紅蓮地獄/Pyroclasm

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*[[焦熱の合流点/Fiery Confluence]] - 4マナ1点。ダブルシンボル。モードの一つで、最大3回選べる。([[統率者2015]])
 
*[[焦熱の合流点/Fiery Confluence]] - 4マナ1点。ダブルシンボル。モードの一つで、最大3回選べる。([[統率者2015]])
 
*[[コジレックの帰還/Kozilek's Return]] - 3マナ2点。インスタント。[[欠色]]。[[墓地]]にある時に7マナ以上の[[エルドラージ]]・[[クリーチャー]]呪文を唱えると全体に5点。([[ゲートウォッチの誓い]])
 
*[[コジレックの帰還/Kozilek's Return]] - 3マナ2点。インスタント。[[欠色]]。[[墓地]]にある時に7マナ以上の[[エルドラージ]]・[[クリーチャー]]呪文を唱えると全体に5点。([[ゲートウォッチの誓い]])
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*[[焼夷式破壊工作/Incendiary Sabotage]] - 4マナ3点。ダブルシンボル。インスタント。追加コストとしてアーティファクトを1つ生け贄に捧げる。([[カラデシュ]])
  
 
==参考==
 
==参考==

2016年10月30日 (日) 22:35時点における版


Pyroclasm / 紅蓮地獄 (1)(赤)
ソーサリー

紅蓮地獄は、各クリーチャーにそれぞれ2点のダメージを与える。


の基本的な全体除去の1つ。

2マナという軽いマナ・コストで複数の小型クリーチャー除去できるので、テンポ及びカード・アドバンテージの両面で優れている。アイスエイジで登場して以来、主にウィニー対策として多くのデッキで使用されている。

  • 第7版まで赤の全体除去の基本だった地震/Earthquakeと比べると「ダメージの値が固定である」「飛行クリーチャーにもダメージが入る」「プレイヤーにはダメージが入らない」という違いがある。1点目は地震に劣る部分だが、こちらはその分ダメージ効率で勝っている。2点目は多くの場合地震に勝る部分。自分の飛行クリーチャーにもダメージが入ってしまうが、赤の軽量飛行クリーチャーはそう多くない。飛行クリーチャーを多用するタイプのウィニーには特に効果的である。3点目は利点にも欠点にもなるが、ライフの損失をできる限り抑えたい低速のコントロールデッキではこちらが好まれることが多い。
  • 1マナ重くすると蒸気の突風/Steam Blast。プレイヤーにもダメージが入るようになる。
  • Mark Rosewaterのコラム「Ice Guys Finish First」ではアイスエイジのベストデザインカード第9位に選ばれ、「シンプルかつ完璧なデザイン」という高い評価を受けている。
  • “pyr(o)-”は「炎」や「熱」を、“clasm”は「破壊」を意味する。例えば火砕流のことを英語で“pyroclastic flow”という。
  • 「紅蓮地獄」とは本来、仏教における八寒地獄のひとつで、あまりの寒さに皮膚が破れて紅色の蓮花が咲いたように血が噴き出す地獄のこと。赤は赤だが、火炎で焼き尽くすイメージのこのカードとは正反対である。もっともそういう細かい知識を抜きにしてカード名の語感だけに注目すれば、雰囲気を踏まえたいい意訳と言えるだろう。また、このカードがアイスエイジで作られたカードである事も合わせれば、名訳とも考えられる。

関連カード

各クリーチャーにダメージを与える全体火力。特筆しない限りソーサリー。飛行を持たないクリーチャーにのみダメージを与えるものは微震/Tremorを参照。

参考

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