麻痺/Paralyze

提供:MTG Wiki

2014年6月15日 (日) 16:56時点におけるGariu (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

Paralyze / 麻痺 (黒)
エンチャント — オーラ(Aura)

エンチャント(クリーチャー)
麻痺が戦場に出たとき、エンチャントされているクリーチャーをタップする。
エンチャントされているクリーチャーは、それのコントローラーのアンタップ・ステップにアンタップしない。
エンチャントされているクリーチャーは「あなたのアップキープの開始時に、あなたは(4)を支払ってもよい。そうした場合、このクリーチャーをアンタップする。」を持つ。


の優秀クリーチャー除去オーラ。直接的な除去が中心の黒としては珍しい擬似除去である。

中盤過ぎには除去として確実性を失うものの、アンタップコストが4マナ重いため、それでも大きくテンポを殺ぐことができる。また、冬の宝珠/Winter Orbと併用すれば、相手はアンタップに4マナも使うわけにはいかないため、より確実性の高い除去として機能する。

序盤が勝負となるウィニーにとっては、1マナと軽いため自身の展開を阻害せず、相手とテンポ面で大きな差をつけられるため有用だった。同様に、序盤を凌げば良いコントロールデッキにおいても、ウィニーへの対策として投入された。さらにA定食に対しても、剣を鍬に/Swords to Plowshares稲妻/Lightning Boltと並び強力な対策となった。

黒にしては珍しいアンタップ能力が注目され、黒色の強いリアニメイトデッキにて、サルディアの巨像/Colossus of Sardiaのアンタップ手段として賦活/Instill Energy代わりに使われていた時期もある。

  • 第5版以前のルール文章では「本来の(アンタップ・)コストに加えて(4)を支払う」と累積されるようになっており、サルディアの巨像につけた場合は13マナ支払う必要があった。2000年2月頃のオラクル更新で「アップキープに(4)を支払うことでアンタップ」と変更され、4マナ支払うだけでアンタップできるようになった。
  • 第6版より前のルールではアップキープ中にいくらでもアンタップできたので、草原のドルイド僧/Ley Druidにつけることで無限マナを出すことが可能だった。
  • 第4版までのイラストGuardian Angelイラストと繋がっている。
  • このカードの存在を根拠に、次元の混乱では黒に「クリーチャーをタップする」能力が割り振られている。

参考

MOBILE