金切り声のコウモリ/Screeching Bat

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[[アップキープ]]開始時に[[マナ]]を[[支払う]]ことで[[正面]][[背面]]を切り替えることができる[[両面カード]]。正面は2/2[[飛行]][[コウモリ]]、背面は5/5の[[吸血鬼]]。
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[[アップキープ・ステップ|アップキープ]]開始時に[[マナ]]を[[支払う]]ことで[[コウモリ]]の姿と[[吸血鬼]]の姿を切り替えることができる[[両面カード]]。[[正面]]は2/2の[[飛行]]クリーチャー、[[背面]]は5/5の[[地上クリーチャー]]。
  
 
[[ブロッカー]]がいないときは5/5、いるときは2/2飛行といったように、状況に応じて使い分けられるのが強み。ただし[[変身]]に必要なマナが4点と大きいので、[[テンポ]]ロスには注意したい。
 
[[ブロッカー]]がいないときは5/5、いるときは2/2飛行といったように、状況に応じて使い分けられるのが強み。ただし[[変身]]に必要なマナが4点と大きいので、[[テンポ]]ロスには注意したい。
  
*マナを支払うかどうかを決めるのは、[[誘発型能力]]の[[解決]]時である。
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[[リミテッド]]では正面の時点でも悪くなく、[[大型クリーチャー]]にもなれるとあって強力。[[構築]]では正面だけでは物足りず、4[[ターン]]目から5/5で[[攻撃]]できる背面を活かすにも、[[喉首狙い/Go for the Throat]]や[[四肢切断/Dismember]]の存在から[[黒]]の[[タフネス]]5があまり[[除去耐性]]として機能しないのが辛い。
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*マナを支払うかどうかを決めるのは、[[誘発型能力]]の[[解決]]時である。一度支払うことが決まったら、もう変身が完了するまで割り込むタイミングはない。支払いに[[対応して]]正面を[[ショック/Shock]]で[[焼く]]ようなことはできない。
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**類似の[[ルール文章]](~とき/たび/時に、[[あなた]]は~を支払ってもよい。そうした場合、~。)を持つ[[カード]]はこれまでにも多数存在したが、このカードは支払うマナが多く、タフネスが大きく変動することから、上記の戦略が特に効果的に見えるため注意。
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*最初にデザインされた両面カードである([[狼男]]は変身条件の調整に時間がかかった)。もともと変身は[[インスタント・タイミング]]で行えるものであったが、常にその[[能力]]の存在を考慮して動かねばならず[[ゲーム]]が複雑になる上、飛行で攻撃を通した後に5/5に変身、という動きが強力すぎたため、アップキープに[[誘発]]する能力に変更された。(→[http://www.wizards.com/magic/magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/mm/161 Scary Stories, Part 1]参照)
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*[[センギアの吸血魔/Sengir Nosferatu]]以来となる、「コウモリに変身する吸血鬼」を表したカード。こちらはコウモリの方が初期状態である。
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*背面の日本語版[[カード名]]が[[忍び寄る吸血者/Stalking Bloodsucker]]に似ている。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:イニストラード]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:イニストラード]] - [[アンコモン]]

2011年9月28日 (水) 17:51時点における版


Screeching Bat / 金切り声のコウモリ (2)(黒)
クリーチャー — コウモリ(Bat)

飛行
あなたのアップキープの開始時に、あなたは(2)(黒)(黒)を支払ってもよい。そうした場合、金切り声のコウモリを変身させる。

2/2
Stalking Vampire / 忍び寄る吸血鬼
〔黒〕 クリーチャー — 吸血鬼(Vampire)

あなたのアップキープの開始時に、あなたは(2)(黒)(黒)を支払ってもよい。そうした場合、忍び寄る吸血鬼を変身させる。

5/5

アップキープ開始時にマナ支払うことでコウモリの姿と吸血鬼の姿を切り替えることができる両面カード正面は2/2の飛行クリーチャー、背面は5/5の地上クリーチャー

ブロッカーがいないときは5/5、いるときは2/2飛行といったように、状況に応じて使い分けられるのが強み。ただし変身に必要なマナが4点と大きいので、テンポロスには注意したい。

リミテッドでは正面の時点でも悪くなく、大型クリーチャーにもなれるとあって強力。構築では正面だけでは物足りず、4ターン目から5/5で攻撃できる背面を活かすにも、喉首狙い/Go for the Throat四肢切断/Dismemberの存在からタフネス5があまり除去耐性として機能しないのが辛い。

  • マナを支払うかどうかを決めるのは、誘発型能力解決時である。一度支払うことが決まったら、もう変身が完了するまで割り込むタイミングはない。支払いに対応して正面をショック/Shock焼くようなことはできない。
    • 類似のルール文章(~とき/たび/時に、あなたは~を支払ってもよい。そうした場合、~。)を持つカードはこれまでにも多数存在したが、このカードは支払うマナが多く、タフネスが大きく変動することから、上記の戦略が特に効果的に見えるため注意。
  • 最初にデザインされた両面カードである(狼男は変身条件の調整に時間がかかった)。もともと変身はインスタント・タイミングで行えるものであったが、常にその能力の存在を考慮して動かねばならずゲームが複雑になる上、飛行で攻撃を通した後に5/5に変身、という動きが強力すぎたため、アップキープに誘発する能力に変更された。(→Scary Stories, Part 1参照)
  • センギアの吸血魔/Sengir Nosferatu以来となる、「コウモリに変身する吸血鬼」を表したカード。こちらはコウモリの方が初期状態である。
  • 背面の日本語版カード名忍び寄る吸血者/Stalking Bloodsuckerに似ている。

参考

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