変わり谷/Mutavault

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2013年12月28日 (土) 19:24時点におけるSk (トーク | 投稿記録)による版
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ミシュラの工廠/Mishra's Factoryの亜種。

能力起動コストクリーチャー化したときのサイズはミシュラの工廠と全く同じで、組立作業員強化するタップ能力を持たないため、単体の性能で言えば下位互換になる。しかしすべてのクリーチャー・タイプを持つため、実質的には多くの部族カードと相性が良いという長所がある。例えば、単体では本家のように3/3のブロッカーとして使うことはできないが、何かしらロードが1体いれば3/3のアタッカーにもブロッカーにもなるなど。

モーニングタイドで登場した際のスタンダードでは、多くのデッキで採用され活躍した。この時期は優秀な多色地形が豊富であったため、無色マナしか生み出せない土地であるこのカード多色デッキにおいても4枚積みされるということが珍しくなかった。またフェアリーデッキなどの部族デッキでは、全てのクリーチャー・タイプを持つことも重要な要素だった。

その後、基本セット2014再録。僅かな期間だが部族をテーマとするイニストラード・ブロックと共に使用可能であり、各種人間デッキを始めとする多くのデッキで採用され、結果を残した。テーロス参入後は部族デッキこそ減ったものの、至高の評決/Supreme Verdict神々の憤怒/Anger of the Godsをすり抜け、突然の衰微/Abrupt Decay漸増爆弾/Ratchet Bombを受け付けない点を買われ、様々なデッキで活躍している。特に単色傾向の強い信心デッキには手放しで4枚積みされている。強く部族シナジーを意識したデッキこそないものの、ザスリッドの屍術師/Xathrid Necromancer波使い/Master of Wavesなどとのシナジーでクリーチャー・タイプを活かせることもしばしば。

エクステンデッドでも見かける機会は少なくない。エターナルではランドスティルに本家ミシュラの工廠が採用されるものの、カウンタースリヴァーマーフォークといった部族デッキではクリーチャー・タイプによるシナジーが形成されるためこちらが採用される。

参考

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