黒赤ビートダウン

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2010年12月28日 (火) 23:34時点における八汰烏 (トーク | 投稿記録)による版
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黒赤ビートダウン(BR Beatdown)は、クリーチャー除去手札破壊を得意とすると、除去兼直接ダメージである火力を持ったの組み合わせによるビートダウンデッキ

目次

概要

クリーチャーの直接除去が可能なため単色デッキに比べてファッティに強く、単色にはない火力という効率的な直接ダメージ源を持つ。

除去や手札破壊によりビートダウンながらコントロール力は高い。また、土地破壊や手札破壊のおかげでコントロールパーミッションに対しては総じて有利である。

一方でのビートダウンデッキとの相性はよくない。火力も直接除去もカード・アドバンテージは得づらいものが多く、最終的には戦場のクリーチャーが勝負を握ることになる。しかし、ウィニースーサイドクリーチャーに頼ることが多いこちらに対し、緑や白のクリーチャーはコスト・パフォーマンスが高く、さらにプロテクション被覆を持つものが多いため、直接的な殴り合いには押し負ける場合が多い。

黒・赤ともに対処のしにくいエンチャントも苦手とする。崇拝/Worship(+プロテクションクリーチャー)や物語の円/Story Circleなどのエンチャントに封殺されることもしばしば。

  • スライなどの赤系ビートダウンが安定性の向上のため黒をタッチすることも多い。

ゼンディカー・ブロック+ミラディンの傷跡ブロック期

吸血鬼デッキをベースに火力を加えたデッキが登場した。



詳細は吸血鬼を参照のこと。

アラーラの断片ブロック+ゼンディカー・ブロック期

環境スライタッチした構成で組まれる。



メタゲームの中心にあるジャンドを意識して、速度を高められており、ボール・ライトニング/Ball Lightningを筆頭とする歩く火力を多めに採用することで高速で対戦相手ライフ削ることができる。

タッチカラーの黒からは荒廃稲妻/Blightningが採用され、本体火力+手札破壊により対コントロールに優位に立つ。

サンプルレシピ

メインデッキ (60)
土地 (24)
4 乾燥台地/Arid Mesa
4 竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit
4 溶岩爪の辺境/Lavaclaw Reaches
8 山/Mountain
4 沸騰する小湖/Scalding Tarn
クリーチャー (16)
4 ボール・ライトニング/Ball Lightning
4 ゴブリンの先達/Goblin Guide
4 地獄の雷/Hell's Thunder
4 地獄火花の精霊/Hellspark Elemental
インスタント・ソーサリー (20)
4 荒廃稲妻/Blightning
3 噴出の稲妻/Burst Lightning
3 地震/Earthquake
4 稲妻/Lightning Bolt
2 消しえる火/Quenchable Fire
4 焼尽の猛火/Searing Blaze
サイドボード
4 死の印/Deathmark
2 破滅の刃/Doom Blade
4 ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster
3 魔力のとげ/Manabarbs
2 消しえる火/Quenchable Fire

ローウィン=シャドウムーア・ブロック+アラーラの断片ブロック期

環境スライをベースにを追加した、赤黒ブライトニングと呼ばれるビートダウンデッキが登場した。



詳細は赤黒ブライトニングを参照のこと。

時のらせんブロック+ローウィン=シャドウムーア・ブロック期

モグの戦争司令官/Mogg War Marshal苦花/Bitterblossomのようなトークンを生成するカードと、ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk大いなるガルガドン/Greater Gargadonのようなトークンを活用するカードのシナジーを利用した黒赤トークンが登場。



ローウィン参入直後から存在したデッキタイプであるが、モーニングタイドシャドウムーアが加わるにつれ強力なパーツが追加され、メタゲームの一角を担うまでになった。

詳細は黒赤トークンを参照のこと。

ラヴニカ・ブロック期

ディセンション黒赤ギルド/Guildラクドス教団/The Cult of Rakdosが登場したことにより復活を果たす。



強力なドローエンジンである闇の腹心/Dark Confidantの存在も大きい。

詳細はラクドス・アグロの項目を参照のこと。

オンスロート・ブロック期

同時期のゴブリン総帥の召集/Patriarch's Biddingを足したゴブリン召集が登場。



詳細はゴブリン召集を参照のこと。

マスクス・ブロック+インベイジョン・ブロック期

除去手札破壊に長けたマシーンヘッドが登場。



除去は当時のメタゲームに合致していた上、暗黒の儀式/Dark Ritualも使用可能だったため圧倒的な爆発力を誇る。Tom van de Logt世界選手権01王者につかせるほどの活躍を見せた。

詳細はマシーンヘッドを参照のこと。

テンペスト・ブロック+ウルザ・ブロック期

環境スライに、ファイレクシアの抹殺者/Phyrexian Negatorダウスィーの怪物/Dauthi Horrorなどの軽量クリーチャーを加えたデッキが登場。



サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (16)
4 モグの狂信者/Mogg Fanatic
4 投火師/Fireslinger
4 ダウスィーの怪物/Dauthi Horror
4 ファイレクシアの抹殺者/Phyrexian Negator
インスタント・ソーサリー (17)
4 ショック/Shock
4 焚きつけ/Kindle
2 音波の炸裂/Sonic Burst
3 ボガーダンの鎚/Hammer of Bogardan
4 略奪/Pillage
エンチャント・アーティファクト (4)
2 ゴブリンの砲撃/Goblin Bombardment
2 呪われた巻物/Cursed Scroll
土地 (23)
9 山/Mountain
6 沼/Swamp
4 硫黄泉/Sulfurous Springs
4 不毛の大地/Wasteland
サイドボード
4 ボトルのノーム/Bottle Gnomes
3 夜の戦慄/Dread of Night
4 急速な衰微/Rapid Decay
2 死の茂み/Brush with Death
2 非業の死/Perish

ミラージュ・ブロック構築

環境スライに、タッチしたブードゥーが登場。



詳細はブードゥーを参照のこと。

アイスエイジ・ブロック+ミラージュ・ブロック期

同時期のスライライフゲイン対策の絶望の荒野/Forsaken Wastesなどのためにタッチしたデッキが登場、絶望スライの名で呼ばれた。



詳細は絶望スライを参照のこと。

エクステンデッド

スカージ参入後のエクステンデッドにも、ゴブリン召集デッキが存在した。



総帥の召集/Patriarch's Biddingの代わりに生ける屍/Living Deathを採用することから、Death Goblin Wishの名で呼ばれる。

レガシー

スーサイドブラッククリーチャー除去兼高速化のために火力を足したRed Deathが登場した。



参考

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