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− | 2つ以上の[[発生源]]による[[ダメージ]]では[[破壊されない]][[クリーチャー]]。今の[[破壊不能]]が主要メカニズムに登場した[[ダークスティール]]より前に作られた、当時では珍しい[[能力]]を持つクリーチャーである。
| + | 細かい[[ダメージ]]ならば、いくら受けても死なない[[クリーチャー]]。 |
| + | 例えば[[黒死病/Pestilence]]などとの[[シナジー]]が嫌らしい。 |
| + | 黒死病を何度起動してもこれは[[除去]]されないので、周りを一掃した後で、これが悠々と攻撃するというようなことができる。 |
| + | もっとも、[[恐怖/Terror]]などで案外あっさり[[除去]]されてしまうので、過信なきよう。 |
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− | *ダメージの発生源は覚えているので、単一の[[シヴのヘルカイト/Shivan Hellkite]]や[[黒死病/Pestilence]]などで致死ダメージになるまで複数回ダメージを与えた場合にも破壊される。 | + | *後に類似クリーチャー、[[無神経な巨人/Callous Giant]]が作られている。 |
− | *[[ビジョンズ]]発売前の紹介記事では、「10体の2/2クリーチャーに一度に[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]されても、除去されないクリーチャー」などという売り文句を付けられていた。 | + | *[[ビジョンズ]]発売前の紹介記事では、『10体の2/2クリーチャーに一度にブロックされても、除去されないクリーチャー』などという売り文句を付けられていた。 |
− | *後に類似クリーチャーの[[無神経な巨人/Callous Giant]]が作られている。
| + | *ルール変更・テキストが変わった結果、わかりやすくなったクリーチャー。 |
| + | 当初のテキスト・ルールでは、これの能力は軽減ではなく、『ダメージは入っているが、1ソースからのダメージが[[タフネス]]を超えなければ死なない』というものだった。 |
| + | そのため、『これに1ダメージを与えたあと、[[血の渇き/Blood Lust]]を使えば除去できる』といった動作になっていた。 |
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− | ==オラクルの変遷==
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− | 印刷時の[[ルール・テキスト|テキスト]]は「オーガの処罰者は、1つの発生源からそれを破壊するのに十分なダメージが与えられないかぎり、致死ダメージによっては破壊されない。」というテキストであった。当時のルールでは、これに1点ダメージを与えたあと、[[血の渇き/Blood Lust]]を使えば[[除去]]することができた。
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− | 1999年11月の[[オラクル]]更新で、「オーガの処罰者が単一の発生源から致死ダメージでないダメージを与えられる場合、そのすべてのダメージを軽減する。」に変更された。この変更によって、先述の複数回のダメージによる致死ダメージで破壊できなくなった。
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− | [[Mark Gottlieb]]は、オラクルチームは当時「破壊されない」は独特な能力であったために変更されたと推測した。現在は「破壊されない」能力がメカニズムとして確立していることから、2009年4月24日のオラクル更新で、印刷時に近い現在のテキストに変更された。
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− | *[[基本セット2014]]の[[総合ルール]]改定で「破壊されない」は破壊不能に変更されたが、このカードは変更されていない。このクリーチャーの「破壊されない」は特殊な条件がついているためか、"Indestructible"ではなく"can't be destroyed"と表現されており、それを考慮したものと思われる。
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| ==参考== | | ==参考== |
− | *[[再録禁止カード一覧]]([[再録禁止カード]]) | + | *[[カード個別評価:ミラージュブロック]] |
− | *[[カード個別評価:ビジョンズ]] - [[レア]]
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| [[Category:ビジョンズの再録禁止カード|おおかのしよはつしや]] | | [[Category:ビジョンズの再録禁止カード|おおかのしよはつしや]] |