ダクソス/Daxos

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ダクソス/Daxosテーロス・ブロックおよび統率者2015のキャラクター。カードとしてはテーロスメレティスのダクソス/Daxos of Meletisが初出。

目次

解説

テーロス/Therosの都市国家メレティス/Meletisに住むヘリオッド/Heliodの神託者。人間の男性(イラスト)。

あらゆるの声を聞くことができる才能ある神託者だが、自分のすべてを縛り付ける神々のことを、内心では疎ましくも感じている。

経歴

Godsend, Part I

初めてテーロスを訪れた少女時代のエルズペス・ティレル/Elspeth Tirelは、ダクソスという名の少年と出会った。この世界の名前を尋ねる不思議な少女のことを、彼はニクス/Nyxの住人なのかとも考えたが、その身体に神性を示す星空は認められなかった。彼女はヘリオッドとパーフォロス/Purphorosの争いの中で定命の者の世界に落下したを手に、何処かへと去ってしまった。

それから長い時が経ったある日、ダクソスは神殿にてヘリオッドのお告げを受けた。パーフォロスの剣を持つ娘が現れた。お前は我が勇者となるその娘の助けとなれと。ダクソスにはすぐに、それがあの時の少女であると分かった。

四の風の高地/The Plateau of the Four Windsにて、ダクソスはエルズペスと再会した。だがその場に、あの剣とともに地上に落ち、封印されていた伝説のハイドラポルクラノス/Polukranosが現れた。2人は協力してこの強大な怪物を倒し、エルズペスは神話に称えられる太陽の勇者/The Champion of the Sunとなった。

Godsend, Part II

エルズペスはメレティスで数ヶ月を過ごし、ダクソスとの仲を深めていた。だがその幸せな日々は、都市国家アクロス/Akrosミノタウルスの軍勢に包囲されているという知らせによって突如破られた。ダクソスとエルズペス、そしてメレティス軍とセテッサ/Setessa軍はアクロスへ向かった。ダクソスは魔法で川を氾濫させてミノタウルスを押し流すべく、アクロス王妃サイミーディ/Cymedeと行動を共にした。最終的にサイミーディがその身をケラノス/Keranosに捧げることで、彼らは勝利を収めた。

だがそれらはすべてゼナゴス/Xenagosの計画のうちだった。彼らの勝利を祝う宴は、ゼナゴスを神の座に昇らせる儀式となった。エルズペスの武器と英雄の地位に嫉妬したゼナゴスは、魔法で彼女に幻覚を見せた。エルズペスは新ファイレクシア/New Phyrexiaを去る最後の瞬間、小部屋で抹消者/Obliteratorに追い詰められる場面[1]の中にいた。彼女は抹消者と必死に戦い、心臓を突き刺し、そして――正気を取り戻したエルズペスが見たのは、喉を貫かれて動かなくなったダクソスと、血塗れの自分の手だった。

エルズペスは神となったゼナゴスを倒すことを決意し、アジャニ/Ajaniとの旅の果てに、ニクスの入り口、ニクソス/Nykthosに辿り着いた。この先に進むには、神の一柱を選び、その試練を受けなければならない。事前にタッサ/Thassaから自分を選べば易しい試練を与えようと言われていたにも関わらず、エルズペスはエレボス/Erebosを選択した。彼の試練を突破し、そしてゼナゴスを討ち倒した彼女は、死の国/The Underworldの神たるエレボスに願い出た。私の命と引き換えに、ダクソスを定命の者の世界へ戻してほしいと。

エレボスは彼女の願いを聞き届けた。ヘリオッドに殺害されたエルズペスは死の国へと送られ、そしてダクソスは定命の者の世界へと帰還した。かつて2人が笑い合った清流の傍に、愛する者を探して彷徨う、1人の蘇りし者/The Returnedの姿があった。

登場

登場カード

カード名に登場

統率者2015
ダクソスの苦悩/Daxos's Torment

フレイバー・テキストに登場

テーロス
速羽根のサンダル/Fleetfeather Sandals
テーロス還魂記
陽光たてがみのペガサス/Sunmane Pegasus苦悶の悔恨/Agonizing Remorse

イラストに登場

テーロス還魂記
苦悶の悔恨/Agonizing Remorse(幻影)、栄光への目覚め/Rise to Glory

登場作品・登場記事

脚注

  1. The Lost Confession/失われし告白(Uncharted Realms 2013年9月11日 Jenna Helland著)

参考

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