はセレズニアのような参加者の力に頼るギルドを縮小させ、セレズニアは消滅するかに見えた。
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新たなドライアドの議事会、トロスターニはセレズニアのパルンへのリンクを回復させ、セレズニア議事会を再興した。
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セレズニアは彼らの正当さのための平和的な戦いに従事し、殺風景な建物に自然の美をもたらす事でマット・セレズニアの天恵を広めようとしている。
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==拠点==
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===ヴィトゥ=ガジー/Vitu-Ghazi===
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セレズニア議事会の中心である大樹。ギルド庁舎でもあり、ギルドマスター・トロスターニとドライアド議事会達の家となっている。
  
 
==ゲームでの特徴==
 
==ゲームでの特徴==
[[クリーチャー]]の性能に優れる緑と白の[[ギルド/Guild]]だけあって、小型から中型にかけてバランスの良いクリーチャーが多数存在する。
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{{#card:Selesnya Guildmage}}
また、[[トークン]]の生産能力は10のギルドの中でもトップである。
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{{#card:Voice of Resurgence}}
  
固有の[[キーワード能力]]は「[[召集]]」。
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自然との調和、共同体主義を表す特徴として、[[トークン]]の生産能力に長けるギルド。[[ラヴニカ・ブロック]]ではセレズニアのトークンといえば大半が[[苗木]]であったが、[[ラヴニカへの回帰ブロック]]では2回り大きい[[ケンタウルス]]を中心に様々なトークンが登場している。また、生産したトークンを活かすような能力も多い。
前述のトークン生産と組み合わせることで力を発揮する。
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[[ラヴニカ・ブロック]]で[[ドラフト]]を行う場合、最初の[[ラヴニカ:ギルドの都]]でセレズニアを選んでしまうと、[[ギルドパクト]]、[[ディセンション]]で1ギルドずつ取ってうまく3色[[デッキ]]を作る事ができないという難点がある。
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固有メカニズムとしてラヴニカ・ブロックと[[ラヴニカのギルド]]では[[召集]]、ラヴニカへの回帰ブロックでは[[居住]]を有する。前者が生産したトークンを活かす能力、後者がトークン生産を促進する能力となっている。
*3色目を青にするとギルドパクト、黒または赤にするとディセンションで選ぶべきギルドがない。
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[[ラヴニカ・ブロック]]で[[ドラフト]]を行う場合、最初の[[ラヴニカ:ギルドの都]]でセレズニアを選んでしまうと、[[ギルドパクト]]、[[ディセンション]]で1ギルドずつ取ってうまく3色[[デッキ]]を作る事ができないという難点がある。3色目を[[青]]にするとギルドパクト、[[黒]]または[[赤]]にするとディセンションで選ぶべきギルドがない。
 
*ラヴニカで他のギルドを選んだ場合、そのようなことはない。
 
*ラヴニカで他のギルドを選んだ場合、そのようなことはない。
**[[ボロス軍/Boros Legion|ボロス]]の場合、ギルトパクトで[[イゼット団/The Izzet|イゼット]]、ディセンションで[[アゾリウス評議会/The Azorius Senate|アゾリウス]]を取れば赤白青。
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**[[ボロス軍/Boros Legion|ボロス]]の場合、ギルトパクトで[[イゼット団/The Izzet|イゼット]]、ディセンションで[[アゾリウス評議会/The Azorius Senate|アゾリウス]]を取れば[[赤白青]]。<br />ギルトパクトで[[オルゾフ組/The Orzhov Syndicate|オルゾフ]]、ディセンションで[[ラクドス教団/The Cult of Rakdos|ラクドス]]を取れば[[白黒赤]]となる。
ギルトパクトで[[オルゾフ組/The Orzhov Syndicate|オルゾフ]]、ディセンションで[[ラクドス教団/The Cult of Rakdos|ラクドス]]を取れば白黒赤となる。
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**[[ディミーア家/House Dimir|ディミーア]]の場合、ギルトパクトでイゼット、ディセンションでラクドスを取れば[[青黒赤]]。<br />ギルトパクトでオルゾフ、ディセンションでアゾリウスを取れば[[白青黒]]となる。
**[[ディミーア家/House Dimir|ディミーア]]の場合、ギルトパクトでイゼット、ディセンションでラクドスを取れば青黒赤。
+
**[[ゴルガリ団/The Golgari|ゴルガリ]]の場合、ギルトパクトで[[グルール一族/The Gruul Clans|グルール]]、ディセンションでラクドスを取れば[[黒赤緑]]となる。
ギルトパクトでオルゾフ、ディセンションでアゾリウスを取れば白青黒となる。
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**[[ゴルガリ団/The Golgari|ゴルガリ]]の場合、ギルトパクトで[[グルール一族/The Gruul Clans|グルール]]、ディセンションでラクドスを取れば黒赤緑となる。
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*ディセンションの[[シミック連合/The Simic Combine|シミック]]もセレズニアと同様、うまく3色を作れないという問題を抱えている。
 
*ディセンションの[[シミック連合/The Simic Combine|シミック]]もセレズニアと同様、うまく3色を作れないという問題を抱えている。
**どの[[エキスパンション]]にもギルドで使われていない色がなく、なおかつ上記の条件で3色デッキを作れないギルドが存在しないように、10のギルドを3つのエキスパンションへ割り振ることは不可能である。どうしてもどこかのギルドを犠牲にしなくてはならなかったのだ。緑を含むギルドが2つ犠牲になっているのには目を瞑るべし。
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**どの[[エキスパンション]]にもギルドで使われていない色がなく、なおかつ上記の条件で3色デッキを作れないギルドが存在しないように、10のギルドを3つのエキスパンションへ割り振ることは不可能である。どうしてもどこかのギルドを犠牲にしなくてはならなかったのだ。緑を含むギルドが2つ犠牲になっているのも、別に緑イジメと言う訳では無く、どう割り振っても一色が割を食ってしまうようになっている。
  
 
==関連カード・関連[[デッキ]]==
 
==関連カード・関連[[デッキ]]==
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===ラヴニカ・ブロック===
 
*[[トルシミール・ウルフブラッド/Tolsimir Wolfblood]]
 
*[[トルシミール・ウルフブラッド/Tolsimir Wolfblood]]
 
*[[議事会の合唱者/Chorus of the Conclave]]
 
*[[議事会の合唱者/Chorus of the Conclave]]
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*[[セレズニア連合/Selesnya United]]([[テーマデッキ]])
 
*[[セレズニア連合/Selesnya United]]([[テーマデッキ]])
 
*[[セレズニア対立]]
 
*[[セレズニア対立]]
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===ラヴニカへの回帰ブロック===
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*[[セレズニアの声、トロスターニ/Trostani, Selesnya's Voice]]
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*[[イマーラ・タンドリス/Emmara Tandris]]
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*[[力の結集/Collective Might]]([[デュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズ2013]])
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*[[Selesnya Surge]]([[テーマデッキ]])
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===ラヴニカのギルド===
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*[[不和のトロスターニ/Trostani Discordant]]
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*[[協約の魂、イマーラ/Emmara, Soul of the Accord]]
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*ギルド・キット『セレズニア』([[ギルド・キット]])
  
 
==参考==
 
==参考==
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=magic/ravnica/selesnya,,ja The Selesnya Conclave]([[WotC]])
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*[http://www.wizards.com/default.asp?x=magic/ravnica/selesnya The Selesnya Conclave]([[WotC]] ラヴニカ:ギルドの都特設サイト)
*[[セレズニアカラー]]
+
*[http://www.wizards.com/magic/tcg/productarticle.aspx?x=mtg/tcg/guilds/selesnya セレズニア議事会](WotC ラヴニカへの回帰特設サイト)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/ravnica-then-and-now-2012-08-29-0 Ravnica, Then and Now]/[https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/%E3%83%A9%E3%83%B4%E3%83%8B%E3%82%AB%E3%80%81%E3%81%9D%E3%81%AE%E9%81%8E%E5%8E%BB%E3%81%A8%E7%8F%BE%E5%9C%A8-2012-08-29 ラヴニカ、その過去と現在](Feature Article 2012年8月29日 Adam Lee著)
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/planeswalkers-guide-part-1-2012-08-22 Planeswalker's Guide to Return to Ravnica: Part 1]/[https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BA%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E3%80%8C%E3%83%A9%E3%83%B4%E3%83%8B%E3%82%AB%E3%81%B8%E3%81%AE%E5%9B%9E%E5%B8%B0%E3%80%8D%E6%A1%88%E5%86%85%E3%80%80%E3%81%9D%E3%81%AE%EF%BC%91-2012-08-22 プレインズウォーカーのための「ラヴニカへの回帰」案内 その1](Feature Article 2012年8月22日 The Magic Creative Team著 翻訳:[[若月繭子]])
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===Selesnya Week===
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2012年10月1日~5日に行われた『セレズニア特集/Selesnya Week』から。
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*[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/mm/215 Designing for Selesnya]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0004200/ セレズニアのデザイン](Making Magic 2012年10月1日 [[Mark Rosewater]]著)
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*[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/ftl/215 Scrubbed Mind](From the Lab  2012年10月1日 [[Noel deCordova]]著)
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*[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/rc/215 Populating on a Budget]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/rc/0004270/ お手頃居住](ReConstructed 2012年10月2日 [[Gavin Verhey]]著)
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*[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/ur/215 In Praise of the Worldsoul, Part 2]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/RTR/0004374/ 世界魂を称えて その2](Uncharted Realms 2012年10月3日 [[Jenna Helland]]著)
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*[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/td/215 A History Lesson: The Best Selesnya](Top Decks 2012年10月4日 [[Mike Flores]]著)
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*[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/ld/215 Population Building]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0004109/ 居住の建築](Latest Developments 2012年10月5日 [[Tom LaPille]]著)
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==関連項目==
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*[[ラヴニカ/Ravnica]]
 
*[[ギルド/Guild]]
 
*[[ギルド/Guild]]
*[[ラヴニカ・ブロック]]
 
 
*[[背景世界/ストーリー用語]]
 
*[[背景世界/ストーリー用語]]

2020年2月7日 (金) 03:24時点における版

セレズニア議事会/The Selesnya Conclaveは、ラヴニカ/Ravnicaにおける10のギルド/Guildの1つ。緑白で、2色の友好色たるあたりの性格(共同体主義)である。「議事会」の別名を持つ。

目次

解説

セレズニアの基本理念は、セレズニア議事会の福音者である狼乗りのトルシミールの言葉に現れている。「我らと共にあるならば、すべてが平等だ。それまでは、お前の存在は無い。」すなわち、共同体であることを何よりも重視し、その中のすべてのものはその役割に関わらず平等であると考えている。その構成員は無私無欲で他人に尽くすものたちであり、それは洗脳的・狂信的集団であるようにも見える。実際に洗脳が行われているかどうかは詳細は不明だが。

また、自然に根ざした団体でもあり、自然と調和しそれを世界全体に広げることを目的としている。しかし、その信念の強さと場所を選ばないやり方から、他のギルドとの紛争の理由にもなっている。

指導者はセレズニアのパルンでもあり、「自然そのものの顕現」「世界魂」とも呼ばれるマット・セレズニア(マトセレズニアとも訳される)、そしてその声を伝えるドライアドのグループである議事会、ひいては部分的に意識を共有しているセレズニアのメンバー全員が指導者と言える。

本拠地は世界最古の巨大樹ヴィトゥ=ガジー。既に枯れているが、魔術により生かされており、その幹には非常に重要な場所が存在している。

ラヴニカ・ブロック

ザデックの計略によりマット・セレズニアは抹殺されかけるが、コスとその仲間達によってかろうじて阻止された。

ラヴニカへの回帰

ギルドパクト崩壊の後マット・セレズニアは深い眠りに付き、彼女に接触できるほど深く世界魂に潜れるものはいなかった。またラヴニカの人々のギルドへの不信感はセレズニアのような参加者の力に頼るギルドを縮小させ、セレズニアは消滅するかに見えた。

新たなドライアドの議事会、トロスターニはセレズニアのパルンへのリンクを回復させ、セレズニア議事会を再興した。 セレズニアは彼らの正当さのための平和的な戦いに従事し、殺風景な建物に自然の美をもたらす事でマット・セレズニアの天恵を広めようとしている。

拠点

ヴィトゥ=ガジー/Vitu-Ghazi

セレズニア議事会の中心である大樹。ギルド庁舎でもあり、ギルドマスター・トロスターニとドライアド議事会達の家となっている。

ゲームでの特徴


Selesnya Guildmage / セレズニアのギルド魔道士 (緑/白)(緑/白)
クリーチャー — エルフ(Elf) ウィザード(Wizard)

((緑/白)は(緑)でも(白)でも支払うことができる。)
(3)(緑):緑の1/1の苗木(Saproling)クリーチャー・トークンを1体生成する。
(3)(白):ターン終了時まで、あなたがコントロールするクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。

2/2


Voice of Resurgence / 復活の声 (緑)(白)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental)

対戦相手1人があなたのターンに呪文1つを唱えるたびと、復活の声が死亡したとき、「このクリーチャーのパワーとタフネスは、あなたがコントロールするクリーチャーの総数に等しい。」を持つ緑であり白であるエレメンタル(Elemental)・クリーチャー・トークン1体を生成する。

2/2

自然との調和、共同体主義を表す特徴として、トークンの生産能力に長けるギルド。ラヴニカ・ブロックではセレズニアのトークンといえば大半が苗木であったが、ラヴニカへの回帰ブロックでは2回り大きいケンタウルスを中心に様々なトークンが登場している。また、生産したトークンを活かすような能力も多い。

固有メカニズムとしてラヴニカ・ブロックとラヴニカのギルドでは召集、ラヴニカへの回帰ブロックでは居住を有する。前者が生産したトークンを活かす能力、後者がトークン生産を促進する能力となっている。

ラヴニカ・ブロックドラフトを行う場合、最初のラヴニカ:ギルドの都でセレズニアを選んでしまうと、ギルドパクトディセンションで1ギルドずつ取ってうまく3色デッキを作る事ができないという難点がある。3色目をにするとギルドパクト、またはにするとディセンションで選ぶべきギルドがない。

  • ラヴニカで他のギルドを選んだ場合、そのようなことはない。
  • ディセンションのシミックもセレズニアと同様、うまく3色を作れないという問題を抱えている。
    • どのエキスパンションにもギルドで使われていない色がなく、なおかつ上記の条件で3色デッキを作れないギルドが存在しないように、10のギルドを3つのエキスパンションへ割り振ることは不可能である。どうしてもどこかのギルドを犠牲にしなくてはならなかったのだ。緑を含むギルドが2つ犠牲になっているのも、別に緑イジメと言う訳では無く、どう割り振っても一色が割を食ってしまうようになっている。

関連カード・関連デッキ

ラヴニカ・ブロック

ラヴニカへの回帰ブロック

ラヴニカのギルド

参考

Selesnya Week

2012年10月1日~5日に行われた『セレズニア特集/Selesnya Week』から。

関連項目

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