十字軍/Crusade

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2020年6月11日 (木) 12:38時点におけるかける (トーク | 投稿記録)による版
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Crusade / 十字軍 (白)(白)
エンチャント

白のクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。


マジック黎明期から存在する、の代表的なクリーチャー全体強化カード。昔の白ウィニーデッキ必須の旗。

色拘束こそ厳しいもののわずか2マナと低コストなので、軽量を基本とするウィニー・デッキによく噛み合っている。さらに、白のウィニー・クリーチャーはコスト・パフォーマンスがよく、数も多い。このため他の色のウィニーより、土地を削ってクリーチャーや呪文を増やすことができ、黎明期における白ウィニーのデッキパワーを押し上げる要因となった。

欠点は、対戦相手コントロールする白クリーチャーをも強化してしまうところ。自分のウィニーを強化しているつもりが、対戦相手のクリーチャーを強化してしまっては元も子もない。もしミラーマッチとなってしまった場合、サイドボードに引き下げることにもなるだろう(もっともそれは相手も同様なので、相手のこれを合わせたパワーゲームに持ち込むのも1つの手である)。ちなみに、マスクス・ブロック時代はリベリオンのミラーマッチでこれが頻発した。

第6版を最後に基本セット落ち。その後第8版を選ぼう再録カード候補に上げられるも、栄光の頌歌/Glorious Anthemに敗れる。さらに後の時代にほぼ純粋な上位互換である清浄の名誉/Honor of the Pureも登場した。もはや過去のカードと化した感はあるが、逆に言えばそれだけ数多くの優秀な後継カードを生み出した、偉大な名カードであるということだろう。

2020年6月10日、ウィザーズは人種差別的または文化的に不快と感じられる描写があるカードをMagic: the Gatheringから無くすため、当該カードを全ての公式トーナメントでの禁止及びGathererから画像を削除することにするという方針を発表した。[1] 十字軍も初期のカードのイラストが史実の十字軍をそのままモチーフにしたイラストだったのが問題だったためか、公式で禁止されることとなった。

脚注

  1. Depictions of Racism in Magic(2020年6月10日 News By Wizards of the Coast)

関連カード

主な類似カード

自軍のみ恩恵を受けるタイプのカードは栄光の頌歌/Glorious Anthem #関連カードを参照。

敵味方問わずクリーチャーに修整を与える白のエンチャント

敵味方問わず特定の特性を持つクリーチャーに+X/+Xの修整を与える白のエンチャント

その他

参考

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