夏の帳/Veil of Summer

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2019年11月12日 (火) 12:32時点におけるPiyopiyo (トーク | 投稿記録)による版
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Veil of Summer / 夏の帳 (緑)
インスタント

このターンに対戦相手が青か黒の呪文を唱えていたなら、カードを1枚引く。このターン、あなたがコントロールしている呪文は打ち消されない。ターン終了時まで、あなたとあなたがコントロールしているパーマネントは青からと黒からの呪禁を得る。(それらは、対戦相手がコントロールしている青や黒の呪文や能力の対象にならない。)


基本セット2020対抗色対策カードサイクル。サイクル中唯一除去ではなく、そのターン打ち消されないからの呪禁を付与する、条件つきキャントリップ呪文

秋の帳/Autumn's Veilから全面的に強化された上位互換。特にキャントリップがついたのが大きな進歩で、適切な呪文に対応して唱えるだけで1マナテンポ・アドバンテージのみならず1枚のカード・アドバンテージをも獲得できる。もちろん能力に対応しての呪禁付与として使っても損はないし、最悪でも対戦相手が何か行動を起こしていれば手札を回すためには使える。

除去、打ち消し手札破壊等、青黒の得意とする多くのアクションを容易に却下できる、いわば1マナとなった色対策版謎めいた命令/Cryptic Commandとして存在そのものが心理アドバンテージを産む優秀なサイドボード要員。登場時のスタンダードではエスパー・コントロールグリクシス・コントロールに対しての有効な対策になり、青単テンポの復権やシミック・フラッシュの登場も活躍を後押ししている。エルドレインの王権の登場後は強力な緑の脅威に対する黒や青の対策を封じ込めて、このカードを苦手とするデッキそのものを環境から駆逐してしまった。

モダン以下でもサイドボード要員の一つとして採用されている。特にストームデッキには有効であり、露払いの手札破壊を無効化し、フィニッシュの苦悶の触手/Tendrils of Agonyもまとめて対処できてしまう。キーカードに対する手札破壊や打ち消しを防ぐ性能を評価されて、コンボデッキ側が搭載する動きもある。

パイオニアにおいても優秀なサイドボード要因として使用されていたが、緑単信心を始めとした緑ベースのアグロランプデッキがミッドレンジコントロールデッキを餌食としてメタゲームに過剰に存在しているということで、自然なメタゲームの圧力がより良くこれらの戦略に対する反発力を提供するために、2019年11月12日に禁止カードに指定された[1]

関連カード

サイクル

基本セット20202色同時対策カードサイクル。いずれも自身の対抗色2を対策するインスタントソーサリーで、稀少度アンコモン基本セット2011の色対策カードサイクルリメイク

脚注

  1. November 11, 2019 Pioneer Banned Announcement/2019年11月11日 パイオニア禁止告知

参考

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