「とても謎めいた命令/Very Cryptic Command」を編集中
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|コスト= (1)(青)(青)(青) | |コスト= (1)(青)(青)(青) | ||
|タイプ=インスタント | |タイプ=インスタント | ||
− | |カードテキスト=以下から2つを選ぶ。<br />・黒枠の呪文1つを対象とし、それを打ち消す。<br />・クリーチャー1体を対象とし、それをオーナーの手札に戻す。<br />・あなたがコントロールしていてすかしを持つ各パーマネントをアンタップする。<br /> | + | |カードテキスト=以下から2つを選ぶ。<br />・黒枠の呪文1つを対象とし、それを打ち消す。<br />・クリーチャー1体を対象とし、それをオーナーの手札に戻す。<br />・あなたがコントロールしていてすかしを持つ各パーマネントをアンタップする。<br />・プレイヤー1人を対象とする。6面体サイコロを2個振る。そのプレイヤーは自分のライブラリーの一番上からX枚のカードを自分の墓地に置く。Xはそれらの出目の合計に等しい。 |
|アーティスト=Zoltan Boros | |アーティスト=Zoltan Boros | ||
|Gathererid=439648 | |Gathererid=439648 | ||
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|背景=legal}} | |背景=legal}} | ||
− | [[謎めいた命令/Cryptic Command]]のセルフパロディ。4つの[[モード]]から2つを選ぶ(1)(青)(青)(青)の[[インスタント]] | + | [[謎めいた命令/Cryptic Command]]のセルフパロディ。4つの[[モード]]から2つを選ぶ(1)(青)(青)(青)の[[インスタント]]なのは本家と同様だが、6種類ものバージョンがある。 |
それぞれ[[青]]の[[色の役割|役割]]となっている様々な[[効果]]が詰め込まれており、どのバージョンも最低1つは[[カード・アドバンテージ]]に繋がるモードが入っているため、本家同様に柔軟で便利に運用できる。 | それぞれ[[青]]の[[色の役割|役割]]となっている様々な[[効果]]が詰め込まれており、どのバージョンも最低1つは[[カード・アドバンテージ]]に繋がるモードが入っているため、本家同様に柔軟で便利に運用できる。 | ||
− | * | + | *海外サイトによる公式プレビューではバージョンBしか公開されず<ref>[http://www.toplevelpodcast.com/very-cryptic-command/ Very Cryptic Command](Top Level Podcast)</ref>、「[[黒枠]]でも使用可能なモードばかりで、[[銀枠]]の[[カード]]としては地味」と思われていた。しかしその後、発売日直前に「モードの異なる命令が複数存在する」という情報がネット上を飛び交い、真の意味で「とても謎めいた」命令であることが明らかになった。 |
− | *バージョンAの{{Gatherer|id=439645}}の[[アーティスト]]は、[[ローウィン]]の[[命令]][[サイクル]]の[[絵|イラスト]]を担当した[[Wayne England]] | + | *バージョンAの{{Gatherer|id=439645}}の[[アーティスト]]は、[[ローウィン]]の[[命令]][[サイクル]]の[[絵|イラスト]]を担当した[[Wayne England]]。謎めいた命令のパロディにふさわしいアーティストとして最初は彼にイラストが発注されたが、残念なことにイラストが完成する前に彼はこの世を去った。彼が[[マジック:ザ・ギャザリング]]に遺した最後の作品として、バージョンAのみ、そのスケッチに手を加えず印刷したものが採用されることになった<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/unstable-art-descriptions-2017-12-13 Unstable Art Descriptions](Feature [[2017年]]12月13日)</ref>。 |
**Aの3番目のモードは、Wayne Englandを指定した[[アーティスト・マター]]となっている。 | **Aの3番目のモードは、Wayne Englandを指定した[[アーティスト・マター]]となっている。 | ||
==ルール== | ==ルール== | ||
;B | ;B | ||
− | *2番目のモードにおいて、ハイフンで繋がれている単語は1単語として扱う<ref name="FAQ">[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/unstable-faqawaslfaqpaftidawabiajtbt-2017-11-22 Unstable FAQAWASLFAQPAFTIDAWABIAJTBT]/[ | + | *2番目のモードにおいて、ハイフンで繋がれている単語は1単語として扱う<ref name="FAQ">[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/unstable-faqawaslfaqpaftidawabiajtbt-2017-11-22 Unstable FAQAWASLFAQPAFTIDAWABIAJTBT]/[http://mtg-jp.com/rules/docs/faq_ust_j.html 『Unstable』 よくある質問とそうでもない質問とめったにないだろうけど一応答えておく質問集](News 2017年11月22日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。例えば[[レンチの装具工/Wrench-Rigger]]、[[大クラゲ/Man-o'-War]]、[[自己組立機械/Self-Assembler]]なども[[タップ]]される。 |
;C | ;C | ||
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*1番目のモードで[[対象]]にした[[パーマネント]]はオーナーではなく、[[コントローラー]]の手札に加わる。{{CR|400.3}}は無視される。ゲームが終わったら忘れずにオーナーに返そう<ref name="FAQ"/>。 | *1番目のモードで[[対象]]にした[[パーマネント]]はオーナーではなく、[[コントローラー]]の手札に加わる。{{CR|400.3}}は無視される。ゲームが終わったら忘れずにオーナーに返そう<ref name="FAQ"/>。 | ||
*4番目のモードの「裏返す/turn over」とは、そのカードを物理的に裏返すことを意味する<ref name="FAQ"/>。 | *4番目のモードの「裏返す/turn over」とは、そのカードを物理的に裏返すことを意味する<ref name="FAQ"/>。 | ||
− | **通常の[[クリーチャー]]は[[裏向き]]になる。それは[[カード名]]、[[クリーチャー・タイプ]]、[[マナ・コスト]]、[[ルール文章]]や[[フレイバー・テキスト]]を持たない、[[無色]]の2/2のクリーチャーである({{CR| | + | **通常の[[クリーチャー]]は[[裏向き]]になる。それは[[カード名]]、[[クリーチャー・タイプ]]、[[マナ・コスト]]、[[ルール文章]]や[[フレイバー・テキスト]]を持たない、[[無色]]の2/2のクリーチャーである({{CR|707.2a}})。 |
− | **裏向きのクリーチャーは[[表向き]] | + | **裏向きのクリーチャーは[[表向き]]になる。これは[[変異誘発型能力]]を[[誘発]]させる。 |
**[[両面カード]]は[[第1面]]から[[第2面]]に、もしくは第2面から第1面になる。これは「[[変身]]したとき」の[[誘発型能力]]を誘発させる。 | **[[両面カード]]は[[第1面]]から[[第2面]]に、もしくは第2面から第1面になる。これは「[[変身]]したとき」の[[誘発型能力]]を誘発させる。 | ||
**[[拡張]]や[[怪物たらし、グルシルダ/Grusilda, Monster Masher]]によって結合している1組のクリーチャーは、2枚のカードから成る1体の裏向きのクリーチャーになる。[[B.F.M. (Big Furry Monster)]]も同様。 | **[[拡張]]や[[怪物たらし、グルシルダ/Grusilda, Monster Masher]]によって結合している1組のクリーチャーは、2枚のカードから成る1体の裏向きのクリーチャーになる。[[B.F.M. (Big Furry Monster)]]も同様。 | ||
**合体している1組の[[合体カード]]は、第1面を上にした2つのパーマネントになる。 | **合体している1組の[[合体カード]]は、第1面を上にした2つのパーマネントになる。 | ||
− | **第1面を上にした合体カードを裏返したなら、それは[[墓地に置く|墓地に置かれる]]<ref>[ | + | **第1面を上にした合体カードを裏返したなら、それは[[墓地に置く|墓地に置かれる]]<ref>[http://markrosewater.tumblr.com/post/168754674688/what-happens-when-you-turn-over-one-half-of-a Blogatog](Mark Rosewaterのブログ)</ref>。 |
− | **[[予示]]により裏向きのクリーチャーとなっている[[インスタント]]・カードか[[ソーサリー]]・カードを裏返したなら、それは墓地に置かれる<ref>[ | + | **[[予示]]により裏向きのクリーチャーとなっている[[インスタント]]・カードか[[ソーサリー]]・カードを裏返したなら、それは墓地に置かれる<ref>[http://markrosewater.tumblr.com/post/168773293393/if-you-use-vcc-to-turn-over-a-manifested-instant Blogatog]</ref>。[[こじ開け/Break Open]]などで表向きにする場合({{CR|701.32e}})と裁定が異なるので注意。 |
− | **[[動くライブラリー/Animate Library]]によって[[クリーチャー化]]しているライブラリーを裏返す場合は、それを丸ごとひっくり返す。それまで[[ライブラリーの一番下]]だったカードが[[ライブラリーの一番上]]になり、以後、ライブラリーの一番上のカードを[[公開する|公開]]したまま[[プレイ]]する<ref>[ | + | **[[動くライブラリー/Animate Library]]によって[[クリーチャー化]]しているライブラリーを裏返す場合は、それを丸ごとひっくり返す。それまで[[ライブラリーの一番下]]だったカードが[[ライブラリーの一番上]]になり、以後、ライブラリーの一番上のカードを[[公開する|公開]]したまま[[プレイ]]する<ref>[http://markrosewater.tumblr.com/post/168371515328/what-happens-if-i-use-very-cryptic-command-to-turn Blogatog]</ref>。 |
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*3番目のモードに関する[[ルール]]は[[大体/More or Less#ルール|大体/More or Less]]を参照。 | *3番目のモードに関する[[ルール]]は[[大体/More or Less#ルール|大体/More or Less]]を参照。 | ||
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==脚注== | ==脚注== | ||
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==参考== | ==参考== | ||
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*[[トリプルシンボルカード]] | *[[トリプルシンボルカード]] | ||
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*[[カード個別評価:Unstable]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:Unstable]] - [[レア]] | ||
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